キッチン・ミクリヤの魔法の料理 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
馴染みある街が舞台の美味しそうな小説ということで手に取った。まだ読んでる途中だけど、えっ、とか、うーん…と思う点がいくつか。 飲食店で働こうとしているのに髪や爪の管理をしていない主人公。爪が伸びてるくらいじゃなくてデコってるというところで少し引いた。飲食系に携わったことない人はあまり気にしないのかな…。 客の言い間違いを指摘するのも、物語的に主人公の成長のためとはいえ、ないわーと思ってしまった…。 それに学生の女の子よ、たった一度食べに行った店で会った店員を道で見かけたからって、声かけるか?突っ込んだらおしまいだとは思うけども。 でも半分ほど読んで一番引っかかったのは、感情表現が乏しいお客様に対しての陽ちゃんの発言。 「アレキシサイミヤではないですか?」 ――お前は医者か。 主人公も「それと向き合って治療していけばいい」なんて(心の中とはいえ)言うな。 なんだかがっくりきた。
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心に寄り添う料理は人を幸せにすると実感する小説。ギクシャクした関係を改善したり、感情を現すことが苦手でも気持ちが伝わる。若年性認知症の父を持つ家族の苦悩や悲しみも思い出の料理を囲むひとときは幸せな家族の団らんとなる。恋と仕事を失い生きる気力をなくしていたまどかを救った陽ちゃんのオ...
心に寄り添う料理は人を幸せにすると実感する小説。ギクシャクした関係を改善したり、感情を現すことが苦手でも気持ちが伝わる。若年性認知症の父を持つ家族の苦悩や悲しみも思い出の料理を囲むひとときは幸せな家族の団らんとなる。恋と仕事を失い生きる気力をなくしていたまどかを救った陽ちゃんのオムライス。度Sな百瀬さんとのやりとりも微笑ましく、まどかの毎日も張り合いのあるものとなった。
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ミクリヤの料理どれも美味しそうで、洋食屋さんに行きたくなる。あの占い師さんはあれだけなの?もっと出てきて欲しかった。まどか30歳という年齢の割には思考が幼すぎないか?22、23ならまあまだしも、もうちょっと落ち着きが欲しい。
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キリギリス生活をしていた主人公は、ついに無職。 次の仕事が決まるまで、と幼馴染の店でバイトをする事に。 連続短編になっていて、個性豊かと言うか すごい人達がいる店に。 店主はまとも…です、驚くほどに。 楽に生きていきたい、と思うのは普通ですが その分デメリットもあるわけで。 ...
キリギリス生活をしていた主人公は、ついに無職。 次の仕事が決まるまで、と幼馴染の店でバイトをする事に。 連続短編になっていて、個性豊かと言うか すごい人達がいる店に。 店主はまとも…です、驚くほどに。 楽に生きていきたい、と思うのは普通ですが その分デメリットもあるわけで。 若かったらあれですが、年を重ねていくと 何か突起するものがないと危険な状態に。 ものすごく反面教師っぽい始まりでした。 接客業をするにあたって、お客様に 恥をかかせてはいけない等。 普通に仕事をする上でも使えそうな話が出てきたり 読むだけでも知識がつきそうな場面も。 とはいえ…主人公ほどへこたれずに生きていけても 調節Sの調理助手の人とは知り合いたくないです…w
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