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心 日本の内面生活がこだまする暗示的諸編 の商品レビュー

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2016/12/04

ラフカディオ・ハーン。小泉八雲の『心』を平川祐弘氏が 訳した本。明治の日本。西洋一辺倒から日本回帰へ 現代の価値観でいうと右翼や国粋主義的な論調もありますが そのころの空気や、捻じ曲げられることのない根幹としての 主体性や日本人の矜持としては、必要な心であり考えかた であろうと思...

ラフカディオ・ハーン。小泉八雲の『心』を平川祐弘氏が 訳した本。明治の日本。西洋一辺倒から日本回帰へ 現代の価値観でいうと右翼や国粋主義的な論調もありますが そのころの空気や、捻じ曲げられることのない根幹としての 主体性や日本人の矜持としては、必要な心であり考えかた であろうと思います。 また、小泉氏との交流から雨森信成氏の半生とその哲学、 英語での日本(人)論。と日本回帰。保守主義。 面白い内容であったと思います。 停車場にて 日本文明の真髄 門づけ 旅日記から 阿弥陀寺の比丘尼 戦後に 春 趨勢一瞥 業の力 ある保守主義者 神々の黄昏 前世の概念 コレラの流行期に 祖先崇拝についての若干の考察 君子 の15編 と解説と論考

Posted byブクログ