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「リベラル」がうさんくさいのには理由がある の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2017/12/09
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※このレビューにはネタバレを含みます

誰もが知っているように日本では既に様々なギャンブルが行われています 期待値が50%のつまり掛け金の半分しか透析に分配されない宝くじや坂口は最高額を7億円80億円に引き上げて射幸心を煽っています ジャンボ宝くじで7億円が当たる確率は10,000,000分の1で交通事故で死ぬ確率30,000人に1人よりもはるかに行く宝くじを買い続けるとほとんどの人は大損します 掛け金の25%が問答無用で差し引かれる競馬や競輪オートレースなどの光栄と僕も同じで法によって国家が事業を独占し確実にボロ儲けできることから 愚か者に化された税金 と呼ばれています

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2017/10/10

リベラル(自由主義)は本来国を法で縛ることにあります。 なぜ今の進歩的なメディアや知識人は自衛隊を法で縛ろうとしないんですかね。 国防は固有の権利なんですから憲法9条を墨守することで議論を放棄して憲法に無い組織を放置していることに思い致すべきです。 もちろん個人的には国防の要とし...

リベラル(自由主義)は本来国を法で縛ることにあります。 なぜ今の進歩的なメディアや知識人は自衛隊を法で縛ろうとしないんですかね。 国防は固有の権利なんですから憲法9条を墨守することで議論を放棄して憲法に無い組織を放置していることに思い致すべきです。 もちろん個人的には国防の要として憲法や法律に積極的に位置付けて国防できる組織とすべきとは思いますが。 ゲーム理論の最強の戦略は ①最初は強力する ②それ以降は相手の行動を繰り返す いわゆるしっぺ返しの論理です。 ①平和主義を宣言して ②武力攻撃には徹底した反撃 ②'相手が引けば深追いせず平和条約 というのは日米安保を前提とすると戦略はゲーム理論に基づく合理的な安全保障戦略やったんですよね。 まあどこまで安保条約を信用できるかわからなくなったので徹底反撃できる能力を持つと言うのがこれから必要なのかもしれませんが。

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2017/08/17

沖縄集団自決裁判をめぐるリベラルを称する人たちのおかしさを指摘。日本陸軍が横暴な軍隊であったことは事実であるが、住民たちとは運命共同体的な生活をしており、自殺を強要するようなことはなかった。日本軍は、国民を守る軍隊ではなく国体を維持するための軍であった。自衛隊は、真に国民を守る軍...

沖縄集団自決裁判をめぐるリベラルを称する人たちのおかしさを指摘。日本陸軍が横暴な軍隊であったことは事実であるが、住民たちとは運命共同体的な生活をしており、自殺を強要するようなことはなかった。日本軍は、国民を守る軍隊ではなく国体を維持するための軍であった。自衛隊は、真に国民を守る軍隊とするべきでありそのためには、憲法により公然と存在を認めてあげる必要がある。憲法改正に対する国民のアレルギーが改革を妨げてしまっている。自衛隊は、法により国民がコントロールし適切な行動ができる軍隊にすべきだ。

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2018/10/31

週刊プレイボーイの連載2012-14を集めたものなので、書名のテーマだけが論じられているわけではない。ただ、沖縄戦の『集団自決』を取り上げた序章がとてもわかりやすくまとめられている。 著者は、集団的自衛権を認め、自衛隊を軍として憲法に明記したうえで、法による徹底した管理を行うこ...

週刊プレイボーイの連載2012-14を集めたものなので、書名のテーマだけが論じられているわけではない。ただ、沖縄戦の『集団自決』を取り上げた序章がとてもわかりやすくまとめられている。 著者は、集団的自衛権を認め、自衛隊を軍として憲法に明記したうえで、法による徹底した管理を行うことや、日本的雇用という差別的制度を改め、同一労働同一賃金や定年制廃止を法制化するなど、世界標準の政策を掲げることが、まっとうなリベラルであるとする。 知能の遺伝的影響は大きく、論理的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)は77%。

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2017/07/08

第二次世界大戦の沖縄集団自決問題に始まり、戦後の民主主義、日本人の働き方、テロと宗教、現代における理想世界、等々を著者が縦横無尽に語った本。私にとって蒙を啓いてくれた素晴らしい内容だと思った。 まずは本書の主張が簡単にまとまっている、p.244~245だけでも本書の元原稿は「週刊...

第二次世界大戦の沖縄集団自決問題に始まり、戦後の民主主義、日本人の働き方、テロと宗教、現代における理想世界、等々を著者が縦横無尽に語った本。私にとって蒙を啓いてくれた素晴らしい内容だと思った。 まずは本書の主張が簡単にまとまっている、p.244~245だけでも本書の元原稿は「週刊プレイボーイ」に連載されていたらしいが、水着やヌードグラビアメインの雑誌にこんな素晴らしいものが連載されていたとは、週プレおそるべし、である。

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2017/01/31

正規労働者と非正規労働者は身分差別,サービス残業は奴隷労働,定年制は一定年齢で強制解雇をする年齢差別,長時間労働できる女性だけしか昇進しない女性差別…。社会で横行するこれらが日本の現実だ。正しさの裏にある単純で不愉快な論理を見抜く目を持ち,利害や偏狭な思い込みで発言しない節度を保...

正規労働者と非正規労働者は身分差別,サービス残業は奴隷労働,定年制は一定年齢で強制解雇をする年齢差別,長時間労働できる女性だけしか昇進しない女性差別…。社会で横行するこれらが日本の現実だ。正しさの裏にある単純で不愉快な論理を見抜く目を持ち,利害や偏狭な思い込みで発言しない節度を保ち,相手に要求することを自分ではやらないというダブルスタンダードを廃する。そんなリベララリストに私はなりたい。

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2016/12/24

全部が本当か?は信用できないかな、という感じがするが、 沖縄に関する取材は丁寧に行なっている印象がある。 結局、リベラルってなんだ?と思ってしまった。

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2016/12/04

著者は本当に本や資料をよく読んでいんるなあと思った。 疑問点を深掘りする中で、時系列にまとめて、おかしな点に至った背景も押さえている。そのため、納得しやすい内容になっている。 リベラルが嫌われる理由もについてもそう。私がもやっと思っていることを、的確に表現できるのが羨ましい。

Posted byブクログ

2022/06/01

「リベラル」が嫌いなリベラリストへ、という前書きがある。著者の政治的立場はリベラリズム、として。いろいろ尊重するけどコミュニタリアンと呼ばれるようになった保守派の人たちとも意見は合わないだろう、しかしそれ以上に折り合えないのは日本の社会でリベラルを名乗る人たちだ、と。リベラルのこ...

「リベラル」が嫌いなリベラリストへ、という前書きがある。著者の政治的立場はリベラリズム、として。いろいろ尊重するけどコミュニタリアンと呼ばれるようになった保守派の人たちとも意見は合わないだろう、しかしそれ以上に折り合えないのは日本の社会でリベラルを名乗る人たちだ、と。リベラルのことが嫌いでも、リベラリズムは嫌いにはならないでください、というやつか。リベラル批判をすると問答無用で右翼のレッテルを貼られてしまう。そうしてリベラルに疑問を持つリベラリストの居場所がなくなった。まあ、僕もそんなようなものかな。 本書は週刊誌のコラムだったからか、ひとつひとつの話が時事ネタであり、この壮大な(単行本用の)タイトルに対しては、ライトである。そんな中でもよいのが「民主主義をやめることから始めよう」。民主主義というのは誤訳だ。民主制とか民主政治などではないか。デモクラシーをイズムにしてしまうと、イズムの争いと制度の争いの違いが理解できない。まあそんなわけで民主主義なる理解できないものを守ることなどできない、やめてみようという話。 この誤訳を放置してきたから日本の政治論争が不毛なのだ。 こんな感じで自由な主張が続く。リベラルがうさんくさいのは、リベラルなくせに自由じゃないからかなあ〜って思った。

Posted byブクログ

2016/10/03

てっきり著者は反リベラルかと思いきや、「リベラル」と括弧つきで書かれているのは、エセリベラルの事らしい。 リベラルな人間からのエセリベラル攻撃の本であった。 沖縄戦のことが結構書かれているが、大事なのはあとがきである。沖縄で住民が極端に捕虜となることを恐れた理由として、沖縄守備隊...

てっきり著者は反リベラルかと思いきや、「リベラル」と括弧つきで書かれているのは、エセリベラルの事らしい。 リベラルな人間からのエセリベラル攻撃の本であった。 沖縄戦のことが結構書かれているが、大事なのはあとがきである。沖縄で住民が極端に捕虜となることを恐れた理由として、沖縄守備隊は中国戦線から転戦してきた兵隊が多く、その兵士が住民に対し、捕虜になれば男は惨殺、女はなぶりものにされて殺されると脅した。これは彼ら自身が中国占領地でやってきたことであった。 本文では逆に集団自決を強要したとされ、名誉を棄損された元軍人達も出てくるが、エセ保守もエセリベラルも自分たちの都合の良い方しか取り上げない。 その他、労働問題も、震災後に幸福感が上昇したことも、結構残酷である。まぁ著者の得意分野であるが。 あとがきの最後、「ひめゆり学徒からパンパンへという、この価値観の全面的な崩壊こそが、戦後日本の本質」と書かれており、確かにそんな一面もあると感じた。

Posted byブクログ