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子どもの頃から哲学者 の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2017/05/04

著者は若手哲学者・苫野先生。 5年前のNHK「日本のジレンマ」を観て以来、気になる存在でありました。 ※あの番組はイケてる人とイケてない人が大きく分かれる。 ご自身のイタくてこじらせていた青年時代を引き合いに、 哲学がいかに生きづらさを救う学問であることを語っております。 哲...

著者は若手哲学者・苫野先生。 5年前のNHK「日本のジレンマ」を観て以来、気になる存在でありました。 ※あの番組はイケてる人とイケてない人が大きく分かれる。 ご自身のイタくてこじらせていた青年時代を引き合いに、 哲学がいかに生きづらさを救う学問であることを語っております。 哲学の目的を絶対の真理の探究でなく、 共通了解を得る知恵としているスタンスが、気楽で良いなと思いました。 その他、人は世界を欲望を通じてできている。 欲望と能力のギャップこそ、悩みの原因。 絶望した人には可能性を与えよ。 近く(自分)ではなく、遠く(社会)をみよ。 など「絶望からの脱出」語録満載です。

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2017/01/22

著者の哲学への道の歩みです。 面白いです。 若い頃のことなどが、赤裸々に描かれています。 共感できることもたくさんあります。 哲学が身近に感じられる本です。

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2016/08/31

著者のイタ過ぎる半生に笑わされながら、一般的に難解とされている哲学者たちの思想のエッセンスを知ることができる、体を張った1冊。 まさに「自意識ライジング」状態。でも、誰にでも心当たりがある面があったり… 私にとって哲学は憧れの学問。でも、ただ憧れるのではなくて、本書みたいに使っ...

著者のイタ過ぎる半生に笑わされながら、一般的に難解とされている哲学者たちの思想のエッセンスを知ることができる、体を張った1冊。 まさに「自意識ライジング」状態。でも、誰にでも心当たりがある面があったり… 私にとって哲学は憧れの学問。でも、ただ憧れるのではなくて、本書みたいに使ってこそ哲学だということを再認識させられました。 色々すったもんだがあった末にたどり着いた著者のテーマをみると、人生に無駄なものはないこと、知恵は武器になることがよーくわかります。自分も哲学したくなります。

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2016/08/12

熊本大准教授の著者。なんと大阪の明倫産業の 社長の息子だそうです。 昔、防具や竹刀を買った覚えがあります。 自分もここまでは悩みが深かったわけではないですが 自己愛、承認欲求、欲望、他者とのかかわり などなど多くのことを考えたような気がします。 哲学の考え方、その推移など非常にわ...

熊本大准教授の著者。なんと大阪の明倫産業の 社長の息子だそうです。 昔、防具や竹刀を買った覚えがあります。 自分もここまでは悩みが深かったわけではないですが 自己愛、承認欲求、欲望、他者とのかかわり などなど多くのことを考えたような気がします。 哲学の考え方、その推移など非常にわかりやすいと 思いました。 ルソーの不幸の本質。不幸から抜け出る3つの道 能力を上げること 欲望を下げること 欲望を変えること。 絶望に対して必要なのは可能性であること。 また、著者の考え方である信念対立の乗り越え方 は非常に有意な内容ではないかと思います。

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2016/07/24

予想以上に面白かった。 この本を手に取るまで、著者の苫野氏は知らなかったが、七転び八起きの自分の人生に哲学がどのように役に立ったのかが伝わり、親近感を覚えた。 <心に刺さった言葉> ・絶望から逃れるために必要なのは「可能性」 ・現代の課題は、信念の対立を乗り越えること

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2016/06/04

もっと早く哲学に出会っていれば。 でも、今出会えたことにも意味がある。 今ウツだし、振り返れば以前の自分も精神的に不安定だった。 これからは哲学で自分を整理していける。この本のおかげで。 哲学って面白いし、もっと勉強したい!と思った。

Posted byブクログ