明日、機械がヒトになる の商品レビュー
対談形式で筆者のわくわく感が出てる。昔、取材立ち会いしたときのこと思い出した。答える人それぞれの思想が伝わってくる。
Posted by
自らのお脳のスペック問題で、理解するのは到底無理なのに面白く読めた。 はーぁ、ほーぅ、すごいねぇ でもいいから触れないより触れた方が面白いことが増えるよね。楽しかった。
Posted by
人間が望んでつくったはずの AIやアンドロイドが人間の進化を妨げている。 脅威になると言われ始めている。 それは何故か? この本自体の入れ子構造にもなっているのだが ここに書いてある最新研究結果を披露し、 私という1人の人間が考察する事にはあまり意味がない。 誰かと話し意見...
人間が望んでつくったはずの AIやアンドロイドが人間の進化を妨げている。 脅威になると言われ始めている。 それは何故か? この本自体の入れ子構造にもなっているのだが ここに書いてある最新研究結果を披露し、 私という1人の人間が考察する事にはあまり意味がない。 誰かと話し意見を交換して初めて成立する。 だから私はここに書いてある事を人に言いたいし、話したいのだがそこには恐怖もある。 アンドロイドの第一人者である石黒浩氏は 『人に心はなく人は互いに 心があると信じているだけ』と投げかける。 今まで信じさせられてたものは 簡単に無力になる。 そういったポジティブに言えば発見、 ネガテイブに言えば否定を 繰り返さなければならない。 その先にあるのが ロボットが人にもたらす幸福を みんなで考えようというのは 重い宿題をだされたなと思った。
Posted by
ロボット,あるいは機械は人間とどこが違うのか,人間とは何なのか.哲学的な問いに対して代替現実(SR: Substitution Reality),3Dプリンタ,アンドロイド,人工知能(AI), ヒューマンビッグデータ,BMI(Brain Machine Interface),幸福...
ロボット,あるいは機械は人間とどこが違うのか,人間とは何なのか.哲学的な問いに対して代替現実(SR: Substitution Reality),3Dプリンタ,アンドロイド,人工知能(AI), ヒューマンビッグデータ,BMI(Brain Machine Interface),幸福学の専門家とのインタビューで著者が自分なりの答えを得る過程が楽しめる.第5章のヒューマンビッグデータの件で矢野さんが「人間って9割くらいは動物で,皮の上にちょっと知性が乗っかっている」と述べているのに共感した.第6章のBMIで”従来の研究は「脳波で義手や義足,ロボットなどを動かして,失った器官の代替をさせる」アプローチをしていたのに対して,「神経のバイパスを失ってしまった人の脳波を運動器官に直接つないで自分で動かせるようにする」アプローチ"を西村さんが行っているのがわかった(p227)の件は,著者のひらめきが素晴らしい箇所だ.随所の的確な受け答えをする著者の力量も素晴らしい.
Posted by
2005ん円ごろ、SNSが出てきて、みんあネットを通じて人間とコミュニケーションできるようになり、つながることへの関心が高まった時代だった。 ロボットによって人名が守られると同時に、危険い晒されるというのは、無人機が中東の国境付近でのパトロールに使われる一方、アメリカでは殺人ロ...
2005ん円ごろ、SNSが出てきて、みんあネットを通じて人間とコミュニケーションできるようになり、つながることへの関心が高まった時代だった。 ロボットによって人名が守られると同時に、危険い晒されるというのは、無人機が中東の国境付近でのパトロールに使われる一方、アメリカでは殺人ロボット反対キャンペーンが怒っている。それはロボットの問題ではなくて、戦争gあ行われていることが問題。未来において戦争は増えるか減るか。ロボットが戦争に使われることはないわけ。だから軍用ロボットというのはそのいうちマーケットがなくなる。
Posted by
ヒトは機械に近づき、機械はヒトに近づく。 では境界線はどこにあるのか。 各専門分野のトップレベルの人達へのインタビューは非常に面白い内容が盛り沢山。 これだけの内容で新書1冊ってすごい贅沢です。 前野隆司氏のインタビューもあり、この方の脳に関する著作は非常に面白かったのだ...
ヒトは機械に近づき、機械はヒトに近づく。 では境界線はどこにあるのか。 各専門分野のトップレベルの人達へのインタビューは非常に面白い内容が盛り沢山。 これだけの内容で新書1冊ってすごい贅沢です。 前野隆司氏のインタビューもあり、この方の脳に関する著作は非常に面白かったのだが、自由意思はない、という結論により現在は「幸福学」というのを研究しているというのが非常に興味深かった。
Posted by
とってもオモシロイ。 機械と人間の境界はどこにあるのか?これに7人の研究者に取材しながら迫っていく。意思や心を持ち、芸術活動に携わることにも機械が対応できるようになってきている。 こうなったとき、人間はどう定義されるのだろう。
Posted by
<目次> 第1章 SR~虚構を現実にする技術 第2章 3Dプリンタ~それは四次元ポケット 第3章 アンドロイド~機会はすべて人型になる 第4章 AI(人工知能)~機会は知性を持つか 第5章 ヒューマンビッグデータ~人間を法則化する 第6章 BMI~機械で人を治療する ...
<目次> 第1章 SR~虚構を現実にする技術 第2章 3Dプリンタ~それは四次元ポケット 第3章 アンドロイド~機会はすべて人型になる 第4章 AI(人工知能)~機会は知性を持つか 第5章 ヒューマンビッグデータ~人間を法則化する 第6章 BMI~機械で人を治療する 第7章 幸福学~幸せの定理を探る <内容> SF系の作家、海猫沢めろんさんが、現在の最新テクノロジーの研究者にインタビューしたもの。目次を見てもらうとわかるが、最後が「幸福学」。?と思うが、読んでいくとわかる。読んでいくにしたがって、人間と機械の境界が解けていく感じ。「人間らしさ」と我々が思っていることが崩され、人間も生身の”機械”なんだなと思う。ただ、無用な❓感情が人間の機械化を邪魔している。最後の幸福学を読んでいると(最後まで行かなくてもあちこちに散見されるが)、宗教や哲学って、テクノロジーの進歩で見えてきた世界(一部未来)をすでに言い当てていた、ってこと。幸福学の4つの因子は①「やってみよう」②「ありがとう!」③「なんとかなる!」④「あなたらしく!」だそうです。完全に自己啓発講座ですが…。巻末に参考文献が載っているので、ぜひ読んでみないと…
Posted by
人は何をもって人たり得るのか。 割と心なんかないと思う私には、おもしろい一冊だった。 心や体をさまざまな視点から見ている人が居るというのは、それだけで面白い。
Posted by
筆者が最先端をゆく科学者のもとを訪れて技術を体験、対話を行ったルポ。その筆者が作家であるためかもしれない、技術を紹介しつつも、倫理的・哲学的な方面に視野を広げていく傾向があり、興味深い内容だった。
Posted by