紅霞後宮物語(第四幕) の商品レビュー
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盟友である明慧が物語から退場するキッカケになった、雛王事件について小玉自ら調査に赴く。誘拐されそうになった女の子を救出した事により、黒幕となる新興宗教らしき団体を突き止める。処刑の段階で、人は命令によって善人にも悪人にもなるし、そんな人間はどこにでもいるという恐ろしい事に気がつく。そして小玉自身の行いも、本質的には彼らと変わらないという事実に気がつく。そんな失うものがある中で、鴻の成長や綵に彼氏ができたり、後宮女官に新入りが加わるなど発展するものもある。まだ残党が残っていそうだが、今後の展開が益々楽しみ。
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力のない皇族である鄒王は何故反旗を翻し、自ら死んだのか。 大切な仲間を失いそれでも前へ進むため、真相究明のため鄒王が治めた地へと赴く小玉。 そこで見たのは歪んだ思想で民を操るひとりの女だった。 母から子を奪うことを悪と言いながら、攫った女に産ませた子が男なら引き離して自分の手元に置き洗脳する。 その矛盾ごと周りを絡めとる金母の呪縛は、この国に深く根を張っている。 気味が悪いが、事件は一応の決着を見せる。 そうして小玉の中のひとつの時代が終わり、新たなる未来に向かって動き出す。
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桶役に立つ とうとう皇后の軍ができた これがあればスムーズに事が運ぶようになるな 彼女にはできるだけ武官に戻ってはつらつと生きてほしい でもそうはいかないんだろうなー皇后だしなあー
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悲しみの冬が過ぎ、春が訪れようとする頃、文林は一冊の帳簿を小玉に示す。 帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。 それが鄒王の死、さらには明慧の死につながるものだと見た文林は現地調査を小玉に託す。 小玉は皇后の行啓として維山に向かい維山に入ると陳校尉として調査わ開始する。 しか...
悲しみの冬が過ぎ、春が訪れようとする頃、文林は一冊の帳簿を小玉に示す。 帳簿に不自然に出てくる「維山」という地名。 それが鄒王の死、さらには明慧の死につながるものだと見た文林は現地調査を小玉に託す。 小玉は皇后の行啓として維山に向かい維山に入ると陳校尉として調査わ開始する。 しかし街の様子に違和感を感じて―? 閑小玉、伝説に残る覚悟の戦い。
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少女小説の見開きで、やたら煌びやかなイラストの 登場人物紹介とか有るよね、そんな大人数じゃないし ややこしい名前でも人間関係でもないのに、イラスト 見せたいだけなの?とか思った事あるけど この作品こそ、登場人物一覧つけて欲しい
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軍人皇帝の第四弾。 ようやく「軍人」皇后らしく出征。 前回の悲劇の決着をつけに。 いよいよ、それらしくなってきたのは良かった。 敵の論理というか、宗教感に説得力がなかったが。 前に皇后を取り押さえてしまった兵士がまた出てきたのは面白かった。 そして、また楽しいキャラクターが。...
軍人皇帝の第四弾。 ようやく「軍人」皇后らしく出征。 前回の悲劇の決着をつけに。 いよいよ、それらしくなってきたのは良かった。 敵の論理というか、宗教感に説得力がなかったが。 前に皇后を取り押さえてしまった兵士がまた出てきたのは面白かった。 そして、また楽しいキャラクターが。 いや、礼儀作法七日間集中講義をやり終えたのでまじめな子か。
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明慧の死につながるものを解き明かすため、現地調査に赴く小玉。 小玉の人間らしさがにじみ出た一冊。 歴史には偉業の一部しか残らないけれど、そこには様々な人の思いがあって、葛藤があるのだと改めて感じる。 文林との距離は縮まった、、のかな?
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明慧の葬儀から始まり、死の原因であった金母を自らの手で殺すまでのストーリー。 相変わらず外道な文林とそれを理解している小玉の関係はいいですね。 イラストの小玉には相変わらず違和感感じますが、イメージ通りに書いたら表紙にはふさわしく無い出来上がりになると思うので、これで納得です。 ちなみに文林はイメージに合います。
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三巻目を読んでからすぐに続きを読みました。 まだ大事な親友を失くした心の回復が終わりきらないまま、次の事件収拾に地方へ動くことになる小玉ですが、名目は地方視察。 元はと言えばその親友がなくなるきっかけを作った人物に繋がるかと思えば、皇后自ら行く気合も入るというものです。 結局、部...
三巻目を読んでからすぐに続きを読みました。 まだ大事な親友を失くした心の回復が終わりきらないまま、次の事件収拾に地方へ動くことになる小玉ですが、名目は地方視察。 元はと言えばその親友がなくなるきっかけを作った人物に繋がるかと思えば、皇后自ら行く気合も入るというものです。 結局、部下が誘拐されたりしながらも、ただの地方官吏の横領だけではない、一大組織と言っても差し支えのない朝廷にまで及んだ不気味な信仰ともいえる団体の長を弑します。その際には小玉自らが動かせる軍も皇帝から承ることに。 あれこれ一連の事件の裏には、まだ隣国の手の者の手引きがあることがわかり、今後は隣国との戦になるのでは、と思わせて四巻目は終わります。 あえて自分が長を弑し、皇帝にだけ向けられていた暗殺者の目を小玉に向けさせることで、一緒に生きていく意思を固めるのです。それも愛…かなぁ。 でも偽の寵姫だった娘の、憧れの皇后を抱いた皇帝自らに抱いてほしいという発想も、どうかなとか思いつつ、そこで慈悲として抱ける皇帝は、本当に皇帝としては申し分ない、とか思ってしまう反面、皇后に対してどうだろう、それ、とかいう思いも持ってしまう、案外夢見がちな私でありました。 子どもの成長だけが話の中で微笑ましいものとなっています。
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沈賢恭さん登場! この人、見てるだけで切ない。 小玉の成長を見て、どんな思いを抱えてきたんだろうねって 思うとね。 思わず、なろうサイトで若かりし頃の二人の話を見返してきて やっぱ切ないってなりました。 負けず劣らず文林も切ないけどね! 最終的に成就というものが存在しないが...
沈賢恭さん登場! この人、見てるだけで切ない。 小玉の成長を見て、どんな思いを抱えてきたんだろうねって 思うとね。 思わず、なろうサイトで若かりし頃の二人の話を見返してきて やっぱ切ないってなりました。 負けず劣らず文林も切ないけどね! 最終的に成就というものが存在しないが、 恋愛ではない結びつきでお互いつながり分かり合えるシチュって好きだったわって再確認。 ただ、恋愛に発展しそうなのにーって もどかしい感じを醸されるのがね。くう。 今回は、小玉の周りでキャイキャイしている子達が楽しかった。 あと、小玉も、身分を隠して動き回れて、楽そうだったのがよかったね。 いざという時はちゃんと皇后にパパッとシフトチェンジできるのがもはや。。。という印象でした。
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