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21世紀の戦争論 の商品レビュー

4.3

15件のお客様レビュー

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2024/04/25

両人の非常に多い著作はどれも「読みやすい」「必ず新たな気づきがある」/半藤は長年の調査によって日米戦争に至った内情を/佐藤は『日本の一番長い日』英訳を各国大使館に配って好評だった/米軍は東京など都市部大空襲を重慶爆撃の報復として正当化。太平洋戦争で日本が風船爆弾に毒ガスを使ったら...

両人の非常に多い著作はどれも「読みやすい」「必ず新たな気づきがある」/半藤は長年の調査によって日米戦争に至った内情を/佐藤は『日本の一番長い日』英訳を各国大使館に配って好評だった/米軍は東京など都市部大空襲を重慶爆撃の報復として正当化。太平洋戦争で日本が風船爆弾に毒ガスを使ったら?「必ず数百倍の報復があっただろう」/日露戦争の成功体験が海軍を束縛/「通商破壊」有効性を軽視、船団護衛のため陸軍は独自に空母まで作った参謀本部の企画立案は実質下級官吏が行い、評価は内部で行うので「決断の責任」「失敗の反省」がない。悪弊は外務省に継承されている、と佐藤は語る。  日本独自の「優位」としては、三八銃は半殺しにする優れ物、「負傷者は三人付き添って後方へ送る手間がかかる」

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2021/08/29

風船爆弾でペスト菌をアメリカにばら撒くと言う計画があったのは初めて知った。731部隊の存在は重い。日本の軍人は官僚化していた、それに対して米国のミニッツ提督はビジネスマンの如く機敏に動いたと言う指摘も印象的。

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2021/03/30

「戦争論」、「半藤一利」、「佐藤優」ってきたら、読まざるをえない。 そして期待を裏切らない。 本当に、本当に、面白かった…! 2人とも実体験に裏打ちされてるから、リアルさが重い…。 私たちは話されたもの、書かれたものを読むでしょ。 でもこのお二人は直接会話をするわけで、その時の表...

「戦争論」、「半藤一利」、「佐藤優」ってきたら、読まざるをえない。 そして期待を裏切らない。 本当に、本当に、面白かった…! 2人とも実体験に裏打ちされてるから、リアルさが重い…。 私たちは話されたもの、書かれたものを読むでしょ。 でもこのお二人は直接会話をするわけで、その時の表情、しぐさとかを全力で見てるんだよね。 こういうのはとっても貴重。

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2019/03/26

★★★2019年3月レビュー★★★ ロシア・ソ連の歴史に造詣の深い佐藤氏と、昭和史の第一人者半藤氏の対談。昭和史、主にノモンハン事件~太平洋戦争について語り合う。 佐藤氏がソ連に詳しいので、日ソ関係日ロ関係の話題が豊富。特に感銘を受けたのは、ロシア人と日本人の国境線に対す...

★★★2019年3月レビュー★★★ ロシア・ソ連の歴史に造詣の深い佐藤氏と、昭和史の第一人者半藤氏の対談。昭和史、主にノモンハン事件~太平洋戦争について語り合う。 佐藤氏がソ連に詳しいので、日ソ関係日ロ関係の話題が豊富。特に感銘を受けたのは、ロシア人と日本人の国境線に対する概念の違い。日本人は、国境を「線」として考えるが、ロシア人は違う。国境は「面」である。他国との間に緩衝地帯がないと落ち着かないのだ。そのような国境観の違いが1939年のノモンハン事件につながったといえる。 さらに刺激的だったのが、ソ連の侵攻がもう少し早ければ北海道東部はソ連に占領されていたかもしれないという事。日本が分割されていれば、北海道東部は北朝鮮のような国家になっていたことになる。考えるだけで恐ろしいことだ。 組織の利益を第一に考える、官僚主義は現在の日本にも根付いていると警鐘を鳴らして対談は終わる。 対談者2人も述べているように、昭和史から学ぶことは多いと思う。やはりそのためには本を読まねば。対談で紹介された本を読んでみようかな。

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2020/08/29

昭和史に精通する2人の知識人が太平洋戦争について対談。主として半藤一利が日本軍を総括し、佐藤優が日本外交について語り、敗戦が今の日本にどう影響をもたらしたのかを論議する。 さすがに2人のトークは当時の国家同士の陰謀、策略を簡潔にまとめてくれて、読み応えがある。2人が互いの知識を...

昭和史に精通する2人の知識人が太平洋戦争について対談。主として半藤一利が日本軍を総括し、佐藤優が日本外交について語り、敗戦が今の日本にどう影響をもたらしたのかを論議する。 さすがに2人のトークは当時の国家同士の陰謀、策略を簡潔にまとめてくれて、読み応えがある。2人が互いの知識を認め合い、楽しそうに語っている姿が見えてくる。一般人が下ネタや上司の悪口で盛り上がるのと同じ感覚なんだろう。 で、昭和の日本軍に欠けていたものは失敗の経験だった。人間や組織は失敗を経て、学び、次につなげるのだが、日本軍は日露戦争の勝敗をあいまいにし、近代兵器による戦争を知らないままだった。そして、ノモンハン事件での敗走、ソ連に和平仲介を依頼、アメリカを敵に回すなどのお粗末な結果だ。 失敗に目を向けなければ、見えるものは成功だけ。そんな組織は今も昔も長続きしないと、2人の知識人は語る。

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2018/09/30

昭和史の大家と現代インテリジェンスの怪人の対談。 印象的な言葉がおおい。 巻末の「昭和史を武器に変える十四冊」が参考になります。

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2018/07/01

https://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/31f5304819f4ba2c765420edf154cfb6

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2018/01/08

昭和史の大家:半藤一利と、インテリジェンスモンスター;佐藤優が、731部隊、ノモンハン、8月15日/9月2日の終戦、陸海軍の組織など、昭和史の重要ポイントをピックアップして語った対談本。基本的な流れは、半藤氏が長年の取材・執筆経験から得た昭和史の知見を述べ、それを受けた佐藤氏が、...

昭和史の大家:半藤一利と、インテリジェンスモンスター;佐藤優が、731部隊、ノモンハン、8月15日/9月2日の終戦、陸海軍の組織など、昭和史の重要ポイントをピックアップして語った対談本。基本的な流れは、半藤氏が長年の取材・執筆経験から得た昭和史の知見を述べ、それを受けた佐藤氏が、現代の世界情勢と歴史的事実との連続性・結びつきを述べるもの。どの章でも、「歴史に学ぶ」という、それだけではやや曖昧なワードにクッキリとした輪郭が与えられており、両氏の特長がうまく組み合わさった意義ある書だと思う。

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2017/05/23

学術的歴史書とはまた違った面白さを感じた。 半藤一利氏といえば昭和の戦争指導層数百人の聞き歩きを長年行ってきたことで有名であり、佐藤優氏といえば外務省のラスプーチン?と畏敬された優れた知性と東京地検特捜部との拘置所釈放を拒否した信念の人柄は広く知られている。 この二人の3時間5回...

学術的歴史書とはまた違った面白さを感じた。 半藤一利氏といえば昭和の戦争指導層数百人の聞き歩きを長年行ってきたことで有名であり、佐藤優氏といえば外務省のラスプーチン?と畏敬された優れた知性と東京地検特捜部との拘置所釈放を拒否した信念の人柄は広く知られている。 この二人の3時間5回という長時間の対談と言ったら面白いに決まっている。期待通りに下手な歴史書よりもはるかに興味深い対談であったと高く評価したい。 それにしても時代は変わっても社会組織は変わらないという二人の話には共感する。かつての軍組織と現在の官僚組織の相似性を知ると歴史を読むことの重要性を痛感するものである。 2017年5月読了。

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2017/02/24

太平洋戦争の研究の第一人者の半藤一利と佐藤優の対談本。 ノモンハン事変から第二次世界大戦に至るまでの過程が非常によく理解できた。

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