フランス人がときめいた日本の美術館 の商品レビュー
【おすすめポイント】フランス人の美術史家ソフィーさんがめぐった素敵な美術館を収録したガイドブックです。日本美術から西洋美術、現代美術、彫刻、工芸、建物まで、日本全国のバラエティに富んだ美術館が、愛にあふれた紹介文で紹介されています。 景色も建物も素敵な美術館ばかりなので、ぜひお気...
【おすすめポイント】フランス人の美術史家ソフィーさんがめぐった素敵な美術館を収録したガイドブックです。日本美術から西洋美術、現代美術、彫刻、工芸、建物まで、日本全国のバラエティに富んだ美術館が、愛にあふれた紹介文で紹介されています。 景色も建物も素敵な美術館ばかりなので、ぜひお気に入りを見つけて行ってみてください。 【請求記号】ブラウジングコーナー 【配置場所】ブラウジングコーナー 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28012809
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先日見たTVで、重森美玲庭園が紹介されていました。 名前に聞き覚えがあり、久しぶりにページをめくってみました。 ソフィーさんの豊かな感性で「美玲の世界」が紹介されており、行ってみたい美術館がまた一つ増えました。
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(恐らく)幼い頃から日常的に洗練された美を目にしてきたから、きっと日本の美術館に関しても良い目利きぶりを発揮しているのだろう。そんな期待も込めて、厳選された各館に想いを巡らせた。 著者は穏やかな方で、日本美術への多大なるリスペクトも方々から伝わってくる。日本人読者向けと思ってい...
(恐らく)幼い頃から日常的に洗練された美を目にしてきたから、きっと日本の美術館に関しても良い目利きぶりを発揮しているのだろう。そんな期待も込めて、厳選された各館に想いを巡らせた。 著者は穏やかな方で、日本美術への多大なるリスペクトも方々から伝わってくる。日本人読者向けと思っていたが、日本に関心のある外国人にも手に取ってもらえるよう日本の美術館や美術、休館日に至るまでの丁寧な解説ページも設けられている。(元々は英語版が先に刊行されていた) (海外では珍しい)期間限定の展示スタイルを季節ごとに変える床の間の掛け軸になぞらえたのには痺れたし、現代アートの解説も今までで一番納得のいくもので正直驚いている。 自分の中で日本一大好きな「えどはく」や思い出深い「21美」を取り上げてくれているだけで嬉しいしやっぱりテンションが上がる笑 他にお気に入りを見つけられるのも、やっぱり嬉しい。 弥生・竹久夢二美術館(東京都): 高畠華宵も夢二もお気に入りのイラストレーター!って豪語する割には行ったことがなかった。夢二が豪華客船のメニューまでデザインしていたとは…今や世界中からの来場者も増えているらしいから、負けていられない!笑 クレマチスの丘(静岡県): ここは初耳。まず目に飛び込むのは広大な自然。アートと景色が渾然一体となり、半日も歩けば心が豊かになっていそう。Photo Museumも気になるけど自然と相性の良い(⁉︎)彫刻は外しちゃいけない気がする。 樂美術館(京都府): 心なしか、他とは違う高雅な空気に満ちていた。茶道の茶碗コレクションだが、ろくろを使わない手法というのが一番目を引いた。恥ずかしながら茶器には一切心得がないけれど汗、手捏ねで製作する分どれもオリジナリティーが出ていてお茶を飲む前から既に味わい深い…(何じゃそりゃ) 那珂川町馬頭広重美術館(栃木県): やっぱり建物って大事!設計は隈研吾。歌川広重特有の長い雨を細い杉材で表現したとか、建物を見に行くだけでも価値があると断言できる。(無論広重作品や企画展も) 建築でこういう楽しみ方もできるのか。 多過ぎず、少な過ぎず。館のチョイスに著者のセンスが光っていた。どんなに魅力的な場所があってもずっと封じ込めてきたが、そろそろ限界… 「死ぬまででも良いから全部行きたい!」
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テレビ番組で知って買いました。 うん?ここが?そーなんだ!日本人の目線と違う彼女の感性も素敵です。 旅先では、何故か?神社仏閣巡りをしたくなるけど、美術館も忘れずに予定に入れて。
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日本の美術館はここ30年急増、恒久ではなく年間を通じた展示替え、特別展、文化の発信地、斬新なデザインの建物、ライティングにも配慮。すばらしい美術館がたくさんあるのに、案内が少なく、英語の情報入手も困難。 観光資源としての美術館。知らなかったところも沢山。行ってみたいです。
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日曜日の朝、BSで必ず見てる番組。 ガチャガチャした平日のワイドショーより、こういう落ち着いた番組を朝は見たい。 日本には沢山美術館があるし、それをフランス人の方がお勧めするって面白い。 行った事ある所、行きたい所、いろいろ。 最近美術館行けてないな・・・
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借りたもの。 フランス人著者による、日本の美術館ガイドブック。 主要な美術館、日本独自の工芸などを扱っている専門的な美術館を網羅していて、それぞれの良さを的確に書いている。日本国内のガイドブックよりも美術への愛が溢れた視点が、読んでいて心地よい。(日本のガイドブックだとすぐ土産だ...
借りたもの。 フランス人著者による、日本の美術館ガイドブック。 主要な美術館、日本独自の工芸などを扱っている専門的な美術館を網羅していて、それぞれの良さを的確に書いている。日本国内のガイドブックよりも美術への愛が溢れた視点が、読んでいて心地よい。(日本のガイドブックだとすぐ土産だ食事だの話ばかりになっている) 古典工芸から現代アートまで。 何より、冒頭の日本美術についての解説が、端的でとても分かりやすい! 初心者向けの表現だが、どんな分野があるか分かるだけでも日本美術の入門になっているのではないだろうか。 その見識の深さと的確な文章力に脱帽。
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原題「The Art Lover's Guide to Japanese Museums」 【本書で取り上げた美術館】 十和田市現代美術館(青森県)、文化学園服飾博物館(東京都)、太田記念美術館(東京都)、三渓園(神奈川県)、クレマチスの丘(静岡県)、重森三玲庭園美術...
原題「The Art Lover's Guide to Japanese Museums」 【本書で取り上げた美術館】 十和田市現代美術館(青森県)、文化学園服飾博物館(東京都)、太田記念美術館(東京都)、三渓園(神奈川県)、クレマチスの丘(静岡県)、重森三玲庭園美術館(京都府)、 ベネッセアートサイト直島(香川県)、大原美術館(岡山県) など57館。
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10年ほどの間に、筆者が日本を旅して訪ねた美術館(美術作品が集まったところ)50ヶ所ほどが紹介されています。紹介されている美術館が大体知っているスポットだったせいか、滞在日数は?どんなコースなの?と筆者の旅のスタイルの方が気になりました。また、「ホキ美術館」「平山郁夫美術館」など...
10年ほどの間に、筆者が日本を旅して訪ねた美術館(美術作品が集まったところ)50ヶ所ほどが紹介されています。紹介されている美術館が大体知っているスポットだったせいか、滞在日数は?どんなコースなの?と筆者の旅のスタイルの方が気になりました。また、「ホキ美術館」「平山郁夫美術館」など最近の日本画や、建物保存では「明治村」など、選に漏れたところは、ときめかなかったのかなと気になりました。
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美術館好きの美術史家が日本の美術館を訪れて、日本の美術館が「バラエティに富んでいる」ことに驚いて、日本の美術館を紹介するために今回の本を書いたと述べている。 最初の数ページで日本美術に関する簡単な説明がなされている。神道、茶道、陶磁器、漆器、日本画などいろいろなキーワードが...
美術館好きの美術史家が日本の美術館を訪れて、日本の美術館が「バラエティに富んでいる」ことに驚いて、日本の美術館を紹介するために今回の本を書いたと述べている。 最初の数ページで日本美術に関する簡単な説明がなされている。神道、茶道、陶磁器、漆器、日本画などいろいろなキーワードが登場する。 紹介されている美術館は、美術館に詳しい方でもないと知らないところも出ている。例えば、ワタリウム美術館。渋谷区神宮前にある、ポップアートを展示する美術館だ。渋谷というとBunkamuraのThe Museumが浮かんでくるがこのような美術館もある。 滋賀県にあるMIHO MUSEUMは、京都から1時間くらいの山中にある美術館で、「あらゆる文明を代表する偉大な美術品が展示されている」というように、見どころ満載だ。 この本を手に取って実際に、取り上げられている美術館を訪れてみるのもいいかもしれない。新たな日本発見の旅ができるだろう。 ワタリウム美術館 http://watarium.co.jp/ MIHO MUSEUM http://www.miho.or.jp/ BunkamuraのThe Museum http://www.bunkamura.co.jp/museum/
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