ベ平連と市民運動の現在 の商品レビュー
現代文化論 課題図書 ベ平連事務局長 吉川勇一について、関わりのあった三者が2015年に慶応義塾大学で行われたシンポジウムで語った内容をもとに記されている。同年同日に安保理が強行採決されているため、安保理にも絡めて市民運動の意義について述べられている。 東日本大震災、SEALDs...
現代文化論 課題図書 ベ平連事務局長 吉川勇一について、関わりのあった三者が2015年に慶応義塾大学で行われたシンポジウムで語った内容をもとに記されている。同年同日に安保理が強行採決されているため、安保理にも絡めて市民運動の意義について述べられている。 東日本大震災、SEALDs、大学のあり方、市民運動の今後…などについても。 ベ平連について基本的な知識がある前提で、当時の幹部の理念や信念が語られている。もう少し細かい事件や運動にも触れながら語ってほしかった。暴力・非暴力の話と、「愛しか語れない不幸」の話はなるほどなーと思いながら読んだ。
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