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なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか? 増補版 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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2020/10/04

これはとても良い本だと思った(少し古いけど)。 この内容が正しいのか適正に判断できる知識は正直ないけれど、時代の流れを大局から掴むアプローチはすごく説得力がある。大きな流れに逆らう動きはうまくいかない。このことは忘れてはいけない。とにかく、わたしたちは生きていく時代は、私たちの通...

これはとても良い本だと思った(少し古いけど)。 この内容が正しいのか適正に判断できる知識は正直ないけれど、時代の流れを大局から掴むアプローチはすごく説得力がある。大きな流れに逆らう動きはうまくいかない。このことは忘れてはいけない。とにかく、わたしたちは生きていく時代は、私たちの通った道とは違うということを忘れずにいたい。

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2020/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わかるようなわからないような。末法思想とどう違うんだろう。あれも、自分たちの世界観がこれ以上広がれない、だったようにも見える。

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2020/01/11

作者の方のお話を聞いてみたいなあと思った本。 大学生と教授の対話形式で、横書き。 これに慣れるまで中々読み進められませんでした。 でも好きです。

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2019/09/23

経済学的な世の中の動きに疎い私でも、とても面白く読めました  ・世界の人口は減少に向かう(人口オーナス期)  ・テクノロジーのい進歩の結果、音楽家自体がいなくなる   – 体温や脈拍のデータから、そのときの気分にあった音楽を作曲・演奏してくれる時代  ・近代世界システム論では中核...

経済学的な世の中の動きに疎い私でも、とても面白く読めました  ・世界の人口は減少に向かう(人口オーナス期)  ・テクノロジーのい進歩の結果、音楽家自体がいなくなる   – 体温や脈拍のデータから、そのときの気分にあった音楽を作曲・演奏してくれる時代  ・近代世界システム論では中核と周辺という分業体制   – 低開発化、”賢者の石”化  ・現代アートはアメリカのユダヤ系アーティストが主導   – 第二次世界大戦以降、アメリカは田舎者から世界のリーダーへ   – アメリカの分化として、拡大・発展

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2018/06/07

世界経済の仕組みを、小説形式でわかりやすく紐解いていきます。 普段経済系の本をお読みにならない方でもとっつきやすく、とても読み易いです。 人は知らないことに対して、どうしても漠然と不安に思ってしまうものです。 まず少しでも現実を「知る」ことが、とても大切だと気づかせてくれます。

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2017/11/16

対話型の書き方は始め違和感ありますがとても読みやすいです(がしかし長い。)。 全体的な世の中の流れ(経済、金融、宗教に戦争、アート)を知りたい人にはとってもオススメ。だが、筆者は割りと偏った思想の持ち主なので鵜呑みにしないように注意は必要。 右肩上がりの成長前提で設計されてきた資...

対話型の書き方は始め違和感ありますがとても読みやすいです(がしかし長い。)。 全体的な世の中の流れ(経済、金融、宗教に戦争、アート)を知りたい人にはとってもオススメ。だが、筆者は割りと偏った思想の持ち主なので鵜呑みにしないように注意は必要。 右肩上がりの成長前提で設計されてきた資本主義(日本のみならず世界)がこれからどうしていけば良いのかを筆者なりの視点でまとめられています。

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2020/10/26

題名についての解を歴史的な視点から論じている。西洋の視点が常識となっている世界史を、別の視点からみる面白さを提供し、宗教についても同様の展開が続く。多くのページを費やしたのが、日本の金融政策の危うさについて。著者は使命感をもって持論を主張しており、警鐘を鳴らすためにこの本を執筆し...

題名についての解を歴史的な視点から論じている。西洋の視点が常識となっている世界史を、別の視点からみる面白さを提供し、宗教についても同様の展開が続く。多くのページを費やしたのが、日本の金融政策の危うさについて。著者は使命感をもって持論を主張しており、警鐘を鳴らすためにこの本を執筆したことがわかる。このような状況に至った背景についての分析も納得感がある。

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2016/11/12

読了。歴史の話は目から鱗であった。金融の話は、不安になった。経済がガタガタになると考えるとどうしようかと思考停止になる。たぶん自分だけ生き残ろうとしるとアウトなのだろう。

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2016/10/18

(社会の物質的成長が止まることを前提に、システムを設計しなおすことには賛成だけど、前提が覆る可能性があることも忘れてはならない。 地球には資源が有限だけど、宇宙に進出することができたら、可能性は無限に広がる。少子高齢化はそのままかもしれないけど、1人当たりの生産性の上昇でもって...

(社会の物質的成長が止まることを前提に、システムを設計しなおすことには賛成だけど、前提が覆る可能性があることも忘れてはならない。 地球には資源が有限だけど、宇宙に進出することができたら、可能性は無限に広がる。少子高齢化はそのままかもしれないけど、1人当たりの生産性の上昇でもってそれを支えることが十分可能だろう。 あるいは技術革新。とんでもないイノベーションが起きて生産革命が起きたら、これも成長を後押しする。 まあ当分は非現実的かな。)

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2016/11/09

序盤の歴史、経済、人口学的な切り口からの解説はわかりやすく、説得力もある。 大きく言うと、加速的な人口増加が急激に減速しつつあり、未曾有の状況の前に我々が不安になっているということ。ここまでは良い。 その後、金融政策批判をはじめるあたりからあとは総じていただけない。 地域や状況...

序盤の歴史、経済、人口学的な切り口からの解説はわかりやすく、説得力もある。 大きく言うと、加速的な人口増加が急激に減速しつつあり、未曾有の状況の前に我々が不安になっているということ。ここまでは良い。 その後、金融政策批判をはじめるあたりからあとは総じていただけない。 地域や状況を混ぜこぜにしたり、ちょっと強引な解釈、我田引水な話の展開が殊更に目だつ。 この箇所はあまりの酷さにムカムカして来るレベルである。 序盤は良書だと思ったが、それ以降は読者自身が批判的思考をできているかどうか試すのに役に立つくらい。 もっともらしい事を言っていても、根拠が薄弱な議論は耳を貸すに値しない。 受け身になって教えを乞うつもりで読むのはお勧めしません。 こういう本に惑わされないように、誰かの議論には適切な根拠があるかを確認するようにしましょう。

Posted byブクログ