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理系のための論理が伝わる文章術 の商品レビュー

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12件のお客様レビュー

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2024/06/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本で印象に残った短文を紹介します。文章には事実よりも大切なものがある。 「文章に接する際、わたしたちは意見を読み取ることに注力しなければなりません。根拠となった事実は軽んじてよいのです。というのは、書き手は自らの独創的で新しい意見を伝えるために、さまざまな文章を作成するからです」

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2023/03/25

電子書籍版はとても読みづらい  新稲法子さんが「事実と意見の区別に関する本」としてブログですすめてゐたので、読んでみた。  デザイン面でかなり読みづらかった。もう少し工夫してほしい。例文に対する説明の頁を読みながら、いちいち例文の頁と往復しなくてはならぬので、大変なストレスである...

電子書籍版はとても読みづらい  新稲法子さんが「事実と意見の区別に関する本」としてブログですすめてゐたので、読んでみた。  デザイン面でかなり読みづらかった。もう少し工夫してほしい。例文に対する説明の頁を読みながら、いちいち例文の頁と往復しなくてはならぬので、大変なストレスである。これは紙の方がいい。私はKindle版で読んだが、往復が面倒だし、PC以外だと表示がくづれる。  まあ、内容は悪くはない。要旨読み取りのところはいささか機械的すぎるが、ひとつの指針にはならう。  冒頭から小林秀雄の文章を分析して、根拠を明かにしないまま意見を述べてゐるにすぎない、論理的な文章ではないとしてゐて、痛快だった。  著者は理科系といふより、どうやら日本史専門のやうだ。唐突に、古文の接続助詞「ば」で苦労したでせうと出てきたので、面喰らった。私は選択してゐないので苦労してゐない。

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2023/02/19

事実と意見はちがう 全体を大きく捉えるには、文章全体の第1段落か最終段落に注目 修飾語 長いものほど先に、短い修飾語ほど後に 頭活型 →文章の第1段落を結論(理系ではこれが普通になりつつある)

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2022/09/27

https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057403

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2021/10/17

自分はこれまで文章の書き方などがあまりわかっていなかった。この本は「論理的に考える」作業を取り入れて文章の読み取りや記述につなげる方法を学ぶ。まだ読んでいる途中だが、しっかりポイントをつかんでいきたい。

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2021/04/03

要約をすることが大事なのは分かったけど、要約の仕方を書かれている本ってなくない?と思っていた。 国語ゼミで結構触れられてるなとお思ってたけど、さらに詳しく書かれていた。 最初から手順を追って要約の説明をしてくれている。 とてもわかりやすかった。

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2020/05/09

「理科系の作文技術」を読んだ上で、細部を補いたい、繋ぎを上手くなりたいと思って読んだ。 予備校〜高校の現代文の授業といった感じで、「理科系の作文技術」よりは初段な雰囲気だった。 ちょっと望んでいたものとは違ったかなぁ。本を良く読む人なら「理科系の作文技術」で事足りるかも。

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2016/09/07

理系の文章の書き方に関する書籍は数多くある。 理系の文章では、論理的かつ客観的であることを求められる。 この本は「論理的」とはどのようなことを指しているのかを解説している。だから、同系の書名を冠する書籍と内容を異にしている。 熟読するとまず読解力が身につき、それが論理的な文章表現...

理系の文章の書き方に関する書籍は数多くある。 理系の文章では、論理的かつ客観的であることを求められる。 この本は「論理的」とはどのようなことを指しているのかを解説している。だから、同系の書名を冠する書籍と内容を異にしている。 熟読するとまず読解力が身につき、それが論理的な文章表現に生きるのではないか。

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2016/08/12

 論理的文章の書き方としては一通り押さえているが「理系のための」があるために評価を下げざるを得ない。図・表・グラフ・数式の扱いや文中の数字や単位の使い方といった理系の文章を特徴づける要素に対しての言及がない。そのため、ただの論理的文章の書き方でしかなく、これは文系理系関係なくわざ...

 論理的文章の書き方としては一通り押さえているが「理系のための」があるために評価を下げざるを得ない。図・表・グラフ・数式の扱いや文中の数字や単位の使い方といった理系の文章を特徴づける要素に対しての言及がない。そのため、ただの論理的文章の書き方でしかなく、これは文系理系関係なくわざわざ「理系のための」を付ける必要がない。「理系のための」がなければもう少し評価できたが、それでも『理科系の作文技術』(木下是雄、中公新書)の劣化コピーという印象は拭えない。

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2016/06/28

事実と意見を区別する。形容詞や副詞で修飾が入ると、事実ではなく意見になるので注意。日本語は、事実を伝えるのには不向き。 読み取り法 文章の第一段落または最終段落に注目。 要約の接続詞に注意。 3タイプの接続詞=逆接、対比、話題転換。 要約の方法 要点を並べる。 結論を見出す。...

事実と意見を区別する。形容詞や副詞で修飾が入ると、事実ではなく意見になるので注意。日本語は、事実を伝えるのには不向き。 読み取り法 文章の第一段落または最終段落に注目。 要約の接続詞に注意。 3タイプの接続詞=逆接、対比、話題転換。 要約の方法 要点を並べる。 結論を見出す。 例示や修飾語を削除。 帰納法と演繹法 帰納法は、具体的な事柄から抽象的な結論を導き出す。論理の飛躍を伴うので、論理学では評価されない。しかし、現実を扱う論理的思考では、この方法に依ることになる。 演繹法は、数学の思考などに使われる。一つの定理から新しい公式を導き出す。 演繹法の著述 多様な事実を並べる。 共通点をだして、法則を思いつく。 他者の意見で補足。 反対意見を評価。 対立した意見を統合する=弁証法=対立する二者をより上位の概念で統合する。 総合して結論を導く。 わかり易い文章の作成 事実と意見を区別する=事実の文に形容詞や副詞で意見の文にしない。 一文の長さは40~50文字。 主語と述語の対応。 修飾と非修飾語が紛らわしくないように。 7種類の接続詞を活用する。  要約の接続詞=要するに、結局、いずれにせよ、以上のように、このおうに、端的に言うと、つまり、など  逆接の接続詞=しかし、しかしながら、けれども、ところが、にもかかわらず、ものの、など  対比の接続詞=一方、他方、逆に、これに対して、これとは反対に、逆に、比べると、反して、など  話題転換の接続詞=ところで、では、それでは、さて、など  順接の接続詞=だから、したがって、それゆえ、よって、すると、など  原因理由の接続詞=なぜなら、というのは、など  例示の接続詞=たとえば、実際に、現に、など。 「そして、それから」は論理性があいまいな接続詞。省略できる。

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