やきとり大全 の商品レビュー
256ページフルカラー、全部やきとりのこと。 やきとり部位一覧。知らない部位もある。 鶏の骨格図。さばくときなどに参考にしていただきたい、とのこと。 鮮度の見方。さばき方。串の打ち方。焼きの基本。 炭のこと。熾し方はもちろん、伐採から炭の製法まで。 いよいよやきとり本体...
256ページフルカラー、全部やきとりのこと。 やきとり部位一覧。知らない部位もある。 鶏の骨格図。さばくときなどに参考にしていただきたい、とのこと。 鮮度の見方。さばき方。串の打ち方。焼きの基本。 炭のこと。熾し方はもちろん、伐採から炭の製法まで。 いよいよやきとり本体。正肉、ねぎま、ささみ、つくね、ハツ、レバー、砂肝、軟骨、皮、せせり…もっといっぱい載っている。すべて、名店の写真付き。 鶏だけではない。合鴨、ホロホロ鳥、そしてやきとりという店で売られる豚や牛。野菜まで。この辺まで読むと、焼き鳥屋が開けるのでは、という気になってくる。 やきとり屋のコースメニュー。綺麗である。 串以外のメニュー。鶏むね肉とイチジクのサラダ。肝わさ。鳥スープ。鶏雑炊。鶏モツカレー。 はあはあ。やっと食事の連発が終わった(もちろん大部分を割愛)。 最終章は「経営のための知識と心得」。 やっぱりやきとり屋を開きたい人のための本なんだ。 やきとりの歴史。古代・赤色野鶏から始まり、飛鳥時代の食肉禁止令、古事記への鶏の記載、室町時代には焼鳥という文字が文献に登場する。 各地の地鶏。ほとんど知らないが、全国に多数ある。 やきとりと酒。来た、本番! 「やきとりには酒が寄り添ってきた」だって。なんだか泣ける。 串を出すタイミング、排煙のポイント、品質管理、などなど… 確実にやきとりと酒に寄り添いたくなる(あれ、経営じゃないのか?)一冊である。
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