絢爛たるグランドセーヌ(06) の商品レビュー
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さくらが同じ歳の子に対してこれは自分にはできないと思うは初めてだ、という描写 さくらが凄いということでもあり、そのさくらに翔子と奏が並びつつあるということでもある。 アビーに奏がオーロラを踊ってと言われた時、 ずるくない?発言をしている人がいたのに地味にいらっとした。 さくらの母親が、失敗したことに怒るのがとても気分が悪い。 親や先生が必死になる気持ちまではわかるが それで本人を責めてどうするのだろう。 さくらの、賞やスカラより拍手が欲しくなった、という言葉が自分は好きだ。 絵麻も本気になったようで楽しみ。
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憧れのニコルズ先生に、YAGP出場とロイヤルバレエスクール留学を勧められる奏。ニューヨーク本選で入賞を逃したさくらは、「拍手がほしくなっ」たことで、新たなスタートを切りそうですね。
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いつも読んだ後に溜息が出るのは、追い求める物にどん欲な強さと、優れた物に対する素直(でもないか)な賞賛と憧憬があるからだろう。さくらや絵麻の弱さが描かれる一方、そのままで終わらないところもいい。
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