ふしぎの国のバード(2) の商品レビュー
会津道を進んで行くにつれて、これまでの旅行から徐々に冒険に変わりつつある。これが当時文明開化といっていた日本の現実ということで、伊藤ですら初見であるというところが逆にリアルに感じる
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千変万化の色調が加わり 奥日光二荒山ふたらさん温泉 この国の共同浴場はまるで英国のパブやクラブのようです どうろくじん道陸神 猪等の獣脂で髪を固めたりもするんです 不潔と病気と貧苦に塗れ 日光から新潟への旅路 地図のない会津道を通ることを選択
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
イザベラ・バードは、江戸から新潟、そして青森、蝦夷地への旅を計画している 日本人でさえあまり通らない会津道を行きたいと考えているが…。 ・シティボーイの伊藤くんにとっても試練の旅となる 〇ダーウィン先生からイザベラにお手紙!
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ついに日光までたどりつき いよいよ奥地へと進むバードさん。 すでに外国人が何人も通っている ルートがいくつかできてるのに 冒険家はそれでは満足しないのだ! 苦労するねぇ、伊藤(笑) 前巻にもましてバードさんの チャーミングな素顔がいいです。 混浴にびっくりしつつ 夜にまぎれてチ...
ついに日光までたどりつき いよいよ奥地へと進むバードさん。 すでに外国人が何人も通っている ルートがいくつかできてるのに 冒険家はそれでは満足しないのだ! 苦労するねぇ、伊藤(笑) 前巻にもましてバードさんの チャーミングな素顔がいいです。 混浴にびっくりしつつ 夜にまぎれてチャレンジしたり (結局バレたけど〜) でも、お守りの中は開けないでね(^_−)−☆
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バードさんの会津ルート経由での蝦夷島は、ここまでアレであったといふのが。 伊藤さんは、ちゃんとジャパニーズのアレに関する何を蔑視してはゐる。 バードさんも、レディとしての嗜みから、ジャパニーズの習俗に忌避感を覚え、かつ異人さんの文化へうぉりゃっと行く。まぁこんなもんか。 伊...
バードさんの会津ルート経由での蝦夷島は、ここまでアレであったといふのが。 伊藤さんは、ちゃんとジャパニーズのアレに関する何を蔑視してはゐる。 バードさんも、レディとしての嗜みから、ジャパニーズの習俗に忌避感を覚え、かつ異人さんの文化へうぉりゃっと行く。まぁこんなもんか。 伊藤さんがおねいさんなバードさんをお姫様抱っこするのは、いいんだけど、考証については言ふまい。
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明治11年6月、日光で“会津道”鬼怒川を北上する物流の行路で越後街道の大内を目指すことが決定。奥州街道や三國街道なら外人先駆者もいるが日本の旅行記もほとんどない。Cダラス『置賜地方の覚書…』あるのみ/同月22日二荒山温泉で混浴を体験/馬に蹄鉄を使わず藁沓なので一刻内外で破棄取替/...
明治11年6月、日光で“会津道”鬼怒川を北上する物流の行路で越後街道の大内を目指すことが決定。奥州街道や三國街道なら外人先駆者もいるが日本の旅行記もほとんどない。Cダラス『置賜地方の覚書…』あるのみ/同月22日二荒山温泉で混浴を体験/馬に蹄鉄を使わず藁沓なので一刻内外で破棄取替/村境の道陸神はあからさまに男女性器を表現/北上するにつれて不潔と貧困が増す。寄生虫が多く皮膚や目に疾患者が多い。粗末な着物は自家製で着替えは持たず、消耗を防ぎ裸でいることが多い自然災害も多く、魔除けの護符を持っていない者はいない…
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第2巻、予約してすぐに借りられた。 明治初期の日本。当時の日本人さえ使わない会津道という日光から新潟に通じる道を旅するイザベラ・バード。 あまりにも貧しい村々を通り、バードどころか通訳の伊藤も驚きを隠せない。 江戸時代、日本人と江戸の町の清潔さに外国人も驚いた、という話を聞いた...
第2巻、予約してすぐに借りられた。 明治初期の日本。当時の日本人さえ使わない会津道という日光から新潟に通じる道を旅するイザベラ・バード。 あまりにも貧しい村々を通り、バードどころか通訳の伊藤も驚きを隠せない。 江戸時代、日本人と江戸の町の清潔さに外国人も驚いた、という話を聞いたことがあるが、それはあくまで江戸の中心でのこと。重税に苦しむ貧しい田舎の農民は、女も上半身裸は当たり前、子どもは裸、衛星環境は最悪だったことがよく分かる。そういった記録をつぶさにとっていたのが日本人ではなく、イギリス人女性(マンガでは若く描かれているが、実際は今の私と変わらないアラフィフ)だから驚きはいや増す。 当時の日本の貧しさを、絵で見ると本当に衝撃的だ。 現代の厳しい環境に置かれているアフリカやアジアの貧しい国々と変わらない。 バブル期前後だろうか、秘境探検本…グレートジャーニーなど…がわりと出ていた時期があったが、150年前は日本もまた秘境であったのだ。2019.9.6
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外国人が知らない未知の国・日本 冒険家イザベラ・バードが見た国とは… 日光・二荒山温泉・会津道編 湯治場の話と薬の話好きだ~! 3巻へ続く!
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【あらすじ】 日本人の知らない、日本の衣食住! 横浜から蝦夷へーー日本古来の生活を記録するために、北へ北へと旅するイザベラ・バード。 日光を抜けた先に待ち構えていたのは、日本人すら正しい地図を持たない悪路・会津道。 険しい道の途中で、彼女が出会ったのは、 今まで誰も記録...
【あらすじ】 日本人の知らない、日本の衣食住! 横浜から蝦夷へーー日本古来の生活を記録するために、北へ北へと旅するイザベラ・バード。 日光を抜けた先に待ち構えていたのは、日本人すら正しい地図を持たない悪路・会津道。 険しい道の途中で、彼女が出会ったのは、 今まで誰も記録した事のなかった、食文化、生活習慣、土着信仰だった。 実在の英国人冒険家、イザベラ・バードと往く日本旅行譚。大好評、第2弾!! 【感想】
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この作品のすごいところは、 日本の良い部分ばかりを取り上げた漫画ではないこと。 手放しで日本礼賛という作品が多い中、これは逆に好印象でした。 街から遠ざかるにつれて、 劣悪な環境で生きる村人達の姿を目にすることになるバードたち。 イトが、どこか自国民達のことを卑下しているように...
この作品のすごいところは、 日本の良い部分ばかりを取り上げた漫画ではないこと。 手放しで日本礼賛という作品が多い中、これは逆に好印象でした。 街から遠ざかるにつれて、 劣悪な環境で生きる村人達の姿を目にすることになるバードたち。 イトが、どこか自国民達のことを卑下しているように感じるのは、何か理由があるんだろうか…。 それにしても現代の日本は何と恵まれた環境なんだろう! この時代の衛生環境を考えると、とても生きていける自信はない(汗)
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