ぷしゅ よなよなエールがお世話になります の商品レビュー
ヤッホーブルーイング現社長 井出さんの本。 ヤッホーが星野リゾートの方から始まっていたの、知らなかった! ふらふらしてたところからビールに使命をかける社員となり、誰もついてきてくれなかったところからチームを作り、いまでは社内だけじゃなく、お客さん、ローソン、キリンビールともチーム...
ヤッホーブルーイング現社長 井出さんの本。 ヤッホーが星野リゾートの方から始まっていたの、知らなかった! ふらふらしてたところからビールに使命をかける社員となり、誰もついてきてくれなかったところからチームを作り、いまでは社内だけじゃなく、お客さん、ローソン、キリンビールともチームになっている。自分はすごい人なのではなく、進んできたらここにいただけで、誰でもここに来れる、と。2020年にビール市場シェア1%の目標があるから、キリンビールとの話が出てきたのかなーと思いました。 ビールの技術的な話はないけれど、醸造所の経営者になるまでの話が盛りだくさんで面白かった。初期投資…
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よなよなエールが世に出て今の人気に至るまでの物語。ニートのようだった社長が、楽天での経営やチームマネジメントを学んだり、試行錯誤を繰り返して、熱烈なファンを作るまでの物語。今では、都内にもよなよなビールのお店も出されており、考え方や経営者になっていくまでの考え・取り組みがとても参...
よなよなエールが世に出て今の人気に至るまでの物語。ニートのようだった社長が、楽天での経営やチームマネジメントを学んだり、試行錯誤を繰り返して、熱烈なファンを作るまでの物語。今では、都内にもよなよなビールのお店も出されており、考え方や経営者になっていくまでの考え・取り組みがとても参考になる。
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ここの「水曜日のネコ」というビールの大ファン。気になって読んでみた。 てんちょの努力、人柄に感服。楽しく働く、風を起こす、そんなことができる人の等身大の話を読めて、私にもできるかもとパワーをもらった。
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クラフトビール・ブルワリー最大手のヤッホー・ブルーイングの社長である井出直行氏が、1997年の同社の立ち上げから、2000年頃の地ビールブームの衰退を乗り越えて、全国のコンビニやネット通販で確固たる人気を得るまでの道のりを振り返った聞き書きである。(同社の初代社長は星野リゾート社...
クラフトビール・ブルワリー最大手のヤッホー・ブルーイングの社長である井出直行氏が、1997年の同社の立ち上げから、2000年頃の地ビールブームの衰退を乗り越えて、全国のコンビニやネット通販で確固たる人気を得るまでの道のりを振り返った聞き書きである。(同社の初代社長は星野リゾート社長の星野佳路氏で、井出氏は2008年に社長就任) 私は、ほぼ毎晩、ヤッホーの「よなよなエール」、「インドの青鬼」等にお世話になっている、所謂「よなよなエールの伝道師」のひとりであり、ときに爆笑し、ときに涙をしながら、本書を楽しんだ。 「100人に1人でも、大ファンになってくれるのであれば、そこには参入する価値がある。100人のうち99人が「いつものビールでいい」と思うなか、たった1人だけ「あれじゃなきゃダメだ」と思ってくださる製品」、「「変わったビールだな、試してみるか」というお客様ではなく、冷蔵庫に「よなよなエール」のストックがあって、冷蔵庫がカラになるたびに「あのビールがないと寂しい」と、パソコンを立ち上げて買ってくださるお客様を増やすこと」、「僕らは、「よなよなエール」を広めてくださるファンの方を「伝道師」と呼んでいます」。。。読みながら「これはまさにオレのことだ!」と何度も頷き、ヤッホーが「僕らがここにいる理由は「ビール事業を黒字化したい」という、ありきたりな話なんかじゃない・・・そうじゃなくて「個性豊かなビール文化を日本に根付かせたい」。なかでも、まずはおいしいエールビールを、夜な夜な飲めるようにしたい」という存在意義を失わずに、この美味いビールをリーズナブルな価格で造り続けてくれることに、ただただ感謝!である。(他にも優れたクラフトビール・ブルワリーは沢山あって、例えば長野県にも、志賀高原、オラホ、木曽路などがあるのだが、東京のコンビニでこの値段で常に買えるのは、もちろんヤッホーだけなのです) 東洋経済新報社が本書を企画した意図は、口述筆記を行ったジャーナリストの夏目氏が「あとがき」で書いているように、井出氏を“成功した経営者”ととらえ、その足跡を紹介するというもので、確かに、「経営とは引き算で行うもの・・・「将来こうなるから、そのためには、いまこんな手を、一年後にこんな手を打って・・・・・・」と考え、いまから為すべきことを決めていく」など、他のビジネスでも活かせる考え方・アプローチも多数語られている。しかし、夏目氏が「私が当初、想像していた本とは、少し違ったものになりました」と白状している通り、本書に他書にはない魅力や価値を見出すのは、自己啓発に熱心なビジネスマンではなく、クラフトビールをこよなく愛する人々ではなかろうか。。。(本レビューも、「よなよなエール」を飲みながら綴っています) (2016年4月了)
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クラフトビール界の革命児、ヤッホーブルーイングの井出社長によるユニークなマーケティング論。 ほんとうに手探りで、クラフトビール創生期を生き抜いてきた彼の言葉は明るく軽妙なんだけれども実に味わい深い。まるでよなよなエールのように(笑) 地ビールブームが去った後、常陸野ネストビー...
クラフトビール界の革命児、ヤッホーブルーイングの井出社長によるユニークなマーケティング論。 ほんとうに手探りで、クラフトビール創生期を生き抜いてきた彼の言葉は明るく軽妙なんだけれども実に味わい深い。まるでよなよなエールのように(笑) 地ビールブームが去った後、常陸野ネストビールは海外に活路を見出し、ヤッホーブルーイングはインターネット販売とコンビニ進出によってV字回復を達成した。その経営手法は親会社の星野リゾート星野社長のようなエリートとは真逆の、泥臭くもがき続けた不器用なやり方だと思うけれども、そこには底知れない熱量がある。 心から応援したくなる、よい会社、よいブランドを作り上げたと思う。見習いたい。
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