アリバイ会社にご用心 の商品レビュー

新藤卓広(著者)

2023/05/25

物語の前半は正直最近のこれミスはつまんないと思いましたが、後半の展開は大変面白くそして最期は感動しました。もう一冊ぐらいは読んでも良いかなと思いました。

2021/05/28

タイトルや表紙とはかなり印象が違う。重めなお話だったので、ワカマツカオリさんのイラストじゃなかったら、出会わなかった本かもしれない。読んでるととても疑心暗鬼になる。そして冤罪ダメゼッタイ。

2020/12/13

依頼客のアリバイを作る「アリバイ事務所」に勤務する右藤旺太郎は、顧客である佐々木勇を殺した疑いをかけられる。
警察からの聴取を受けた翌日、自分こそが佐々木殺害の犯人だという女性から、自身のアリバイを"崩してほしい"という依頼を受ける。

面白かった。
登場人物が多く微妙に絡んでおり複雑だった。
(図書館)

2020/09/27

なんか盛り込みすぎなような、、、
スキマ時間に読んでいたこともありますが、読んでいてよく分からなくなりました。
個人的には最後に主人公が太一と話しながら、この話全体を整理しているのが好きじゃなかったです。
読んでいて自然と理解できるほうが好きだったので。
黒人に見せかけた日本人のくだりとか、なくてもいいような(笑)

2019/09/18

アリバイを崩して欲しいと願う者。
この様な取り調べを正攻法だといい何日も行われたら、心身の疲労と共に自分が犯人かもしれないと洗脳状態のようになり自白してしまうかもしれないな。
彼女たち兄妹の計画はかなり精密で、パズルのピースが一つでも欠ければ成功しなかった事だが最後になるまで運も味方してたのだろうな。

2019/05/02

王道ミステリーと言った感じの作品。のめり込むほどの要素はないけど、読むのをやめてしまうほどの退屈さも感じさせず、ほどほどにミステリーしてるぜ！ってぐらいの本でした。こんな感想なら何も書かないのと大差ないなあ。

2017/08/19

軽そうなタイトルと表紙の割には、内容はしっかりとしたハードボイルド作品。
表現が分かりにくいところや、途中でやや中弛み感があったものの、全体的には面白いと思う。
骨太な作品を書ける可能性を感じるので、今度に期待しよう。

2017/07/31

もっと軽妙な感じかと思ったら、予想以上にハード。
主人公の過去が重すぎる。刑事長渡は、もっとしっぺ返しをくらってほしかった。まったく、なんてろくでなし。
かっこいい男たちが出てきたのに、あの展開は残念でならない。

2016/09/17

右藤旺太郎が殺人の疑いを晴らす物語だが，登場人物が多い．冤罪で服役し失意のまま死亡した父城山慎太郎の遺品から片桐宗男殺害の犯人は父ではないことが分かった．旺太郎は佐々木勇殺害の容疑を掛けられていたが，勤め先のアリバイ会社も疑惑の目で見られる原因になっていた，会社に佐々木殺害の犯人だと称する藤寺美沙が現れアリバイを崩して欲しいとの依頼があった．同級生の赤田太一と共同で美沙の依頼に対応する旺太郎の苦労が続く．話は複雑に展開し，最終段階でアリバイ会社の社長鈴木富男が殺害された所に旺太郎が出くわし，二人の殺人犯に祭り上げられそうになる．旺太郎の事情を理解した羽田刑事の機転で仕掛け人が判明する．何とも複雑なプロットだ．でも旺太郎が着々と真相を解明していく過程は楽しめる．

2016/09/07

アリバイを作る会社の社員が事件に巻き込まれる。嘘のアリバイ、冤罪、脅迫、暗号などなど盛りだくさんで思ったよりヘビーだった。