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村上ラヂオ(3) の商品レビュー

4.2

45件のお客様レビュー

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2016/09/06

雑誌「アンアン」に連載されたエッセイ集の三冊目。毎日の暮らしの中で起こった愉快な出来事、不思議に思ったこと、村上さんならではの主張など、ユーモアいっぱいの52編。 御自身曰く、「共通する話題なんてないと腹を括れば、逆に気楽に好きなことが書ける」。まさに逆転の発想の自由でお気楽なエ...

雑誌「アンアン」に連載されたエッセイ集の三冊目。毎日の暮らしの中で起こった愉快な出来事、不思議に思ったこと、村上さんならではの主張など、ユーモアいっぱいの52編。 御自身曰く、「共通する話題なんてないと腹を括れば、逆に気楽に好きなことが書ける」。まさに逆転の発想の自由でお気楽なエッセイになっている。読み手側も、肩の力が抜けて温かい気分になる。

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2016/08/02

休日、料理をやっている合間にでも少しづつゆっくりこの本を読むことは「小確幸」のひとつだと思う。 毎度思うんだけど(直ぐ忘れちゃうけど)アンアンの連載作品何だよな。アンアンの読者の人はどう思いながら読んでいらっしゃるのだろう。 巻末でこの連載が終わりな事を知り、残念。 【どんだけ...

休日、料理をやっている合間にでも少しづつゆっくりこの本を読むことは「小確幸」のひとつだと思う。 毎度思うんだけど(直ぐ忘れちゃうけど)アンアンの連載作品何だよな。アンアンの読者の人はどう思いながら読んでいらっしゃるのだろう。 巻末でこの連載が終わりな事を知り、残念。 【どんだけ前向きだよと思うが、そうだよなとも思う。】 新聞に自分の悪口を書かれても、盗撮とかデート・レイプとかで逮捕されて、社会面を賑わしたりするのに比べたら、状況は遥かにましだ。

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2016/06/24

サラダ好きのライオンと副題にあるので、それって何だろう?と思ってしまいますが、特に深い意味はなくそれぞれの想像の産物におまかせ、村上さんのエッセイのこのシリーズは文句なく気持ちよく読める一冊です。ところどころに大橋歩さんのイラストと、最後に今週の村上の一文がおまけみたいに載ってい...

サラダ好きのライオンと副題にあるので、それって何だろう?と思ってしまいますが、特に深い意味はなくそれぞれの想像の産物におまかせ、村上さんのエッセイのこのシリーズは文句なく気持ちよく読める一冊です。ところどころに大橋歩さんのイラストと、最後に今週の村上の一文がおまけみたいに載っているのもいつものことながら楽しみです。

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2016/06/17

いつもどおり、気楽にフンワリ楽しめるエッセイ。村上春樹を読んだことのない人や、苦手意識のある人には、エッセイをおすすめします。ほんとに気楽に読めるし、クスッと笑えたり、ちょっと考えさせられたりして、普段の生活がちょっとだけ楽しく豊かになります。

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2016/06/14

村上春樹にしか書けない雑談集。様々な場所へ旅行したり滞在したり、とにかく色んな知識が豊富なので、近所の物知りのオジサンと気兼ねなく雑談しているようで楽しい。普段の日常生活で考えていることを垣間見れるのは楽しい。 トルーマン・カポーティの短編小説『最後のドアを閉じろ』の最後の一行...

村上春樹にしか書けない雑談集。様々な場所へ旅行したり滞在したり、とにかく色んな知識が豊富なので、近所の物知りのオジサンと気兼ねなく雑談しているようで楽しい。普段の日常生活で考えていることを垣間見れるのは楽しい。 トルーマン・カポーティの短編小説『最後のドアを閉じろ』の最後の一行、「何ひとつ思うな。ただ風を思え」(Think of nothing things,thing of wind.)いい言葉だな。

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2016/06/12

2016年35冊目。 村上春樹のエッセイ集。 「死ぬほど退屈な会話」の章で、『ダーク・スター・サファリ』が「唖然とするほど面白い本」と評しているのを知り、読んでみようと。 大橋歩さんのゆるりとした挿絵入りで4ページ完結のエッセイが52篇収録されている。 力を抜きながらも、肩肘張...

2016年35冊目。 村上春樹のエッセイ集。 「死ぬほど退屈な会話」の章で、『ダーク・スター・サファリ』が「唖然とするほど面白い本」と評しているのを知り、読んでみようと。 大橋歩さんのゆるりとした挿絵入りで4ページ完結のエッセイが52篇収録されている。 力を抜きながらも、肩肘張りすぎない話題の中で、でも村上さんらしい視点とユーモアが詰まっている。 「最近読書離れしてたな。読む練習からするか」くらいな時に丁度いい本。 とにかく、読んでいて心持ちが楽。こういう本も好き。

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2016/06/02

・6/2 読了.多田さんに借りて読む.アンアンでの連載エッセイだけあって、軽い話題を軽快な語り口で述べていて、肩の力を抜いて読める.まあ対してためになるような話題はないんだけど、暇つぶしには悪くないと思う.前作も読むかっていうと疑問だけど.

Posted byブクログ

2016/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初読。さらっと読めて、くすっと笑えるお手軽エッセイ。でも、きちんと計画的に書き上げられ、何度も練り直されている文章なんだよな。村上さん、墓碑銘なくてもいいって書いてたけど、別の本で「少なくとも最後まで歩かなかった」って墓碑銘にすると読んだ気がするんだけど、記憶違いかな?

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2016/05/26

村上春樹の村上ラジオ3を読みました。 村上春樹がアンアンに連載していたエッセイ集です。 いろいろな視点での村上春樹らしい意見が書かれていて面白く読みました。 「女性は怒りたいことがあるから怒るのではなく、怒りたいときがあるから怒るのだ」 そうですよね。一般に「地雷を踏んだ」状...

村上春樹の村上ラジオ3を読みました。 村上春樹がアンアンに連載していたエッセイ集です。 いろいろな視点での村上春樹らしい意見が書かれていて面白く読みました。 「女性は怒りたいことがあるから怒るのではなく、怒りたいときがあるから怒るのだ」 そうですよね。一般に「地雷を踏んだ」状態です。 「イソップは「ありとせみ」という寓話を書いたが、北ヨーロッパには蝉がいないので「ありとキリギリス」に変えた」 確かに蝉は夏の間はうるさいですが、秋になるとぱったりと声が聞こえなくなりますよね。 あっという間に読み終えてしまうのが困りものです。

Posted byブクログ

2016/05/20

面白い。さすがです。トライアスロンまで出て、サラダ好きで、素敵な小説を書く。そんな村上さんがぎっしり。

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