一年有半 の商品レビュー
原文は漢文調で書かれたものであるが、懇切丁寧な注とともに口語文に訳されていて、たいへんに読みやすい。もちろん、原文に触れるに若くはないかもしれないが、書かれている内容を通じて、作者のことを身近に感じることができるという意味では、むしろ口語訳の方がいいのではないかと思われる。
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『稀代の思想家が死を前に何を語るのか?』という興味で読み始めたのだけど、権力者への悪口以上には思えず、残念。
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タイトルは筆者の残り余命から。基本的には世の中を斬るみたいなスタンスで伊藤博文辺りをガンガン攻撃する物申すスタイルで合間に文楽や自分の身体について触れている。 1年半という寿命を短いと思うようなら50年あっても足りない。今を大切に生きろ、というのは至言。
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