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翼を持つ少女(上) の商品レビュー

3.9

22件のお客様レビュー

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2016/07/26

帯文(裏表紙):”ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。SF小説が好きな15歳の少女・伏木空は、SFに理解のない同級生・埋火武人の誘いでビブリオバトル部に入部する。メンバーはそれぞれ得意分野を持つ個性派揃い。張り切って図書室でのデビュー戦に臨む空だ...

帯文(裏表紙):”ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。SF小説が好きな15歳の少女・伏木空は、SFに理解のない同級生・埋火武人の誘いでビブリオバトル部に入部する。メンバーはそれぞれ得意分野を持つ個性派揃い。張り切って図書室でのデビュー戦に臨む空だったが……。紹介書籍は多種多様、臨場感たっぷりの本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ開幕!” 目次:プロローグ, 1「エドモンド・ハミルトンは健全です。」, 2「一条さんの心理描写だけでご飯何杯もいただけます!」, 3「なぜ『モナ・リザ』が名画と呼ばれているのか、知ってるか?」

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2016/07/05

 ビブリオバトルというものを聞いたことはあれど参加したことはなく、本にて先に知ることとなる。面白そう。  作者さんSF大好きですよね! キラキラしてる。  山本弘氏がこういうジュブナイルを書くというだけでわくわくするーって思ったら、やっぱり作者は作者だった。安心した。  そして...

 ビブリオバトルというものを聞いたことはあれど参加したことはなく、本にて先に知ることとなる。面白そう。  作者さんSF大好きですよね! キラキラしてる。  山本弘氏がこういうジュブナイルを書くというだけでわくわくするーって思ったら、やっぱり作者は作者だった。安心した。  そして面白そうな本が次々出てくるから危ない。

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2016/06/25

中高一貫校「美心国際学園」のビブリオバトル部を舞台にした学園小説。近年「ビブリオバトル」という単語を聞く機会が増えたが、いったいなにをするのかを理解している人は少ないだろう。自分が好きな本の魅力をわずかな持ち時間で聴衆の前に発表し、それなりの評価を得るというのは難しいものだ。本作...

中高一貫校「美心国際学園」のビブリオバトル部を舞台にした学園小説。近年「ビブリオバトル」という単語を聞く機会が増えたが、いったいなにをするのかを理解している人は少ないだろう。自分が好きな本の魅力をわずかな持ち時間で聴衆の前に発表し、それなりの評価を得るというのは難しいものだ。本作に登場するSFオタクのヒロインとノンフィクション大好きの主人公は、おそらく作者の分身である。

Posted byブクログ

2016/06/25

本の紹介をゲームにしたビブリオバトルを題材にした小説で読書の面白さやビブリオバトルへの興味が沸いてきます。

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2016/06/08

ビブリオバトルGO!いかに読みたくさせるか?それだけが勝つ秘訣さ!そんな書評バトルを繰り広げる学生たちを描いた作品がこれだ!

Posted byブクログ

2016/06/04

とにかくものすごく惹きこまれた。 ビブリオバトルそのものも素敵だけど ここは私がいるべき世界だ! …なんて勝手に思い込めてしまうくらい 本好きな変わり者高校生たちの仲間に 自分も入りたくなった。 ビブリオバトル万歳!私もやりたい!

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2016/05/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ビブリア古書堂の事件手帖」とはまた違った本の魅力を"まさに"紹介する一冊でした。物語を読みながら、新たな作品を知る、知らない読書の世界が垣間見えます。 本の中で紹介されるSF作品群は、敬愛する藤子・F・不二雄先生の創作の影響を与えたのではと思いました。 (ドラえもんの大長編だってスペース・オペラでしょ?) 自分が感銘を受けた本を語りたい、でも語ることの難しさを感じているなら、それを少し和らげてくれる1冊だと思います。下巻も楽しみです。

Posted byブクログ

2016/05/18

以前BSフジでやっていた『原宿ブックカフェ』にビブリオバトルのコーナーがあって、全然興味がなかったジャンルの本が紹介されるのが面白かったんだけど、まさか“本格的ビブリオバトル青春小説”なんてものが登場するとは! そしてSFオタクで不思議ちゃん扱いされているヒロイン・伏木空ちゃんの...

以前BSフジでやっていた『原宿ブックカフェ』にビブリオバトルのコーナーがあって、全然興味がなかったジャンルの本が紹介されるのが面白かったんだけど、まさか“本格的ビブリオバトル青春小説”なんてものが登場するとは! そしてSFオタクで不思議ちゃん扱いされているヒロイン・伏木空ちゃんの読書傾向が、何故か私のドストライクという(笑) E・E・スミス、E・R・バローズ、エドモンド・ハミルトンが列挙された最初の数ページでどっぷりハマッちゃいましたよ。 私が読んだのも『レンズの子ら』だったよ、とか、『火星シリーズ』の表紙のデジャー・ソリスにドキドキしたなぁ、とか、ちょくちょく投げ込まれる小ネタにいちいち反応しながら、あっという間に読み終わりました。

Posted byブクログ

2016/05/14

ビブリオバトル 好きな本があって、人に薦めたい気持ちがあって、それを言葉にできて5分間で話す技術も必要‥‥なんて高度な技術。参加して発表者の発言を聞き、読みたくなった本を選ぶことなら出来ると思う。発表者には到底なれないのでビブリオバトル部の皆さんのこだわりをじっくり読ませて...

ビブリオバトル 好きな本があって、人に薦めたい気持ちがあって、それを言葉にできて5分間で話す技術も必要‥‥なんて高度な技術。参加して発表者の発言を聞き、読みたくなった本を選ぶことなら出来ると思う。発表者には到底なれないのでビブリオバトル部の皆さんのこだわりをじっくり読ませてもらいました ♪♪

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2016/05/12

ランキングから物色し、皆さんの評価も良さげだったし、また、“ビブリオバトル”の存在は薄~く聞いたことはあったけど、細かな内容については全く知らなかったので、何よりそれに惹かれて買ってみた。 それにしても、本の紹介をする“バトル”を題材に、殆ど中身を本の紹介に費やしながら、物語を組...

ランキングから物色し、皆さんの評価も良さげだったし、また、“ビブリオバトル”の存在は薄~く聞いたことはあったけど、細かな内容については全く知らなかったので、何よりそれに惹かれて買ってみた。 それにしても、本の紹介をする“バトル”を題材に、殆ど中身を本の紹介に費やしながら、物語を組み立てていくって、なかなか凄い。 導入のSF本の紹介は、これでもかというくらいでかなりくどく、そこは気になりつつも、しかし、紹介される本はそれぞれなかなかに興味深く、あれもこれも読んでみたくなる。 これに続く、学校でのバトルもジャンルを広げて引き続き、個性豊かに延々と紹介される内容に圧倒される。 確かに、世に出る本の量からして、こちらが読めるものは限られており、読めば琴線に触れた筈の本でも出会わなければどうにもならないわけで、私がランキングから探すのもひとつの方法だろうが、こうしたバトルを見て心動いた本に触れてみるというのもそこはまた一興だろう。 物語としては大した中身はないが、紹介される本の量と内容に圧倒され、トライもせずにここで興味を持った本でも全ては読み切れないだろうという残念感に浸りつつ、下巻へ続く。

Posted byブクログ