大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ の商品レビュー
譲って貰った本の中にあった1冊です。 辛いと感じる人間関係にも関わらず、続けてしまうことがあります。 結論として、距離を置くことが大切と説かれていると僕は解釈しますが、もちろん(?)これが難しいです。 僕は人生の節目節目に周りの人の力で、そのような関係と「運良く」距離を置くこと...
譲って貰った本の中にあった1冊です。 辛いと感じる人間関係にも関わらず、続けてしまうことがあります。 結論として、距離を置くことが大切と説かれていると僕は解釈しますが、もちろん(?)これが難しいです。 僕は人生の節目節目に周りの人の力で、そのような関係と「運良く」距離を置くことが出来ていました。 当時は激しい罪悪感や反発も抱きましたが、振り返ると僕にとっては、正しい選択だったのだろうと思います。 今は距離を置いたおかげで、だいぶニュートラルに考えられている自覚があります。 本書にあるように相手の業を想像し、きっと辛い経緯があったのだろうと思う余裕も生まれました。 人は人、僕は僕、人間関係に限らず事象全て、それだけのことなのでしょう。 しかし僕の思考は、相変わらず歪んでいると思っています。 この思考回路(結生)を良くして行くことは、まだまだこれからだと思います。 特に長年培って来た、失敗してしまうと言う思い込みは、何とかしたいです。
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(再読) 『ある女性は、母親と二人暮らし。一族は、明治時代からの貿易商でかなりの資産家。都内の一等地に古色漂う大邸宅を構えて住んでいる。 女性は一階に、母親は二階に暮らしている。深夜・・・二階から突然、母親の怒鳴り声が聞こえてくる。そして、ゆっくりと階段を降りてくる音が。 重たいドアが開く・・・母親が、うつむいたまま、ねめつけるようなまなざしでこちらをみつめている。その手には、出刃包丁が握られている。 ・・・・・』 「包丁をもって深夜向き合っている」母と娘。 それは、毎夜のように繰り返される。 母はもう95歳、娘は71歳・・・・・。 こんな恐ろしく業の深い母と娘の実例から本書は始まります。 (序章 家族はもっとラクでいい より) ドクドクという心臓の音(わたしの)聞こえてきそうです。 他にも、わかりやすくて説得力のある実例が多数あります。 また、『親の業を知れば、人生の謎が解ける』では、『業の診断テスト』もあります。 業のタイプ別の詳しい解説は、とても参考になります。 前回は、本書を通して、自分自身の本音に気づき、衝撃的でした。 今回は、少しは成長したわたしの今の心を確認しながら読みました。 怒り、罪悪感、執着、等等。 あゝそうだった、と想い出し、すとんと腹落ちでき、嬉しく想います。 『愛とは、相手の心を、感情を、思いを、願いを、ーーありのままに理解して、けして否定しないこと。お互いの心の自由を認め合える関係のことです。』 『ただ理解しようと努めることーーその「誠実さ」だけで、本当は十分なのです。』 今のわたしの目標は、完璧を求めないことでしょうか。 読後、心が軽くなったように想います。
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他人なら我慢するのに、『家族だから』罵り、傷つけ、暴力をふるう。他人には見せないのに、『家族だから』残酷さや支配欲、身勝手さをさらけ出す。 家族であるがゆえに苦しんでいるのだろう。 ただの他人なら悩まなくてすむのに『家族だから』悩んでしまう。 家族といっても別々の人間。 家族って...
他人なら我慢するのに、『家族だから』罵り、傷つけ、暴力をふるう。他人には見せないのに、『家族だから』残酷さや支配欲、身勝手さをさらけ出す。 家族であるがゆえに苦しんでいるのだろう。 ただの他人なら悩まなくてすむのに『家族だから』悩んでしまう。 家族といっても別々の人間。 家族ってホントやっかいだと改めて思いました。
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親との歪んだ関係に執着しすぎていたことに気づけた。 悪い感情での反応がでなくなるまで、一度関係をリセットしたい。
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タイトルが面白くて手に取った。親との関係で悩んでいる人向けの本。ざっくり言うと、親の性格や行動はどんなに働きかけても変わらないので、諦めて十分に距離をとりなさい、と説く。自分自身が親への執着心のようなものを持っている場合は、理想の親像、幻想を抱いているので、幻想だと気づくトレーニ...
タイトルが面白くて手に取った。親との関係で悩んでいる人向けの本。ざっくり言うと、親の性格や行動はどんなに働きかけても変わらないので、諦めて十分に距離をとりなさい、と説く。自分自身が親への執着心のようなものを持っている場合は、理想の親像、幻想を抱いているので、幻想だと気づくトレーニングをすることを勧めている。色即是空の発想は、親に対してもいえるということ。それにしても、本の中で紹介されている親子の事例が本当に危なそうなケースばかり。これは確かに改善の余地なく、逃げるしかないと思う。
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自分の家族に嫁ぎ先の家族、家族に翻弄され…。 「家族の基本はニュートラル」 いいんだ…、このままで…と背中を暖かく押してもらいました。
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親子というのは、最も身近な存在であるだけに、相手に対する激しい怒り、あるいは、良い関係が築けないのは自分のせいだと思う自責の念が強く現れてしまいがちですが、相手に過度に期待せず、少し引いたところから客観視することが、良好な関係に近づく一歩なのだと理解しました。 頭で理解できても、実践するのは、なかなか難しそうですが、そのように意識を変えていけたらと思います。
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