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組織の掟 の商品レビュー

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31件のお客様レビュー

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2022/05/11

第1章 組織の活用術―組織は自分を引き上げてくれる 雑用仕事 個人にスキル 相手に合わせた仕事 10年で一人前 第2章 組織の従属術―上司には決して逆らうな 組織は上司に味方 上からの要望に逆らえず 嫌な仕事 若いころの苦労 後輩のためにサボタージュ 外部の助言で組織を動かす ...

第1章 組織の活用術―組織は自分を引き上げてくれる 雑用仕事 個人にスキル 相手に合わせた仕事 10年で一人前 第2章 組織の従属術―上司には決して逆らうな 組織は上司に味方 上からの要望に逆らえず 嫌な仕事 若いころの苦労 後輩のためにサボタージュ 外部の助言で組織を動かす 無能なのはトップか番頭か 出世は巡りあわせと運 第3章 組織の分析術―人材には適した場所がある 職業適性 利己的なサメは共食い 一般人は習慣にまかれる 独自の正義感→一番危険 第4章 組織の管理術―デキる部下を見極めよ 能動的能力 試験が基礎能力維持 ロジができない≒サブはできない 社会常識・若いころに教育 やる気だけ←かかわらない 第5章 組織の防御術―問題人物からは遠ざかる ゼロ型人材→断固拒否 嘘つき・死ぬまで治らず 酒乱のサイン 心の病気 組織の情報通 第6章 組織の処世術―人間関係はキレイに泳げ 組織によっての落とし穴 健康管理も実力のうち 理屈<組織の掟 第7章 組織の戦闘術―ヤバい仕事からうまく逃げろ 言質をとられない 上の人間に断らせる 秘密を守れる人材 逃げ道は自分で確保 第8章 組織の外交術―斜め上の応援団を作れ 働きやすい環境は自分で 危機のときに真価がわかる 人脈のハブから世界を広げる 常識の違う人→違う現実をみせてくれる

Posted byブクログ

2021/09/11

組織の中でサラリーマンすることの心得。 上司の操り方/筋の悪い仕事の避け方・自己防衛術、部下を選ぶときの基準等。 確かにカバーは欲しい。サブの仕事/能力・知識があると何にせよ強い。

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2021/08/16

「入っている組織を活用して自分を高める」 ・関わらない事の大切さ ・組織内でも最後の逃げ道を確保する ・部下の教育、見極め方 外務省勤務での経験からか、文面にストイックさを感じて一般人ながらとても参考になる著書

Posted byブクログ

2020/12/29

外務省での実話を元にした話で日本式組織の中でどのような点に注意すべきか、守るべき掟を提示し問題提起と解決策を提案している。また、鈴木宗男のロシア絡みの問題について少し触れている。

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2020/07/25

「組織には法律とは別の「掟」がある。」 著者の外務省勤務経験をもとに組織の一員として生きるための処世術がしたためられています。 真っ先に挙げられるのが「上司には絶対に逆らってはいけない。組織は上司に味方する。」こと。 そのほかに 「一度でもラインを外れてしまった人間が出世を続け...

「組織には法律とは別の「掟」がある。」 著者の外務省勤務経験をもとに組織の一員として生きるための処世術がしたためられています。 真っ先に挙げられるのが「上司には絶対に逆らってはいけない。組織は上司に味方する。」こと。 そのほかに 「一度でもラインを外れてしまった人間が出世を続けてトップになれる可能性はほとんどない」 「どこの組織でも上司の仕事は部下の成果を吸い取ること」 「会社勤めは要領を持って本分とする」 「組織は知らず知らずのうちに個人を支配する」 など、キレイごとではない組織のありようを示したうえで、いかにして自らの身を守るかについてアドバイスを与えてくれます。 この本をお薦めしたいのはやはり、これから会社などの組織で働こうとする新社会人の方々です。理想ではなく現実の組織の在り方を垣間見て、予めそれに備えることができます。社会人デビュー前に本書に出会えた方はラッキーだと言えます。 また、ここにあるような状況をどうしても受け入れられないという方は組織ではなく、違った身の処し方を検討するのもひとつでしょう。

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2020/03/25

久し振りに著者の本を手に取った。国家権力や大企業ではあるあるの話なのだろうが...。モサドの人事評価はなかなか興味深かった。「組織に10年いれば一人前になれる」は確かにそういう面もあるが、10年経つと更に登っていけるか、限界に達しているかを見極める時期なのだと思う。200頁ほどな...

久し振りに著者の本を手に取った。国家権力や大企業ではあるあるの話なのだろうが...。モサドの人事評価はなかなか興味深かった。「組織に10年いれば一人前になれる」は確かにそういう面もあるが、10年経つと更に登っていけるか、限界に達しているかを見極める時期なのだと思う。200頁ほどなのでさらっと手軽に読めるのは良。

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2020/01/17

外務省時代の経験を通して、組織の本質や組織で生き抜く知恵を説いた本。 組織には必ず「掟」が存在します。暗黙の内に共有された掟は強力で、組織内の人間に大きな影響を与えます。組織を生き抜くには掟の存在を早く理解し、掟の中で立ち回る術を身につけなければいけません。 本書は、外務省に...

外務省時代の経験を通して、組織の本質や組織で生き抜く知恵を説いた本。 組織には必ず「掟」が存在します。暗黙の内に共有された掟は強力で、組織内の人間に大きな影響を与えます。組織を生き抜くには掟の存在を早く理解し、掟の中で立ち回る術を身につけなければいけません。 本書は、外務省に勤務していた頃に佐藤優さんが経験した出来事を通して、組織の実態や本質、組織の中でうまく生き知恵などが書かれています。

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2019/11/19

組織は自分の能力を引き上げてくれる。確かに組織だからやらざる終えないこともやる必要があり、それが結果としてスキルの向上につながる。上司は選べれないが部下は選べる。肝に銘じる。評判が良くなる振る舞いが必要。やむを得なく退職することもある。そうなったときのためにも稼ぐことが出来る能力...

組織は自分の能力を引き上げてくれる。確かに組織だからやらざる終えないこともやる必要があり、それが結果としてスキルの向上につながる。上司は選べれないが部下は選べる。肝に銘じる。評判が良くなる振る舞いが必要。やむを得なく退職することもある。そうなったときのためにも稼ぐことが出来る能力を作っておく。もっとも重要なことは組織の外にリスクを負ってくれる友人を作ること。

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2022/08/27

外務省という、きわめてシヴィアな掟の支配する世界を生きてきた著者が、組織のなかでしたたかに生きるための方法について語っている本です。 著者の体験にもとづいた人材論ですが、具体例が豊富でおもしろく読めました。ただ、良くも悪くも、個別的な事例にそくした議論に終始しているところに、読...

外務省という、きわめてシヴィアな掟の支配する世界を生きてきた著者が、組織のなかでしたたかに生きるための方法について語っている本です。 著者の体験にもとづいた人材論ですが、具体例が豊富でおもしろく読めました。ただ、良くも悪くも、個別的な事例にそくした議論に終始しているところに、読者の評価が分かれるポイントがあるような気がします。個人的には、人間がつくる組織の生態について、もう一歩踏み込んだ考察を展開してほしかったように思います。

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2017/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

佐藤優氏の外務省(在ソ連・ロシア日本国大使館)での勤務経験をベースに、組織で生き抜くための知恵が紹介されている。ポイントは以下のとおり。 ・組織には、個人を強制的に変え、スキルを身につけさせる仕組みがある。 ・組織は上司に味方する。 ・下剋上を起こしたものを歓迎しないのが日本の組織文化。 ・「汚い仕事」は面従腹背でサボる。 ・本人が主観的に能力があると思っても、不平不満ばかり言っている奴は、客観的にみて能力がない。 ・外国語能力には、能動的能力と受動的能力がある。能動的能力が受動的能力を超えることはない。 ・組織のなかで最も厄介なタイプが「能力はないが、やる気のある部下(上司)」。 ・プライドが高くて傷つきやすく、自分を抑圧してきた人は、他人のことも批判の目で見る。正義を楯にする。 ・酒乱やストーカーなど何かに依存し、本能的な衝動をコントロールできず、破滅的な行動をとる者は非常に危険。 ・組織は個人を支配する。 ・派閥やネットワークにまったく参加しない人がいるとすれば、その人は能力が劣っているか、性格的に他人と信頼関係を構築することができないので、仲間に入れてもらえないのである。 ・「あいつは人付き合いの悪い変わり者だ」とか「人間嫌いだ」という評判を立てられないようにすることが重要。 ・後ろ向きのエネルギーを蓄積した人とは、極力接触しない。 ・健康管理も実力のうち。 ・ヤバイ話については、「聞かないでおく」というのが強力な防御法。中途半端に首を突っ込んでおいて、後から逃げるという態度よりはよっぽどいい。 ・「面倒ごとからは逃げる」「上を巻き込んで自分では判断しない」「問題点やリスクを提示して断らせるように仕向ける」という回避術で事を治める。 ・組織はリスクや責任を負うことを何よりも恐れる。組織の責任を回避するためなら、個人が犠牲になることはやむを得ないという論理で動いている。 ・組織の外部に理解者を得ることには、構造的な利点がある。

Posted byブクログ