ゼロの激震 の商品レビュー
技術者である男達と、国を動かす男達が熱くぶつかり合い、マグマに襲われた関東地域を命懸けで守るハラハラもんの小説。 後半、嫌な予感·····的中で木龍の身に起きる出来事に泣いてしまった(T_T) この本の何がいいって、男達の熱い闘いに女が絡まない所。 こういう話に女は要らぬ(笑)...
技術者である男達と、国を動かす男達が熱くぶつかり合い、マグマに襲われた関東地域を命懸けで守るハラハラもんの小説。 後半、嫌な予感·····的中で木龍の身に起きる出来事に泣いてしまった(T_T) この本の何がいいって、男達の熱い闘いに女が絡まない所。 こういう話に女は要らぬ(笑) 専門的知識が散りばめられていて、読む人にとっては堅苦しいだけの話かも知れません。 国民の為に技術者として命を落として行く者の姿は涙、涙·····でした。 人間が長い間、侵し続けた(続けてる)自然破壊に地球が罰を与えてる·····こんな日が来ない事を祈るけど、地球を壊し続けてる人間様には、この本の様な事が起きないと考える事すらしないんだろうな。
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関東北部では、金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々が原因不明の死を遂げ、 富岡で大火災が発生するなど大災害が頻発していた。 そんな折、元大手ゼネコン技術者の菊川のもとに、突如奥立という男が現れる。 すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべ...
関東北部では、金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々が原因不明の死を遂げ、 富岡で大火災が発生するなど大災害が頻発していた。 そんな折、元大手ゼネコン技術者の菊川のもとに、突如奥立という男が現れる。 すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく、 東京湾第一発電所の建設に携わった菊川の力を借りたいという。 だが、菊川の協力もむなしく秩父鉱山で大噴火が発生、やがてマグマは東京へと南下していく。 このままでは関東が壊滅し、最悪の場合、日本、そして世界までもが滅んでしまう――。 (アマゾンより引用) この作家さんの本、もう読まんと思う
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今までのゼロシリーズの中で一番面白かった。 だけど、他のシリーズと一緒で読み方にコツがあります。 はっきり言って細かい専門用語が出てくることもあり、またやってることがよくイメージがわきません。 その辺をうまい具合に軽く流す程度で読めれば楽しめます。 細かく理解しようとすると挫折し...
今までのゼロシリーズの中で一番面白かった。 だけど、他のシリーズと一緒で読み方にコツがあります。 はっきり言って細かい専門用語が出てくることもあり、またやってることがよくイメージがわきません。 その辺をうまい具合に軽く流す程度で読めれば楽しめます。 細かく理解しようとすると挫折します。 しかしこれは実際に起こるかもしれないという錯覚に襲われます。 東日本大震災の時にも同じように命がけでどうにかしようとしてくれてた人がいたんだろうなっと思いました。 他のゼロシリーズ同様、映画になりそう。
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トンデモかと思えば、最近の知見も含めてそれなりの科学的裏付けはありそう。 細かい突っ込みところはいろいろあるが、首都圏をこれだけ破壊しつくすのはむしろ潔い。
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関東、北関東が火山噴火の被害に見舞われ壊滅するパニック、ディザスター小説。 あり得ない(たぶん)設定にリアリティを出すためか、地質の専門的な説明が長々と続くので少々のまどろっこしさを感じた。
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どうにかなるのかな、と思ったけど、どうにかなるもんではなかったのね。 元大臣の「東北でよかった」発言があったけど、この作品を読んだ直後だったのかも~、と勝手に想像。
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関東北部で未曾有の大災害が頻発します。 元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、ある男が訪ねてきます。 マグマ活動にともなう被害を阻止すべく、技術者としての木龍の力を借りたいといいます。 しかし彼の協力もむなしく大噴火は止められず・・・。 東京は大災害に見舞われてしまいます。 この危...
関東北部で未曾有の大災害が頻発します。 元大手ゼネコン技術者の木龍のもとに、ある男が訪ねてきます。 マグマ活動にともなう被害を阻止すべく、技術者としての木龍の力を借りたいといいます。 しかし彼の協力もむなしく大噴火は止められず・・・。 東京は大災害に見舞われてしまいます。 この危機を救うために立ち上がった男たちの活躍が、胸を打ちます。 とにかくすごいミステリです。
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スゲ〜〜よかった 想像していた以上にいろいろ感動できた 読んで良かった。 この方の本は全て読んでます。
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専門用語オンパレードで、分かりやすく伝えてくれているであろう部分もイメージ出来なかった。 ほとんど読んだつもりになっているだけかもしれない。 技術者ではない一般市民の教訓としては、すぐに避難する。デモには行かないってことですね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
当時のラジオ番組「大野勢太郎 HYPER RADIO」と、偶然同日に掲載された新聞広告で知りました。 読み始めて間もなく「(東京湾の)バベルシステム」なんて単語が出てきて、おい何処のバビロンプロジェクトだよ!と突っ込み、の 御嶽山の噴火の例に触れている部分などは、そのあたりを読んだ数日前に遺族が損害賠償訴訟を起こしたというニュースがあり、そんな部分でもリアリティがありました。 あとはもう、『シン・ゴジラ』ですかね。 総理を含む閣僚の会議とか、非常災害対策本部やら緊急災害対策本部やら(巨災対がないのが不思議なくらい)、官邸地下の危機管理センターとか「それどこの省庁に言いました?」的な台詞とか。首相が官邸を離れるあたり。それが冒頭の「バビロンプロジェクト」を引っ張ってずっと川井憲次さんの音楽が脳内BGMになって本を閉じるまで続きました(「バベルシステム」が先だったからBGMが鷺巣詩郎さんにならなかったんだろうな、と思います)。 本当は初めてご本を手に取った時、カバー画のおどろおどろしさに怖くなり、読めるか不安になりましたが、まるで本当に起きていることのように感じドキドキして、でも勢いで読みました。 物語中後半、人為的なことからこの地殻変動が起こっていく、という種明かしにはえええ!となりました。本当に人為的にこんなことが起きるんだろうか、ピンポイントで点穴をついてしまったのか、とか考えながら読んでいくと、今度はどこのグスコーブドリだよ!パニック小説のはずが宮沢賢治か!という流れに。思わず青空文庫で読んでしまったじゃないですか! 実際、昨年は自然災害が続きました。今年は恙なく過ごせますように。
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