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ペテロの葬列(下) の商品レビュー

4

134件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    50

  3. 3つ

    28

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    0

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2026/03/01
  • ネタバレ

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上巻に引き続いて、社会全体に蔓延る詐欺組織の存在から、暮木の正体、そして彼が罰を与えたかった人たちとその方法が明らかになっていくのが気持ちよかった反面、2巻分というストーリーは少し冗長になった感じもあった。 冒頭の自転車のイメージが、杉村の自分でも気づかない心情を明らかにし、そしてラストの私生活での大変化につながっていく流れは、これまでの2作で積み上げてきた家族との生活を描いた数々のシーンがあっただけに、ショックでもあり、また感慨もあった。 「悪は伝染する」という本書のテーマを、娘への指輪物語の読み聞かせから想起し、また最後のシーンまで持ち越すなど、指輪物語をサブ的な伏線で使っていたのも地味に上手い演出だった。 終わりが終わりだっただけに、次作があることがわかっているのが救いだが、また新たな切り口で物語が見れると思うと楽しみに思う。

Posted byブクログ

2026/02/17
  • ネタバレ

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読み終わった、面白かった〜。それで、ぼーっとしています。良い読書体験ができました。Huluでドラマやってたので、見ているところです。ドラマはドラマで楽しいです。杉山三郎シリーズ、1と2は読んでないのですが、4と5に進みたいです。杉山三郎は、探偵になるようですね。そして、読み終わってから、1と2を読もうかな?1の誰かは、昔読んだような気がするけど、ほとんど覚えてないです。 やはり、身分違い(古い)の恋はうまくいかないのかなー。人それぞれ、価値観は違うけれどね。大きく違いすぎると、お互い、窮屈になるよね。まあ、杉山三郎は、これから探偵さんになるようだし。杉山三郎の過去の物語って感じで、受け止めればいいのかな〜とか、色々思った。

Posted byブクログ

2026/01/23
  • ネタバレ

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下巻は、上巻と比べて物語の重たさが一気に加速します。被害者と加害者の境界があいまいになり、何が正しくて何が正しくないのか分からなくなっていきます。 主人公の杉村さんでさえ、正しいことを言い、正しい行動をしているはずなのに、次第に鼻につく偽善者のように見えてきました。周囲の人たちに寄り添っているようで、実は自分自身の論理的な正しさに固執しているだけではないか、そんな印象を受けます。 そして、これは読後感を大きく左右した点なのですが、私はこの物語を「世の中は善と悪で単純に割り切れるものではない。だからこそ、せめて自分の家族だけは大切にし、自分が迷子にならないように居場所を守ろう」というメッセージとして受け取っていました。ところが物語のラストで、杉村さんと菜穂子が離婚するという展開が用意されていたことに、強い戸惑いを覚えました。 この長い物語を自分の中で咀嚼するには、もう少し時間がかかりそう。

Posted byブクログ

2026/01/18
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あっという間に読み終えちゃいました。面白かったです。シリーズ最長編ということもあり、結構キャラクターに感情移入しちゃいました。坂本くんが少しずつ悪態付くようになるところとかゾクッとした。そしてラストで明かされる「あれ」。車内でのやり取りは杉村に感情移入しすぎて吐きそうになりました。その後の義父との会話とか「大人やなあ〜」と思ったけどそういう着地も含めて大好きなシリーズです。最後の1文が「俺の明日はどっちだ!?」みたいな変な爽やかさがあってちょっと笑ってしまった。

Posted byブクログ

2026/01/07

杉村三郎シリーズってすんごい途中までは眠いなーと思いながら読んでるんですけど、後半からは怒涛の面白さに引き込まれるんですなぜか。この後半戦の為にずっとつまらんのを耐え抜いたご褒美的な感じです。つまらぬ所も読んでないと後半の面白さに繋がらないんですよね。引き込まれます。

Posted byブクログ

2025/11/24

仕事が忙しく隙間時間にコツコツ読みましたが、先が気になる展開は相変わらず。読み終えて、はぁっ!となりました。特にラストが。 宮部作品の現代ものは、どうしてもテーマが重くなりますが、結論、とても面白いです。

Posted byブクログ

2025/11/23

驚いたのであまりネタバレしないように ずっと出てきた、見かけた自転車 が、こんな結末になるとは いろんな事件と出来事と人の気持ちが重なりあってつながりあって さすが宮部みゆき先生 という作品  人がもつ善良さ、弱さ、利己的な部分を感じられた

Posted byブクログ

2025/11/16
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私が私を取り戻すまで。そして、指輪物語のように滅びの山への旅のスタートを切る。大きな事件の背景に、主人公の杉村が再出発するまでの道筋が描かれていて、その部分に今回の再読では惹かれ続けていた。旅の答えがどうなるかはこれからだが、これもまた人生だ、と思わせてくれた。宮部みゆき作品に感服。

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2025/11/11

バスジャック事件から繋がる本筋のほかに、並行して濃密な出来事が次々展開。 杉村さんがサラリーマン業と事件解決を両立する姿にただ者じゃない感を覚えました。 小さな解決が積み重なり、本筋の核心へと繋がっていく過程がぞくぞくする面白さ。 たった一言で世界がひっくり返る衝撃に...

バスジャック事件から繋がる本筋のほかに、並行して濃密な出来事が次々展開。 杉村さんがサラリーマン業と事件解決を両立する姿にただ者じゃない感を覚えました。 小さな解決が積み重なり、本筋の核心へと繋がっていく過程がぞくぞくする面白さ。 たった一言で世界がひっくり返る衝撃に思わず軽くうめき声が出ました。 続編も必読だと強く感じています。

Posted byブクログ

2025/09/24
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人間のドス黒いところがドロドロとどんどん溢れてくる。そん中で杉村が唯一の救い。にしてもなんか気持ちが重くなる内容だった。その後の杉村が気になる。

Posted byブクログ