ちっちゃな科学 の商品レビュー
かこさとしさん、福岡伸一さん、どちらの著作やインタビューもなるべく読んでいるので、エッセイや対談の内容としてはあまり新味はなかったけれど(内容のほとんどがいままでにあちこちで発表されたものの寄せ集めでもあり)、ハンディにまとまっているので、お二人に入門する人にはいい本だと思う。 ...
かこさとしさん、福岡伸一さん、どちらの著作やインタビューもなるべく読んでいるので、エッセイや対談の内容としてはあまり新味はなかったけれど(内容のほとんどがいままでにあちこちで発表されたものの寄せ集めでもあり)、ハンディにまとまっているので、お二人に入門する人にはいい本だと思う。 子どもの理科離れをただ案じていないで、大人が身近な自然を楽しんでみせればいい、というのが最大のテーマで、一問一答では、文系vs理系で思考停止してしまう教育制度や人の意識への危機感がふたりに共通していた。まったくそうだな、文系と理系で反目したり責任押し付けあったりしてて、けっきょく反知性主義に負けてしまっては元も子もないな、と思った。 ブックガイドはいつもの福岡先生セレクション+かこさんの作品だけだったので、もっとひろく科学系の絵本の紹介があったらよかった気もする。ともあれ、子ども時代にかこさんの絵本(お話系にせよ、科学系にせよ)にであうかどうかで、かなり人生は左右されるというのは確かだと思った。
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本来子供は何も言わなくとも好奇心の塊なのだから,それを阻害しないことが最低限の親の仕事で,子供のやりたいを加速させられたらそれで十分ではないか.ものに頼る飽物の時代だからこそ,ものに頼らず頭で工夫する仕掛けを考えられたら目的は達せられる.ようは,親の問題に帰着するだろう.
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やはり文理わけ自体ナンセンスなんだな。かこさんのお話はとても素敵。マップラバーとマップへイターについても、なるほどと感心した。私はマップラバーだが、自分で再現するのは苦手なマップへイター。
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親子で大好きな絵本をたくさん描いているかこさとしさんと、生物学の先生による新刊! ・子どもが理科離れしている最大の理由は「大人が理科離れしている」から ・"小自然"に気づこう ・「センス・オブ・ワンダー」を育もう ・「寄り道」を楽しもう ・大人は何を...
親子で大好きな絵本をたくさん描いているかこさとしさんと、生物学の先生による新刊! ・子どもが理科離れしている最大の理由は「大人が理科離れしている」から ・"小自然"に気づこう ・「センス・オブ・ワンダー」を育もう ・「寄り道」を楽しもう ・大人は何を望むのか 等々、ドキッ!としつつも、そっか、現代の大都会でもできることはたくさんあるんだ!ホッとしました。 そして、環境や自分の言動を見直してみたいと気付かせて貰えました。 かこさとしさんの絵本も、改めて深く味わいながら読みたいと思います♪ 子育ての大切な"答え"が載っている一冊!
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