食べて勝つ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「勝つ」ためのスポーツ栄養学の本。 これはハース博士が考案した食事法で、テニスのマルチナ・ナブラチロワや、ジョン・マッケンローなどの有名選手のアドバイザーをしていたらしい。 たん白質と脂肪を少なくして、炭水化物をたくさん食べることによって、無駄な肉をつけずにエネルギー効率だけをよくする作戦。 結構古い本なのでAmazonにさえ詳細は載っていないくらい。 だから結構栄養素の分類もざっくりしているんだけど、もしかしたらそれは古さのせいではなくて、博士がアメリカ人だからかもしれない。 博士の書くパスタのゆで方のコツ “沸騰した湯のなかに、湯の温度をさげないよう、少しずつパスタを入れていくこと。約200グラムのパスタなら、アルデンテになるまで6分ほどゆでる。ザルにあげて2,3秒冷水をかけ、よく水気をきってから、ソースをかけて食べる。” …お湯に塩はいれないの? 少しずつパスタを入れるの? 冷水をかけるの? 一人前の量が多い! ダイエットメニューのはずなのに、1日に食べていいポップコーンの量2カップって…。 そこは我慢できないものなの? 本の最後に日本人向けのメニューが載せてあるが、それを読むと、日本人はわざわざこの本を読まなくても、バランスのいい食事を適量とっていればいいと思う。 きのこや海藻も含めて、和食の食材の種類の豊富さは宝だと思うわ。 しかし突っ込みどころ満載のこの本を読んで、広岡監督はヤクルトを日本一に導いたらしい。(そのくらい古い) もちろんポップコーンは食べさせなかったと思うけど。
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