『キングダム』で学ぶ乱世のリーダーシップ の商品レビュー
心に響くフレーズ ① 士は己を知る者の為に死す ② リーダーは、目的に対して、合理的であらねばならない。 ③ マイナスの裏にもプラスを見出すことはできる。マイナスからプラスを見出すわけですから、常に明るく前向きでいられるのです。
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キングダムの魅力の1つ、リーダーとしての在り方の核心に迫る。 登場人物がなぜここまで人を惹きつけるのか、それがリーダーの条件であることを見事に言語化。 これだから乱世は面白い。 ピックアップした条件 ⚫︎人を巻き込み同志とできるか 若き政が六代将軍王騎を動かしたように、相手が求...
キングダムの魅力の1つ、リーダーとしての在り方の核心に迫る。 登場人物がなぜここまで人を惹きつけるのか、それがリーダーの条件であることを見事に言語化。 これだから乱世は面白い。 ピックアップした条件 ⚫︎人を巻き込み同志とできるか 若き政が六代将軍王騎を動かしたように、相手が求めるものを対等に示す。 誰よりも自身が熱い思いを持つこと。 ⚫︎率先垂範 信も王騎も昌平君もそうであったように、自らが現場の最前線で戦う姿勢。そして誰よりも強い。 ⚫︎部下愛を持って人を育てられるか 信や騰も王騎の愛を受けて絶大な成長を獲得。 ・熱いビジョンを作り出せるか 政が王騎を動かしたのも、呂不韋が国を動かしたのもビジョンをがあったこそ 組織を率いるには目指すべきゴールが必要。 ゴール実現のストーリーも示すことが肝要。 ⚫︎自らを捧げる使命感はあるか 昌平君、河了貂、信、それぞれが使命感を持っている真のリーダー。 リーダーのビジョンを自分のものにできるか。
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リーダーシップって憧れるけど、私にはリーダーのどの素質もないし、できなそう〜と思いました でも、信頼してついていくべきリーダー像はわかりました これから社会に出て行く息子たちにも話してみよう!
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リーダーとはなんだろう、というところから始まります。 キングダムに出てくる登場人物、場面、セリフと共に解説されているので原作大好きな私には理解しやすかったです。 小事をおろそかにする人は大事を成せない 人はどうしても自分の評価が甘くなりがち などふとした時にわすれてしまうこと...
リーダーとはなんだろう、というところから始まります。 キングダムに出てくる登場人物、場面、セリフと共に解説されているので原作大好きな私には理解しやすかったです。 小事をおろそかにする人は大事を成せない 人はどうしても自分の評価が甘くなりがち などふとした時にわすれてしまうことが思い出せてよかったと思う。 あとはなんと言っても我が主かっこよすぎ。 この本でもカッコよかった。 いつも心に王騎将軍 あしたからまた1ヶ月社会生活頑張りましょう…あーやだやだ笑
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# リーダーシップとはリーダーだけのものではない ## 面白かったところ - 故事成語や孫子の兵法を引用しながらキングダムの名場面を振り返っており、1つの解釈としてとてもわかりやすく説明されている点 - 主人公並の武将だけではなく隊長の武勲のために命を懸けた部下に対してもフ...
# リーダーシップとはリーダーだけのものではない ## 面白かったところ - 故事成語や孫子の兵法を引用しながらキングダムの名場面を振り返っており、1つの解釈としてとてもわかりやすく説明されている点 - 主人公並の武将だけではなく隊長の武勲のために命を懸けた部下に対してもフォーカスしており、本質的なリーダー像を論じている点 ## 微妙だったところ - 「○○力」という怪しい言葉が毎章出てきて萎 ## 感想 キングダムを読んでいると、役職や名声に関係なく「人間」と「仕事」の生々しさを垣間見ることができる。 ときには「どれだけ人間の皮を破ることができるか?」という選択も迫られる場合もある。 当書はそのような現実的な描写にスポットを当てて「誰でもリーダーになることができる」というメッセージを説いている。 リーダーとは、名ばかりの「リーダー(仮)」ではなく、リーダーシップを発揮できる・している人のことを指すものだと強く思う。 ことキングダムに於いて、どのようなシーンがリーダーシップを発揮しているか。なぜこのシーンが漫画世界の人々や我々読者の胸を熱くさせるのかを論じており、面白かった。 またキングダムを読み直したい。
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前読んだけど、読み直し。 改めて見ると、この人めちゃくちゃ仕事出来るな&出世するなって人は下へのエンロールがめちゃくちゃ上手い。 為人の裏に感情のロジックが働いていると実感。 いつの日か。。
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大好きなキングダムの内容から、筆者が考えるリーダーシップについて執筆されている。リーダーシップの構成要素について、それぞれの場面を写像させて描かれているため、スッと内容が入ってくると感じる。 信がそうであるように、リーダーシップは育成できるものであると感じされてくれる。 リーダーを目指す人に、まずは持っておいて欲しい力 ・目指す目的地を示す「 ビジョン構築力 」 ・ビジョンに対して人生をかける「 使命挺身力 」 ・リーダーに助言し、協力してくれる人を大切にする「 部下愛育力 」 この3つの条件がクリアできれば、あとは壁に当たり、谷に落ち、川で溺れそうになりながら実地で身に付けることができる。 リーダーの条件 ①人を巻き込み同志とできる(エンロール力)→人によって目指すべき目的がことなるため、その人に合わせてエンロールしていかなくてはならない ②率先して範を示せるか(率先垂範力) ③先を見通し細部まで気を配れるか →彼を知り、己を知らば、百戦殆うからず ④合理的に考え非常になれるか(非常合理力) →常に目的に照らして考える、ポジティブな考えは部下にも可能であるが、ネガティブな考え方はリーダーにしかできない ⑤部下愛を持って人を育てられるか(部下愛育力) ⑥前向きさ明るさを持っているか(明朗快濶力) →リーダーたるもの、常に物事の利と害、すなわちプラスとマイナスの両面を考慮するもの ⑦すべてを背負う覚悟はあるか(リスクテイク力) ⑧人間を理解しているか(人間理解力) →人は信じてはいけない「人主の患いは、人を信ずるに在り」そのために疑って疑って疑って、残った部分を信じていく。 ⑨熱いビジョンを作り示せるか(ビジョン構築力) →思いの籠ったビジョンを作り、それに向けるストーリーを作り、フォロワーに示し、実現可能性を信じてもらう。そこに「真・善・美」の価値を感じてもらう力が必要 ⑩自らを捧げる使命感はあるか(使命挺身力)
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漫画「キングダム」に出てくる登場人物の思考や言動に焦点を当て、リーダーシップについて分析をした本。 筆者は自ら設立したコンサルティング会社で、代表取締役を務めている。孫氏の兵法を現代企業経営に活かす孫氏兵法コンサルティングを行なっている。 最終的に筆者が伝えたいのは 「誰しも、その気になれば、リーダーシップを発揮できる」ということ。 本書ではリーダーの条件として10個の要素を挙げている。 →①エンロール力 ②率先垂範力 ③細心配慮力 ④非情合理力 ⑤部下愛育力 ⑥明朗快濶力 ⑦リスクテイク力 ⑧人間理解力 ⑨ビジョン構築力 ⑩使命挺身力 中でも先ず身につけて欲しいのは、「ビジョン構築力」「使命挺身力」「部下愛育力」の3つ。 →「真善美」を伴ったビジョンを有しているか、自分もフォロワーもそのビジョンに身を掛けれるか、賛同してくれる部下を時に信じ、時に叱り、褒め、任せることができるかといったところ。 →先ずは周囲の賛同を得られるビジョンを確立すること。 (調子の良いことではなく、その道筋を着実に進んでいると現場で実感できるもの) 10個全てを満たすのは容易ではない、自分にはどうしても厳しいという時は、そういった強みを有する秘書や部下を側に置くこと。 ちなみに本書で1番印象に残った台詞は、 「亡骸を辱めるより、これ以上味方に犠牲を出させぬことの方が大事ではないのか!(李牧)」 →相手側兵士の心理や自陣の損失など先のことまで配慮して、現状のベストな行動を促した発言。
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誰しもがリーダーシップを持てることを感じました。キングダムの登場人物の生き方、使命感から必要とされる力がわかりやすく書かれています。先頭に立ちもっと活躍したい人にオススメです。
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<どんな本?一言で紹介> Yahoo!アカデミア学長・伊藤羊一氏がおくる、漫画『キングダム』を題材にした「リーダー育成とチームビルディング」が書かれた本。 <どんな人におすすめ?> 仕事で悩んでいる人。 自分の人生や将来に悩んでいる人。 『キングダム』が好きな人。 <読んだら、どんなことが分かるの?> 『キングダム』の登場する中華最強の男たちの「ありよう」からわかる、リーダーの条件10ヶ条。 ・人を巻き込み同士とできるか ・率先して範を示せるか ・先を見通し細部まで気を配れるか ・合理的に考え時に非常になれるか ・部下愛を持って人を育てられるか ・前向きさ明るさを持っているか ・すべてを背負う覚悟はあるか ・人間を理解しているか ・熱いビジョンを作り示せるか ・自らを捧げる使命感はあるか <日々の生活、仕事などに活かせるポイント> 1.迷ったらワイルドなほうを選べ これを習慣化すると、「ハイリスク・ハイリターンの選択肢」から「すぐには逃げない自分」へと変わっていける。著者はかつて、マイルドな選択肢を選ぶ人間だった。しかし、冒頭の言葉を口にするのを日課にし、食事の店選びや会議の発言など、少しずつ行動を変えていった。すると、仕事の判断や生き様もワイルドになってくる。リスクをとり、新たな道へと踏み出すうちに、自分の志が強まり、次はより大きな一歩を踏み出すことができるのだ。 2.マインドは一瞬の気づきで変わる いくらスキル(腕前)があっても、マインド(心)がついてこなければ、戦いには勝てない。「個人の力」を氷山でとらえると、表に出ているのがその人の行動(スキル)で、そのベースが水面下(マインド)にある。スキルとは、論理思考力などの専門知識や技術を指す。一方、マインドとは情熱や軸、倫理観などを総称したものである。 マインドを形成する要素は「神殿」のイメージで説明できる。土台が「価値観」、その土台から出てくる柱が「軸」、軸の内に乗っている屋根が「志」にあたる。よって志というのは、「何が好きで、何が大事か」という自分の価値観からにじみ出てくるものだ。 この価値観を知ることが、自分の人生を切り開くためのスタートとなる。自分の価値観は、内省や人との対話により、過去の人生を振り返ることで見えてくる。 3.徹底した準備が、ブレない自信と説得力を生む 自信を持って語るための鉄則は、怠りなく準備をしておくこと。 著者は「ソフトバンクアカデミア」という、孫正義氏の後継者を見出して育てる学校に所属していた。孫正義氏に最初にプレゼンした際、ストーリーの構想や資料作成を丹念に行い、デリバリー(声に出して伝えること)の練習を徹底した。5分のプレゼンを1日30回、これを10日続けて計300回以上練習したのだ。すると本番では勝手に口が動いた。これだけ練習していれば内容を忘れることはないため、安心して相手を動かすことに集中できる。すると、さらに自信を持って話せるという好循環が生まれる。 また、相手の心を動かすスピーチの極意は、「一人ひとりに声を届ける」ことである。プレゼンでは語りかける対象が大勢いる。その際、聞いている人たちがどんな表情で、何を求めているかを想像し、一人ひとりに語りかけるようにしたい。 <感想> ワイルドな選択肢ひいては「リスクをとれ」というのは、今の時代こういう本で頻繁に耳にする。これは「株やFXをしろ」とか「借金して起業しろ」いう意味ではなく、インターネット化によって、行動量(試行回数とPDCA)でしか差別化できない故のことだと思っている。 志、ビジョン、マインド、スキルいろいろあるが、「完璧な」ものなど最初から作れない。日々、試行回数を重ねていきながら、少しづつ形の変わっていくものだ。 「志やビジョンが固まらないから動けません」なんてのは、いつまでたっても発進しません。と、最近のいろんな本読んで知った。
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