ストーカー加害者 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ストーカー加害者へのカウンセリング、インタビューを踏まえて加害者のことを知って今後に活かそうという趣旨。ストーカーと一言で言ってもいろんなタイプがあるけどいくつかの共通点があって。結局どうしたら事件に発展するのを未然に防げるのかはわからんけど、小さいうちからの教育、被害者にならないように危機感をもつことが大切なんかな。
Posted by
自分がストーカーをやめたくてもやめれない病的なストーカーの方も多いようなので、治療に上手く繋げていくのが必要ですね。
Posted by
興味深い。認知の歪みがすごかった。ここから更生するのは難しそう。 思い込みが激しい、粘着質、こだわりが強い、孤立している、被害妄想が激しい、怒りのスイッチが入りやすい
Posted by
<感想> こまで読んだストーカー関連の書籍の中でも特に面白かった。実例と分析が分かりやすい。三人のストーカーの例を紹介しているのだが、特徴的な3タイプになっており、一口にストーカーと呼ばれる犯罪者にも異なる思考パターンと動機があることを学んだ。 また、著者が直接インタビューしてい...
<感想> こまで読んだストーカー関連の書籍の中でも特に面白かった。実例と分析が分かりやすい。三人のストーカーの例を紹介しているのだが、特徴的な3タイプになっており、一口にストーカーと呼ばれる犯罪者にも異なる思考パターンと動機があることを学んだ。 また、著者が直接インタビューしているせいか対象のストーカーの認知の歪みが非常にリアリティーを持って迫ってくる。 普通の感覚の人間にとっては単に気が合わないだけという反応でも、ストーカーの素養がある人間いとっては尊厳を傷つけられたように感じるのだと理解できた。貴族的な自意識といえばよいのだろうか。 自己肯定感の低さと自己評価の高さが同居している不思議な精神状態にも感じる。 また、本書では病気の可能性にも言及している。 <アンダーライン> ★★★「優位に立ちたい」「嘘をつかれるのが大嫌い」 ★★★★★ 「相手のことを決して信じるな」と。それは、すごくストーカーを生まない活動に貢献してるんですよ。 ★★★結局、支配欲が原動力 ★★★★死ぬまでテリトリーに置いといて、たとえ離れても人生をずっとウォッチしてるぞ、と。で、相手がどんどん落ちぶれていくのを、私は上から楽しんで眺めてるんだ、と。そう思っている心理は「ストーカー的な心理」 ★★★★ 1.いつも何かに脅えている 2.好きだから相手を試す 3.優位に立ちたい ★★★★佐藤さんは人間不信で被害妄想が激しい。そのため、いつも何かに脅えていて、突然、怒りのスイッチが入りやすい。人間不信なので好きな相手を試してしまうし、常に相手の優位に立っていないと不安に感じてしまう。 ★★★納得いかないことは納得できないっていうような、「拘り」が強い人が多くて。 ★★★★★ 結果が良かったんだからいいじゃないって普通は思えることでも、いや、プロセスにおいてここを飛ばして思考されているとか、飛ばして議論されていると思いがちな傾向があるんですよ。 ★★★「ちゃんと誤って許してもらえた」っていうことが欲しい ★★★★田中さんは被害妄想が激しいが、相手の女性を美化し過ぎているため相手の女性が自分を嫌っているとは解釈しなかった。 ★★★★普通は好きな人を殺すことはしない。しかし、彼らは「好きだから殺す」と言い切る。それは執着心でしかない。 ★★★★ストーカー加害者たちは自分が傷つくのが怖いのだ。 ★★★★★ 彼らは自分を加害者だと思っていない。被害者だと思っているのだ。 ★★★★★ 相手が自分の存在そのものを嫌っていることには、全く無関心だったのだ。 ★★★★「会いたい」というより、「会いに行かなければならない」みたいな状態 ★★★★(自己愛)被害者に拒否をされると許せない ★★★★★ 相手が私を無視していたんじゃなくて、私が相手のことを無視していたんだと思います。その人がやめてほしいって言っていることをまたやってしまうというのは、相手を私がずっと無視していたんだなと思いました。
Posted by
凄惨なストーカー犯罪が起こる中、加害者がなぜストーカーをしてしまうかを把握して、予防していくことが重要である。 しかし、ストーカー加害者へのカウンセリングをすることへ批判をする人も多い。なぜ加害者へ手厚いケアをするのかと。 筆者はストーカー加害者のカウンセラーを介して、具体的...
凄惨なストーカー犯罪が起こる中、加害者がなぜストーカーをしてしまうかを把握して、予防していくことが重要である。 しかし、ストーカー加害者へのカウンセリングをすることへ批判をする人も多い。なぜ加害者へ手厚いケアをするのかと。 筆者はストーカー加害者のカウンセラーを介して、具体的なストーカー加害者たちへインタビューを行う。 記載されるルポは生々しく、インタビューを読む中で底冷えするような恐ろしさを感じる。一般的な愛憎関係も多々あるが、こういう考え方は思いつかなかったなというような考え方をしている部分がある。 思考狭窄というか、考え方の癖がよりこだわりを強くしているような。カウンセルによりここを”ほぐす”ことは大事なのではないかと感じた。 本文に記載があるように 「治療へ繋げられれば再犯を防げる 」 ということ、そして、そのためには 「警察と医療の連携が重要」 社会的な仕組として強化していく必要があるのだと思う。 また、 インタビューした加害者が言っていた、「被害者側が甘い部分もある。ストーカーされているのにSNSにコメントあげて、今どこで何しているかを発信してしまっている」というのは加害者側の勝手な意見なのだけど、リアリティがある。 こういう、倫理的か否かは置いておいて、犯罪のメカニズム、当事者たちの言い分をしっかり客観的に把握しておくことが、どこで何を恐怖と感じるべきか、現実的な対処をどうとるかという部分で役にたつのではないかと思う。 ==ストーカー加害者の思考分析 == ■佐藤さん 1.いつも何かに脅えている 2.好きだから相手を試す 3.優位に立ちたい 4.情が深く激しい 5.人間不信である 6.被害妄想が激しい 7.怒りのスイッチが入りやすい 8.”生”に対しての執着が無い ■田中さん 1.何事にも拘る 2.粘着質の性格 3.一本気・一途な性格 4.思い込みが激しい 5.被害妄想が激しい 6.不安や不満を持っていない 7.怒りのスイッチが入りやすい 8.孤立している ■上田さん 1.考え方が幼すぎる 2.相手を美化し過ぎている 3.相手に何かを求めるという気持ちは無い 4.困らせてやろうという感情はある 5.繋がっていたい 6.自分がやっていることをよくわかっている 7.自分の行動を止められない
Posted by
被害者より、加害者の人生に興味がある。彼らはどうして犯罪を犯さなければならないのか。社会的に言えば彼らには責任があるが、たぶん同じ境遇なら自分だってストーカーの境界線くらい軽く越えてしまうだろう。相手を殺すか、自分を殺すかしか選択肢がなくなってしまう状況は、誰にでもありうる。だか...
被害者より、加害者の人生に興味がある。彼らはどうして犯罪を犯さなければならないのか。社会的に言えば彼らには責任があるが、たぶん同じ境遇なら自分だってストーカーの境界線くらい軽く越えてしまうだろう。相手を殺すか、自分を殺すかしか選択肢がなくなってしまう状況は、誰にでもありうる。だから、加害者から学ぶ。加害者は人間。この作家は、本来、加害者に責任を問う必要はないが、責任を感じていない加害者に憤りを感じている。
Posted by
ストーカー加害者を理解しなければ事件はなくならないという観点から、加害者カウンセリングに通う3人の加害者のインタビューを軸に、彼らがストーカー行為に及んだ理由、彼らが抱える問題を解き明かそうとし、増え続けるストーカー事件をどうすれば減らし、なくすことができるかをを考えた作品。 ...
ストーカー加害者を理解しなければ事件はなくならないという観点から、加害者カウンセリングに通う3人の加害者のインタビューを軸に、彼らがストーカー行為に及んだ理由、彼らが抱える問題を解き明かそうとし、増え続けるストーカー事件をどうすれば減らし、なくすことができるかをを考えた作品。 3人の加害者には、攻撃的で、とにかく相手より優位に立たなければ気が済まない性格の持ち主だったり、かなり自己中心的な考え方の人だったり、してはいけないことしていると理解しながら行為そのものが止められない人だったり、表面的にはまったく違うタイプが揃っている。彼らは加害者であるのに被害者意識が強い場合が多かったり、自分がこうと決めたことを他人に曲げられることをいやがるなど、共通点も見られる。とくに言えるのは、彼らは何かに強い不安を感じているということだ。 こうした加害者への取材を取り上げる一方で、ストーカー事件を未然に防ぐ取り組みも紹介されている。一部のストーカーには、行為を止められない、抑制が効かない病理性があるタイプがいて、こうした人には警察と病院が連携して、重大な事件に発展する前に治療に取り組むケースなども始まっているようだ。 その一方で、現在の高校生の中には、彼・彼女の関係になったら「束縛するのが当たり前」「理由があれば暴力を振るってもよい」と考える者が、かなりの割合でいる。こうした「ストーカー予備軍」を考えると、ストーカーの根絶にはほど遠く、むしろ増えていくのではないかという危機感を、著者は感じている。 加害者の話を聞いていると、全体としてみれば、性格も行為も常軌を逸していて、理解も共感もできないような人たちだが、細かいひとつひとつの行為の中には、誰でもする可能性があることもある。一歩間違えれば誰でも加害者になりかねない危うさがあると感じた。
Posted by
執着型・求愛型わかっていないからやめられない・一方型という三つにタイプをわけてストーカー加害者を紹介していました。 アイドルが34か所を刺された事件に起因して借りたわけではなくそれ以前から予約していてタイムリーさに驚きました。 読み始めてから気づいたのだけれどおそらくこの番組を...
執着型・求愛型わかっていないからやめられない・一方型という三つにタイプをわけてストーカー加害者を紹介していました。 アイドルが34か所を刺された事件に起因して借りたわけではなくそれ以前から予約していてタイムリーさに驚きました。 読み始めてから気づいたのだけれどおそらくこの番組を見ています。 その時は「ふーん」とどこか他人事のようにしか感じていませんでした。 周りに加害者になったり被害者になった人がいないし私自身もどちらにもなったことないし。 でもそれを思い出しながら読んでいると恐怖を感じました。 加害者たちは自分勝手で思い込みが激しく一方的。 自分の想いをぶつけたいことしか考えておらず相手のことを考えるとか交流するとか考えていないように感じました。 交流のキャッチボールをしようとしていない感じ。 また特徴に思い当たる節があってドキッとしました。
Posted by
ストーカー加害者3名へのインタビューから、その心理を分析し、実像に迫っています。 自分がストーカーになってしまいそうで手に取ってみたのですが、驚くほど自分と共通する部分があり、考えていくべき方向性が見えた気がします。 ただ誰でも持ち得る感情なので、危険はどこにでもあると感じました...
ストーカー加害者3名へのインタビューから、その心理を分析し、実像に迫っています。 自分がストーカーになってしまいそうで手に取ってみたのですが、驚くほど自分と共通する部分があり、考えていくべき方向性が見えた気がします。 ただ誰でも持ち得る感情なので、危険はどこにでもあると感じました。
Posted by
加害者へのインタビューを試みるが、「私は被害者だ」という。 話を聞いてみても、えらく頭がよくて、インタビュアーがポジション取りできない。 怖い。 ストーカー加害者として社会的制裁を受けながらも、なお誤解を解いてプロポーズがしたい、という人。見た目は物腰からは、とてもそん...
加害者へのインタビューを試みるが、「私は被害者だ」という。 話を聞いてみても、えらく頭がよくて、インタビュアーがポジション取りできない。 怖い。 ストーカー加害者として社会的制裁を受けながらも、なお誤解を解いてプロポーズがしたい、という人。見た目は物腰からは、とてもそんな風に見えないという。 怖い。 反省や理解もしているようでいて、どこかで「一般的」な感覚とはずれている。 怖がってばかりじゃ仕方ないけどさ。 わかっているけどやめられない、というスタイルもあれば、自分は被害者だという人もいる。被害者の逃げ方が甘いとか、そんなこといわれてもどうしたらええねん、のような。 加害者はストーカー行為依存症になってしまうようだ。病気なのかどうかは諸説あるようだが、病気だとして、治療が出来れば再犯防止にはつながる、とはいえ初犯の場合はそこまで辿りつけないだろう。 で、ストーカーには共感性が欠落しているらしい。え、僕も割とそうかもしれないなあ。 一方でストーカーを呼び寄せやすい被害者もいるらしい。たまたまそういう人と会わずにストーカーとしての才能を発揮せずに生きてこられたのだろうか。 怖い。
Posted by
- 1
- 2
