「暮しの手帖」とわたし ポケット版 の商品レビュー
大橋鎮子さんの自伝です。すこし、きれいごとが多いように思いますが、「暮しの手帖」という類まれな雑誌の理解には不可欠な一冊です。
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こちらの本、ブクログ登録日は2021年1月31日。 読むことがなく、今後も読む予定がなくなったので、本日(2021年6月16日)、レビューを書いておきます。 著者、大橋鎭子さん。 どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 大橋 鎭子(おおはし し...
こちらの本、ブクログ登録日は2021年1月31日。 読むことがなく、今後も読む予定がなくなったので、本日(2021年6月16日)、レビューを書いておきます。 著者、大橋鎭子さん。 どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 大橋 鎭子(おおはし しずこ、1920年3月10日 - 2013年3月23日)は、日本の編集者、エッセイスト。暮しの手帖社社主・元社長で同社の雑誌『暮しの手帖』を創刊した。妹の大橋芳子も同社創業メンバーの一人で、エッセイスト。 で、こちらの本の内容を、適当なところからコピペすると、 戦後間もなく「しずこさん」は、のちの名編集者・花森安治と出会い、暮らしがもっとおしゃれに、豊かになるアイデアを集めた雑誌『暮しの手帖』を創刊。28歳の女性がともした小さな灯は、日本の家庭をあたたかく包む大きな光となっていった。激動の昭和を駆け抜け、戦後の暮らしの復興に灯をともし続けた「しずこさん」、93年の物語。
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まさに戦後日本の奇跡だったと思う。戦前それなりの教育を受けていた者が、戦時中の混乱で財産を失うなどすするが、その文化的な遺産を活かして、戦後のリベラルな空気の中で復活する。割とよくあるプロットではある。 でも、細かいストーリー(花森がプラモデル好きなど)は、面白かった。
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NHK連続テレビ小説 とと姉ちゃんのモチーフ本。 創刊者 大橋鎭子さんの自伝。 創り上げていくことの楽しさ 興味のアンテナを絶えず広げること 彼女の話からは 前向きな気持ちが ガンガン伝わってくる。 思わずドラマのシーンが浮かぶ場面も。 新しいことに一歩踏み出す勇気をもらえ...
NHK連続テレビ小説 とと姉ちゃんのモチーフ本。 創刊者 大橋鎭子さんの自伝。 創り上げていくことの楽しさ 興味のアンテナを絶えず広げること 彼女の話からは 前向きな気持ちが ガンガン伝わってくる。 思わずドラマのシーンが浮かぶ場面も。 新しいことに一歩踏み出す勇気をもらえる本。
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2016.8/7 「暮しの手帖」創刊社主をモデルにした朝の連ドラ「とと姉ちゃん」も欠かさず観ている♪エッセンスを上手にドラマに取り入れていることが伺える。雑誌から編集者の思いが感じられるものはそれなりにあると思うが、人柄が滲み出ているものはそう無いように思う。後半に添付されている...
2016.8/7 「暮しの手帖」創刊社主をモデルにした朝の連ドラ「とと姉ちゃん」も欠かさず観ている♪エッセンスを上手にドラマに取り入れていることが伺える。雑誌から編集者の思いが感じられるものはそれなりにあると思うが、人柄が滲み出ているものはそう無いように思う。後半に添付されている幾つかの号の「編集者の手帖」(あとがきですね)までしっかり読みましょう!
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編集部というより、『暮しの手帖』を作っている家族、という感じ。会社というより、家庭のよう。あたたかみのある、愉快な場所でした。そんななかで『暮しの手帖』を作ることを、編集部員みんなが、とても大事なことと思っていたのです。 (P.166)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「とと姉ちゃん」が好きだから読んだ本。「とと姉ちゃん」の主人公のモデルになった大橋鎭子さんと花森安治さんについて知りたくて読んだ本。この本を読んで大橋さんの北海道での話とアメリカの視察旅行のエピソードが印象に残った。
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朝ドラから知ったので、史実はどうなんだろうと思って読んでみた。ものすごくパワフルな人。家族仲の良さが羨ましい。
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仕事をもって、世の中で活躍している女性の生き方に惹かれます。朝ドラの村岡花子、広岡浅子につづいて、大橋鎮子さんの人生もまた魅力的でした。 戦後、人々の価値観をつくってきた、まさに暮らしの「運動」であった雑誌「暮らしの手帖」。当時の熱い想い、真剣さが、それでも肩の張らない鎮子さんの...
仕事をもって、世の中で活躍している女性の生き方に惹かれます。朝ドラの村岡花子、広岡浅子につづいて、大橋鎮子さんの人生もまた魅力的でした。 戦後、人々の価値観をつくってきた、まさに暮らしの「運動」であった雑誌「暮らしの手帖」。当時の熱い想い、真剣さが、それでも肩の張らない鎮子さんのことばで簡潔に語られています。その真剣さに、川端康成、井上靖、三島由紀夫など、名だたる文士が寄稿し、村上シェフなど超一流の料理人たちがレシピ作りに力を貸してくれたのでしょう。(料理は必ず編集部でつくって、わかりやすい説明や写真をつけて、家庭料理になるよう工夫されていました) 昭和33年に、アメリカ大使館から招かれて、アメリカを視察する手記は、鎮子さんの好奇心と意欲に溢れています。 読者が、お金を出して買ってくれるに足りる、ホンモノを届けること。雑誌なのに増刷されて、売られ続けているのも納得です。 これをずっと買っていた母を、見直してしまいました。 ところでこの本は「ポケット版」とあり、文庫本サイズよりひとまわり大きく作られています。それが何ともここちよい大きさで、文字の大きさも読みやすく、とてもよかったのです。
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暮らしの手帖にいたる思い 人の役に立つ雑誌を作らなければという志の強さがシミた…。広告と媒体の関係も今と全然違うけど 自分が作りたいものを作るためには こんなにも覚悟と行動が必要なんだなあと。 次このまま花森編集長についての本を読もう。
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