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痴人の愛 の商品レビュー

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58件のお客様レビュー

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2025/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ナオミという女が周囲の男たちを翻弄する物語。 読者視点だと最初は「そんなことある?」とナオミに苛立ちを覚え、それに対する主人公の河合にも共感できずにいた。自分の人生やお金を無駄ごとに使う人なんて馬鹿げていると思っていた。しかし、最終展開に差し掛かり、なにかにた経験あるなと感じるところが多々あった。 「翻弄する何か」になすがままに翻弄されることは、第三者から見れば馬鹿げているかもしれない。でもその間の幸せや幸福は計り知れないものだと、私も確かに知っていた。それは単に異性や人ではなくても、何か身近なものにさえも共通する、誰しも感じる感情ではないだろうか。 河合は「ハイドゥハイドゥ」を心の底から求めており、それはきっと永遠の病だ。

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2025/06/19

おすすめポイント ・大正ロマンを満喫したい人におすすめ ・銀山温泉や城崎温泉に持ってって読んだら、いい気持ちになれそう ・筋書き自体は大したことないのに、表現がやはり「読ませる表現」…唸ります ・「ナオミ帰ってきて」というだけの事なのに、ものすごいページ数を割いてくどくどと、もと...

おすすめポイント ・大正ロマンを満喫したい人におすすめ ・銀山温泉や城崎温泉に持ってって読んだら、いい気持ちになれそう ・筋書き自体は大したことないのに、表現がやはり「読ませる表現」…唸ります ・「ナオミ帰ってきて」というだけの事なのに、ものすごいページ数を割いてくどくどと、もとい滔々と表現される…これが明治時代にあったってすごいな ・当時はこれ、新聞連載だったらしいですね。当時のサラリーマンおぢたちの夢とロマンが詰まってやがるぜ 残念なところ ・ちょいちょい谷崎のフェチがぶっ込まれる。お前が足フェチなのは十分わかったよ。笑

Posted byブクログ

2025/03/19

 最近は多様性や個別性が重視されて性の境が曖昧になってきてるけど、やっぱり男、女ならではのそれぞれの魅力があることは否定できないね。

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2025/02/21

初の文豪小説。あまり内容を知らずに選んだわけですが…これが初めてで良かったかもしれません。 文豪小説ってもっと堅苦しくて眠くなるものと思っていましたが、良い意味でハードルが低くなりました。 ただ、こんな方達が身近に居たら呆れてしまって物も言えないなと思います。 救いようがなさすぎ...

初の文豪小説。あまり内容を知らずに選んだわけですが…これが初めてで良かったかもしれません。 文豪小説ってもっと堅苦しくて眠くなるものと思っていましたが、良い意味でハードルが低くなりました。 ただ、こんな方達が身近に居たら呆れてしまって物も言えないなと思います。 救いようがなさすぎて呆れて笑ってしまいます。

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2025/02/10

 大正時代の若い娘との恋愛を描いたものであるが、なんだかとても現代的であると感じた。現代であれば、これほど女性に貢いだり市内のかもしれないが、精神的には女性に支配されている状態は同じだと思った。

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2025/01/13

自分が立場が上だと思い掌で転がしているつもりがいつの間にか、相手の手中にいると言う怖さ。客観的に捉えながらもハマっていってしまう主人公の感情が切実に描写されていた。

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2025/01/03

【2025年1冊目】 二十八歳の時、私こと河合譲治は運命的な出会いをしてしまう。カフェでウエイトレスの卵として働く十五歳のナオミに、夢中になってしまったのだ。ナオミが希望するまま、音楽と英語を学ばせ、新しい家にまで引っ越した譲治。彼女を自分好みに育てる過程で、二人は夫婦の誓いを交...

【2025年1冊目】 二十八歳の時、私こと河合譲治は運命的な出会いをしてしまう。カフェでウエイトレスの卵として働く十五歳のナオミに、夢中になってしまったのだ。ナオミが希望するまま、音楽と英語を学ばせ、新しい家にまで引っ越した譲治。彼女を自分好みに育てる過程で、二人は夫婦の誓いを交わすが――。 源氏物語をちゃんと読んだことはないんですが、失敗した光源氏みたいな話やないかと思いました。贅沢の限りを尽くさせ、堕落しないわけがないというか。そこに天性の魔性さを遺憾無く発揮させたんでしょうね、という感じ。馬鹿だなぁという気持ちよりも、生物として、多分最初から負けていたんじゃないでしょうかという推測。恐らくは出会った時から。 解説も読もうかと思いましたが本文が高カロリーだったのであきらめました。新年一発目からいろいろと濃かったです。

Posted byブクログ

2025/01/03

ナオミのような、蠱惑的な魅力を持った女性って実際にもいるんだろうなって思った まだ幼い頃のナオミと、自分の美しさを知ったナオミの違いが怖い それまで「君子」と呼ばれてた男性の理性でも制御出来ずに、情欲に溺れるの怖かった 肉体の描写がすごい

Posted byブクログ

2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

浮気発覚後にナオミを軟禁して、譲治が家に帰ったらナオミがぐーぐー不貞腐れて寝てて無理やり起こしたら、身体中ぼりぼり掻くシーンが好き

Posted byブクログ

2024/08/11

たまたま書店にて目にし、少し興味を持っていたので手に取ってみた。 するとあっという間に世界観に引き込まれ、読み終わった。 どこか遠いような話でありながら、近くに感じる不思議な感覚をもった。 ほぼ100年前の作品にここまで魅せられると思わなかった。おすすめの一冊。

Posted byブクログ