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ワンダフル・ワールド の商品レビュー

3.7

33件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    12

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2016/09/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 人外との恋愛が出てくるので驚いたものの、好きなジャンルなので思わずニヤっと笑ってしまう。 ラストの猫の最後を描いた作品が、同じ猫飼いとして悲しくて辛かった。

Posted byブクログ

2016/09/11

登場人物が緩やか~に繋がっている短編5つ。 さらっと読みやすいのだけど、村山さんの言葉の選び方が情感がある。 不実な恋愛だったり、昔の男との再会だったり、俗っぽくなりがちな設計なのだけど、嫌な感じがしないのは、主人公の女性たちが皆、潔いからかな・・・ 失ったものの記憶と共にある香...

登場人物が緩やか~に繋がっている短編5つ。 さらっと読みやすいのだけど、村山さんの言葉の選び方が情感がある。 不実な恋愛だったり、昔の男との再会だったり、俗っぽくなりがちな設計なのだけど、嫌な感じがしないのは、主人公の女性たちが皆、潔いからかな・・・ 失ったものの記憶と共にある香り、匂いと共によみがえる感情・・・そんな記憶に直結している香りって自分にもあるな~と思い出させてくれる作品。 「バタフライ」と「TUNAMI」が秀逸。

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2016/09/03

作者は30〜40代の女性の心の機微を描くのがうまいなあと感心させられる。男としては、なるほどと思うと同時に心がザワザワしてしまう。

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2016/09/01
  • ネタバレ

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5編の中で、心に残ったのはバタフライとサンサーラ。 中古のポルシェと一緒に若い男を期間限定で自分のものにする。けれど、実は癌を患っていた志織。 こんなにカッコよすぎる女性、いるんだろうか。 いや、もしいても自分から語らないからわからないね。 サンサーラの香奈、不調の原因は強すぎる母にあるのはわかっているのに、なかなか先に踏み出せない様子に、読んでいる側ももどかしくて仕方ない。が、最後はまあ、よかった。 どの話も読みながら「なにかしら」の匂いが立ち上がってくるような感じがした。

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2016/08/21
  • ネタバレ

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ゆるく登場人物が連鎖する恋愛短編集。その短編の中では不思議な骨董屋さんの主と母からの呪縛から抜け出せずにパニック障害まで起こしていた女性との恋を描いた「サンサーラ」が面白かった。不思議な骨董屋さんの正体って私の想像する不老不死のあれであっているのかな?

Posted byブクログ

2016/07/13

5編の恋愛短編集。 どれもハッピーエンドというわけではないけれど なんとなく明るい未来が想像できる終わり方で よかったです。 大人の恋愛模様を色濃く描いた 村山さんらしい作品だと思いました。

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2016/07/09
  • ネタバレ

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「アンビバレンス」「オー・ヴェルト」 「バタフライ」 「サンサーラ」 「TSUNAMI」の5つの短編集。 どれもよかった、特に印象に残ったのは サンサーラかな。 出てくる母親像は村山さんお得意のやつだな。 病気の子犬を物扱いし、 主人公が反発するシーンはウルっときた。

Posted byブクログ

2016/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆アンビバレンス 肌同士をすべらせて調合する香油ね…そんなこと思いつきもしません!あまりにとんとん拍子に行く恋も、怖いものです。

Posted byブクログ

2016/05/14

5つの短編集。 恋愛と香りと動物と病気が絡み合っていた。 この位の年になってくると、男よりも病気の方が身近だし、動物の方が気持ちわかってくれたりするよね?村山さん。

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2016/04/25

香りがベースにある短編集。 人が少しずつ繋がっている。 最初の2篇は読んだ記憶あり。 母や恋人から「私はこんなに傷付けられた!」的 ここ数年目につく描写はやはり好きになれない。 「バタフライ」は好き。 ほったらかしのおいコーはもう出ないのだろうか。 【図書館・初読・4月2...

香りがベースにある短編集。 人が少しずつ繋がっている。 最初の2篇は読んだ記憶あり。 母や恋人から「私はこんなに傷付けられた!」的 ここ数年目につく描写はやはり好きになれない。 「バタフライ」は好き。 ほったらかしのおいコーはもう出ないのだろうか。 【図書館・初読・4月25日読了】

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