デート・ア・ライブ(14) の商品レビュー
『デート・ア・ライブ』第14巻。 突如飛来した隕石が、地上の各地を穿つ―――それは未だ観測されていなかった第10の精霊、<ゾディアック>星宮六喰の仕業であった。精霊の力を封印するため、士道はラタトスク機関のバックアップの元、立体映像を投影して宇宙空間に漂う六喰の説得を試みるが、...
『デート・ア・ライブ』第14巻。 突如飛来した隕石が、地上の各地を穿つ―――それは未だ観測されていなかった第10の精霊、<ゾディアック>星宮六喰の仕業であった。精霊の力を封印するため、士道はラタトスク機関のバックアップの元、立体映像を投影して宇宙空間に漂う六喰の説得を試みるが、<封解主(ミカエル)>の力によって心を閉ざしてしまった六喰には響かず、失敗に終わる。果たして士道らは、彼女の心を開くことができるのか―――。 「大人しく聞いておれば、救うだの幸せだのと……お節介もはなはだしいわ。」 このシリーズを読み始めてからずーーーーっと思っていたことを、ようやくはっきりと言ってくれてスッキリした!や、これが普通の反応でしょう。むしろ今までうまく相手(精霊たち)とのニーズが噛み合っていた方が奇跡的だったのではないかと。普通に考えたら、特別な力を持っているのに「そんな力は封印して幸せになろう(しかもキスで封印)」なんて言われて「はい」って答えるか?怪しさ満点だよ! さてさて、六喰に拒絶されてしまった士道くん。ウェストコットの<神蝕篇帙(ベルゼバブ)>の力で閉じ込められた物語の世界の中で、六喰の力を封印して"救う"ことが正しいことだと決意を新たにし、新生フラクシナスで六喰の待つ宇宙へと飛び立つ。(次巻へ続く)
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これまた凄い名前のキャラクターだなぁ。「六喰」と書いて「むくろ」と読むのは流石に可愛げがないのでは……?でも一人称が「むく」だからギリギリ許されるかも 前後編構成になっているせいか六喰の出番が少なかったのは気になるな。しかも今回敵として登場するのはDEMでも精霊でもなくお伽話の悪役だもんなぁ… 特筆すべきは士道が精霊の力を封印する行為に疑問が投げかけられたことか。これまでも封印を拒む精霊はいたけど、そもそもの組織の目的にまで懐疑的な目線を向ける精霊って初めてか。ウッドマンが語った理由がどこまで本気か読めないな。あんな理由だけで組織が成立するわけないよなぁ…
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前後編スタイル再び。今巻の前半は六喰エピソードのさわり程度、後半の動きのある部分は二亜に関わる話ってとこですかね。対六喰の方はこっぴどく打ちのめされた士道だけど、最後には再び立ち上がる決意ができたようで何より。しかしこんなかたちで“自分の力により”再起するとは…さすが『ヒーロー』...
前後編スタイル再び。今巻の前半は六喰エピソードのさわり程度、後半の動きのある部分は二亜に関わる話ってとこですかね。対六喰の方はこっぴどく打ちのめされた士道だけど、最後には再び立ち上がる決意ができたようで何より。しかしこんなかたちで“自分の力により”再起するとは…さすが『ヒーロー』。二亜の能力絡みの話は童話仕立て。それぞれの割り当てられた役柄がまた面白い(もちろんあとがき分含む)。どんな状況でも美九と折紙さんは正常運転ですね、ハイ。
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