アホリズム aphorism(十四) の商品レビュー

宮条カルナ(著者)

2017/07/25

1巻から14巻まで読んでみたが、非常につまらない。
蜃気楼よりも影の薄い主人公と、モブで構成されたクラスメートの盛り上がりのない展開が単調に14巻続く。思い返すと無味乾燥の巻もあったように感じる。
このような結果になったのは、作者に計画性と構成力が不足していることに起因していると私は思う。「次の巻ではこういった展開にする」という思いも計画もないまま、キャラクターを野放しにした感がある。現実世界で言えば編集が作家を野放しにしていたか、編集にも構成力が欠落していた疑いがある。
そんなに言うなら読まなければいいのだが、『次巻からマシになるかも』とあらぬ期待を持って購入し続けてしまった。不覚だ。

2017/01/05

最終巻。14巻まで続けてこんなぶったぎりな終わり方ってあるだろうか…。第一部完と言うからには、どういう形でもいいから第二部をどうにかしてほしい…。

2016/03/30

さっぱり意味がわからないまま、唐突に第一部完、とかされても……という気分。
二部を待つか、それとも、全巻売り払うか、考えているところ。