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誰がために鐘を鳴らす の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

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2024/06/01

「誰がために鐘を鳴らす」 (2016年発行) 著者 山本幸久(やまもとゆきひさ) 帯よりー 『「本書は、 ハンドベルを中心にした異色の学園小説であり、 喧嘩しつつも繋がっていく友情小説であり、 何度も目頭を熱くする家族小説であり、 そして胸キュンの初恋小説である。 山本幸久の傑...

「誰がために鐘を鳴らす」 (2016年発行) 著者 山本幸久(やまもとゆきひさ) 帯よりー 『「本書は、 ハンドベルを中心にした異色の学園小説であり、 喧嘩しつつも繋がっていく友情小説であり、 何度も目頭を熱くする家族小説であり、 そして胸キュンの初恋小説である。 山本幸久の傑作である。」 北上次郎氏(「本の旅人」2016年3月書評より)』 山本幸久さんの小説は「花屋さんが言うことには」以来ですが、「花屋さんがー」が女性目線で柔らかく描かれていたのに対し、こちらは男子高校生!(笑)の私には新鮮な感覚もありながら、いちいち入る小ツッコミがツボでした。笑 途中、暴力的なところも出てきます。後に丸く?納められていますが、これも男子的なところでしょうか。 題材がハンドベルと男子高校生。廃校が決まって青春らしいこともなく過ごしてきた、進路に悩める高校3の錫之介(すずのすけ)。家は工場経営、家族と親族のバリバリの同族会社。担任は大佛(通常、ダイブツ)44歳独身。ひょんなことから、ろくに会話もしたことのない土屋、播須、美馬にダイブツも加わってハンドベル部を結成することに。(土屋と錫之介の目指すは、城倉女子学園のハンドベル部との合同練習!) 指導者は過去にハンドベルを指導していたことがある唐沢先生(通称、カラニャン。「ヨボヨボのおじいさん、どこか猫っぽい、頰にヒゲが生えてないのが不思議なくらい」ー。)カラニャン先生の指導のもと、発表の機会も作って頑張ります。(カラニャン先生、愉しいです。) 進路のことと家族のこと、ちょっぴりキュン?な要素もあって、なんだか青春でした。笑 男子高校生の青春小説!愉しく読ませていただきました。

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2024/04/03

久しぶりの山本幸久さんの本でした。高校生の頃にこんな仲間と出会えたらこの後の人生面白いだろうなと思えるような本でした。それにしても山本幸久さんの文章は上品で丁寧ですね。育ちの良さが伺えます。

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2023/08/07

ザ・青春! 一生懸命に取り組む姿をダサいと思ったり、恥ずかしかったりする年頃の男の子達。 でもいつの間にかみんな真剣になっていて かけがえのない絆ができてる。 キラキラ眩しい青春だなぁ。 それぞれのキャラが良くて、最後まで楽しく読めた。 見えた未来の通りになってたらいいな。

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2023/07/01

ハンドベルをテーマにした青春小説ですね。 可もなく不可もなしという感じです。 読んで楽しいです。 でも、もう少しスパイスが欲しいと感じました。

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2021/08/15

つかみは良かった。ハンドベルがテーマの小説も珍しい。四人の生徒と顧問の先生、指導者の先生、全ての登場人物に家族か関わりのある人間関係が出て来てハンドベルを通してビジョンがはっきりしてくる成長物語ではあるが、文章も読みやすく読んでいて苦痛なく読み終えたが。何故か今の私に響かなかった...

つかみは良かった。ハンドベルがテーマの小説も珍しい。四人の生徒と顧問の先生、指導者の先生、全ての登場人物に家族か関わりのある人間関係が出て来てハンドベルを通してビジョンがはっきりしてくる成長物語ではあるが、文章も読みやすく読んでいて苦痛なく読み終えたが。何故か今の私に響かなかった。

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2019/11/11

廃校の決まった高校の最終学年となった錫之助は、音楽室の片付けに駆り出された際にハンドベルを見つけたことから、その場に居合わせたメンバーで、ハンドベル部を創設することになった。 一人では演奏出来ないハンドベル。 一体どうなることか。 廃校が決まった学校、仲の良い訳では無いメンバー...

廃校の決まった高校の最終学年となった錫之助は、音楽室の片付けに駆り出された際にハンドベルを見つけたことから、その場に居合わせたメンバーで、ハンドベル部を創設することになった。 一人では演奏出来ないハンドベル。 一体どうなることか。 廃校が決まった学校、仲の良い訳では無いメンバー、やる気の感じられない主人公など、青春物としてはかなり物足りない設定ですが、さすが山本氏。 徐々に盛り上がり、最後の演奏時の回想シーンには、胸を打たれました。 彼らにとって、この数ヶ月がこの先を決めるものになっただろうと思わせる終わり方に、今は気持ちの良い読後感を持っています。

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2019/07/18

「頼んだぜ、ぼくらのクラブリーダー」(土屋) バラバラの5人がハンドベルに出会い、ぶつかりながらも共に音を奏でていく青春小説。知ってる曲ばかりでつい口ずさんでしまう。 きっと一生懸命やったことがきっと明るい未来につながる。

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2018/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2018/10/11 難しいこと考えない。 ただただハッピー。 そしてハンドベル舐めててすいませんでした。 おなじみの友々家もでてくる。にやける。 カラニャンは二千歳まで生きたっていい。 だってその方がハッピーやん。 私はハッピーなおとぎ話が大好き。 コーセー先輩除いて、みんな幸せになぁれ。

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2018/08/07

廃校間近な高校に通う、錫之助,播須,美馬,土屋と教師のダイブツの5人が 音楽室の片付けで見つけたことがキッカケで始めた「ハンドベル」 バラバラな仲間たちが奏でる美しいメロディ キャラがみな個性的で生き生きとして素敵 ハンドベル、やってみたくなる1冊です 「店長がいっぱい」の...

廃校間近な高校に通う、錫之助,播須,美馬,土屋と教師のダイブツの5人が 音楽室の片付けで見つけたことがキッカケで始めた「ハンドベル」 バラバラな仲間たちが奏でる美しいメロディ キャラがみな個性的で生き生きとして素敵 ハンドベル、やってみたくなる1冊です 「店長がいっぱい」の「友々家」も出てきて2度おいしい(笑)

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2018/06/24

ぼくらのクラブのリーダーがかっこよすぎてびっくりする。 「ベルでヘルへ送ってやる」めっちゃ笑った。

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