ご機嫌な彼女たち の商品レビュー
女性の友情の物語。それぞれの人の立ち直りの過程が丁寧に描かれている。みんな頼もしく立ち直り、楽しみを謳歌している。 自分だったら内にこもるだろうなと思いながら、羨ましかった。
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離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、娘が口を利かない美香。 夫を癌で亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ女性が集まる。 結婚、出産、離婚、自立、人生の転機に必要なものを探りながら-- (アマゾンより引用) 好きだなぁ。 こういうタイプのお話
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前半はシングル女性3人の子育て奮闘記かと思っていたけれど、読み進めて行く内、子どもへの想いが伝わってきて、涙が止まらなかった。 大人なっても、出産してもかけがえのない友達ができたり、そこから付き合いが広がったりする。 自分もこれからまだまだ!な未来が輝きを放つよう、素直に一生懸命...
前半はシングル女性3人の子育て奮闘記かと思っていたけれど、読み進めて行く内、子どもへの想いが伝わってきて、涙が止まらなかった。 大人なっても、出産してもかけがえのない友達ができたり、そこから付き合いが広がったりする。 自分もこれからまだまだ!な未来が輝きを放つよう、素直に一生懸命に生きないと駄目だと思わせてくれる本でした。
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離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる 万起子、不登校の子を抱える美香。夫を癌で 亡くした崇子の料理屋には、今日もバツイチ 女性が集まり…。
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4人の視点で書かれているのが少し混乱したけど、それによって、それぞれに色んな考えがあって物事にも様々な側面があるのが強調されていた。 それぞれ大変だけど、年齢立場関係なく心許せる相手がいることは救いで、羨ましいなと思った。 みんな不安定だけど、自分が大切にしたい事をちゃんと持っているのが、そうした本気で付き合える友人との円を結ぶのかなあ、なんて考えた。
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石井睦美さんは児童文学のイメージで、中学生のころすきだった記憶があるけど、30歳になったわたし、それどころか、40代以上のこれからのわたしにも寄り添ってくれる作品があったんだ!とうれしくなりました。 文章がさらさらとしていて、読後感も爽やかで、でも読んでる最中はわりと生活感があって愚直で、そのどちらともが心地よかったです。 母親であるわたし、女であるわたし、その在り方ってなかなか難しくて、でも、これでいいのよねって思える。 ママ友であり、女友達であり、そういう存在がわたしにもいてくれていることが、改めてありがたくなりました。 いつか笑って女同士水入らず、お酒を飲める日が、わたしにも来たらいいな。
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あ゛~~~~~~~~~~~~~~好きだ・・・こういう中年男女の恋・・・ こっちを向かない女を待ち続ける男とか・・・浪漫やん・・・
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決して不仲ではなかった夫との別居と離婚を得て、フリー校正者として働きながら娘の杏を育てる40代の寧。 親の期待を見事に裏切って、スタイリストとして働きながら小学校でたびたび問題を起こす息子の翔に振り回される万起子。 10代で親元を離れ、未婚の母となりまじめに働いている20代の美香の悩みは、一人娘の美雨が口を聞いてくれなくなったことだった。 夫に早く先立たれ、この先どう生きようかと悩んでいた頃と、料理の店をすることになり生き生きとしている50代の崇子。 年齢こそ違うものの、みんなそれぞれの仕事を精一杯こなし、一生懸命生きている女たち。 158から161あたりの会話で 翔が学校で問題を起こすたびに先生に呼び出される万起子の気持ち、わかるなあとしみじみ。 目の前の自分の子供を見ていながらも、湧いてくる怒りには世の中に向いていることもあるわけで。 世の中っていうのは、問題児である自分の子供のことを知っている、問題を起こさないふつーの子供を持つ他のお母さんたちとか、ね。 八つ当たりかもしれないけれど、問題児を持つ親にしか わからん気持ち。 彼女たちが模索しながらもひたむきに自分の人生を向き合っているところが良い。
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シングルマザー4人の群像劇、オムニバス。 わたしとわたしの親友がお互い結婚して子供をもうけたらきっと寧と万起子のような関係だったんだろうなと思った。寧と万起子のふたりとは生い立ちも仕事も全然違うしそもそもわたしたちは結婚する予定も子供を作る予定もないけど、もし結婚して子供がいたら...
シングルマザー4人の群像劇、オムニバス。 わたしとわたしの親友がお互い結婚して子供をもうけたらきっと寧と万起子のような関係だったんだろうなと思った。寧と万起子のふたりとは生い立ちも仕事も全然違うしそもそもわたしたちは結婚する予定も子供を作る予定もないけど、もし結婚して子供がいたらという自分たちのシミュレートに思えて、全然他人の人生を読んでいるような感じがしなかった。親友だからこその気安さ、親友だからこそ踏み込ませない領域。そのバランス感覚。 わたしはこの本の本当のヒロインは美香だと思った。彼女が明るく前に進めるようになったということに涙してしまったし、心の底からホッとした。 なんとなく最後の最後がちょっと百合で、女と女の関係の尊さが垣間見えてキュンときた。
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ほんと、ある程度の年齢になれば似たような年齢であっても人生いろいろ。どんな人生であっても、時には相談に乗ってくれる人がいるとか、この人と食事すれば気分がはれるって人がいれば救われるのかもしれない。どうしようもなく、一人っていうのは立ち直れないかもなぁ。 そんな知人が年齢を問わずで...
ほんと、ある程度の年齢になれば似たような年齢であっても人生いろいろ。どんな人生であっても、時には相談に乗ってくれる人がいるとか、この人と食事すれば気分がはれるって人がいれば救われるのかもしれない。どうしようもなく、一人っていうのは立ち直れないかもなぁ。 そんな知人が年齢を問わずできればいいな。そのためにも出かけないと。
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