ご機嫌な彼女たち の商品レビュー

石井睦美(著者)

2018/03/30

全員シングルマザーで色々あるんだけど、でも幸せそうだった。
最後がそんな風に纏まったのかぁっとちょっと思ったけど。

2018.3.30 読了

2017/11/01

＊離婚に傷つき娘と暮らす寧、年下の恋人のいる万起子、夫を癌で亡くした崇子、逃げた男の子供を未婚で産んだ美香。
みんなシングル、おもにバツイチ。そして子どもは、問題児!?日々を奮闘するシングルマザーたちの、やさしくってほろ苦い物語＊

シングルマザーたちの個性がそれぞれきちんと立っているところが、一番のポイントです。悲壮感もなく、それぞれがしっかり前を向いて歩んでいる感じが好ましい。適度に厳しい展開もありつつ、みんなが幸せ感に包まれるラストも良かった。美香と粕谷、崇子と小沢の穏やかなカップル像が特に微笑ましく、素敵でした。

2017/04/12

イマイチ共感できないのは、わたしがシングルマザーじゃないからなのかな・・・？この本、読む人を選ぶと思う。

2017/02/21

　多分30年くらい前には、こんな達者なストーリーを楽しませてくれるような作品は、とても稀だったろう。
　それを当たり前のように手にとって楽しめることに感謝。

2017/01/03

複数のシングルマザーのお話。

最後の粕谷さんと美香さんの披露宴の章とても良かったなぁ。うるうるきてしまった。

2016/10/19

シングルマザー4人を描いた物語。
う〜ん…この話は何を楽しんで読んだらよいのだろう？シングルマザーの日常を知る？彼女たちの気持ちに共感する？？
語り手が4人いることで、物語も浅くなってしまっていると思うし、あまり楽しめなかった。。

2016/09/28

シングルマザー達が子育てをする中で自分の生き方も模索していく。
育てられている子供たちにも言い分はある。
シングルマザー同士で気持ちを分かち合い救いあい、子育ても成長していく。
そんなシングルマザー３人を温かく見守る気持ちになった。

2016/09/14

万起子、寧、美香、そして崇子の４人のシングルマザーの子育て奮闘録。悩みは尽きないのに、彼女たちは後ろを振り返らずに前を見て進む姿が頼もしい。でも、もっと時間が経ってみれば「あんなこともあったな」と思えることでも、子育て中には一つ、一つの出来事が大事件だ。母親の言い分があるように、子供にだって言い分はある。この４人の女性たちは夫との別れの形は様々だが、若いのに最初から結婚もせずに子育てをした美香親子が印象的。崇子の事を寧は「ひとを信頼できるひと」と表現した。崇子は自分の事も信頼できる「ひと」なのだろう。

2016/09/11

さまざまな理由でシングルマザーになった四人の女性の物語。
仕事もして、子育てもして、できれば恋愛だって…
人生は何度でもやり直せる！

「娘を背負っているのではない。手をつないで歩いているんです。」と言える母、
夫に先立たれ、悲しみの底から自分らしく生きる道を見つけた妻、
それを見守る男性たちも素敵でした。

「人を信頼できる人」という言葉が印象的。
これはもしかしたら「信頼される人」になるより難しいことなのかもしれないと…。
狭量な私は、ちゃんと人を信頼できているのだろうかと思ったり。

子供を女手ひとつで育てる。
現実はもっともっと大変なはず。
でも、どんな環境に置かれても、精一杯生きる女性が報われる物語はいい。
結婚することや、それが長く続くだけが幸せとは限らない。
かけがえのない子供や、友人がいてくれるだけでいい。
”幸せは自分の心が決める”って、本当ですね。

2016/09/09

美香の結末には、こんなハッピーエンド現実にはないでしょーとツッコミを入れたくなったが、読んでいて元気が出る作品だった。
40代が一番キレイ、女盛り、などのセリフが随所にありアラフォーとして励まされた気分。
子育てってほんとーにストレスが溜まるけど、ずっと同じ状況でいるわけじゃない。
息子との10年後を思うと、今の幼い息子との毎日を、大切にしようと思えてくる。
今の自分に相応しい作品だった。
子育て中のすべてのママにおすすめしたい。