レーニン対イギリス情報部 の商品レビュー
【西欧世界は、何をしでかすかわからない非情なレーニンに立ち向かうために、まったく新しい手を考えなければならなかった。ゲームのルールを一変させるような、まったく新しい手だ】(文中より引用) ロシア革命後にインドでも革命を起こそうとするレーニンらと、これを防ごうと決死の諜報活動をす...
【西欧世界は、何をしでかすかわからない非情なレーニンに立ち向かうために、まったく新しい手を考えなければならなかった。ゲームのルールを一変させるような、まったく新しい手だ】(文中より引用) ロシア革命後にインドでも革命を起こそうとするレーニンらと、これを防ごうと決死の諜報活動をするイギリス秘密情報部(後年のMI6)との鍔迫り合いの様子を記した作品。著者は、世界史を題材にしたノンフィクションが多いジャイルズ・ミルトン。訳者は、著者の作品の翻訳を過去にも手がけている築地誠子。原題は、『Russian Roulette』。 ジェームズ・ボンドのモデルになったとも言われるシドニー・ライリーなど、個性豊かな人物たちを瑞々しく描くことに成功している作品。世界史好きにとってはたまらないエピソードも満載で、読書の愉悦を十分に味わうことができるかと。 翻訳も読みやすくて☆5つ
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これは面白い。発足間もないレーニン政権の中で、諜報活動を続けるSISのスパイの苦労とスリルを楽しむような活動が伝わって来る。
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すごい世界でした。これが(ほぼ)ノンフィクションだとは。 参考文献のうちの1冊『SIS秘録』もそのうち読んでみたいと思います。スパイのおしごと! ※以下は“いま読んでる”状況でのレビュー※ イギリス秘密情報部は知ってるけどレーニンって誰だっけ? という非常に不安な状態で読んでい...
すごい世界でした。これが(ほぼ)ノンフィクションだとは。 参考文献のうちの1冊『SIS秘録』もそのうち読んでみたいと思います。スパイのおしごと! ※以下は“いま読んでる”状況でのレビュー※ イギリス秘密情報部は知ってるけどレーニンって誰だっけ? という非常に不安な状態で読んでいますが、どうやら“この頃のロシアはいろんな国と仲が悪かった”くらいのぽわっとした予備知識で何とか読み進めていけそうです。
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面白かった。 イギリス、MI6対ソビエト政府の対決が詳細に述べられている。 ロシア革命前夜の1916年から情報戦が繰り広げられていたことへの驚き。 日本は情報戦が弱いと言われているがヨーロッパの各国 がいかに情報戦を戦ってきたかがよく分かる。 情報戦を戦う事がいかに有益で...
面白かった。 イギリス、MI6対ソビエト政府の対決が詳細に述べられている。 ロシア革命前夜の1916年から情報戦が繰り広げられていたことへの驚き。 日本は情報戦が弱いと言われているがヨーロッパの各国 がいかに情報戦を戦ってきたかがよく分かる。 情報戦を戦う事がいかに有益であるかを述べている。 日本も情報省(MI6)のような組織を作る事が急務であろう
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