幸せ戦争 の商品レビュー
'25年9月21日、読了。青木裕子さんの小説、久しぶりでした。 長らく積読状態でしたが…最近の僕の「積読打破」シリーズの、一環です。 ダラダラと(或いは、ジックリと)読み始めましたが…すぐに、魅了されました。とても良くできた小説、と思います。過去読んだ青木さんの中で...
'25年9月21日、読了。青木裕子さんの小説、久しぶりでした。 長らく積読状態でしたが…最近の僕の「積読打破」シリーズの、一環です。 ダラダラと(或いは、ジックリと)読み始めましたが…すぐに、魅了されました。とても良くできた小説、と思います。過去読んだ青木さんの中では、僕的にはベストかな…。 外面の良い、どこにでも居そうな四家族…でも、皆各々の問題と戦っている、というお話し。各々の奥さん達の、「自分への抗い」に、応援したり、失笑したり、ゲンナリしたり…ಥ‿ಥ 良かったです!
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去年から読んでてやっと読み終わったー! あすみのお話が好きなので作者買いしたけどこちらもお話の作り方が面白かった! 朝子につっこみどころしかなかったけどなんなら全員つっこみどころあるし、素野子が幸せになってて良かった! 2024年もたくさん読むぞー!
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念願のマイホームを購入した氷見家。4件の家が前庭を共有する近所付きあい。 それぞれの家庭の妻や夫、娘の視点から順番に物語が綴られている。なんだかんだ幸せな氷見家の関係はほのぼのとした気持ちにさせてくれた。 最後の修羅場、ある意味めちゃくちゃ気持ちよく爽快な展開で楽しめました。
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森若さんを書く前の作品だったのか みんな変わってるところ、欠点があるけれど当人にとっては正当に生きていると思ってる。人から見ればおかしいと思われる。 みんな違ってみんないいというようにはならない。 普通の人たちの話なのに、引き込まれてどんどん読み進んでしまった。
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元地主、共有の前庭、この条件で平和なはずが無い と思うのは私の偏見であると思う そして幅広い年代の方が近所にいる方が何かと平和だと思うのも 私の偏見? とは言え、住む人を選んで売却した割には変わった人ばかり… 家族構成、勤め先、そんなことで人間性まで分かるなら ご近所トラブル...
元地主、共有の前庭、この条件で平和なはずが無い と思うのは私の偏見であると思う そして幅広い年代の方が近所にいる方が何かと平和だと思うのも 私の偏見? とは言え、住む人を選んで売却した割には変わった人ばかり… 家族構成、勤め先、そんなことで人間性まで分かるなら ご近所トラブルがニュースになるなんてないよね
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舞台は高台に並んで建つ4軒の一戸建て、そこに住む各家庭それぞれの「幸せ」について。 つい他人と比較して優位な気持ちになったり惨めな気持ちになったりしてしまうけど、結局は昨日の自分より幸せなのかが大事なんだろうと感じます。そもそも幸せの尺度が人によって違うのだから、人と比べても仕方...
舞台は高台に並んで建つ4軒の一戸建て、そこに住む各家庭それぞれの「幸せ」について。 つい他人と比較して優位な気持ちになったり惨めな気持ちになったりしてしまうけど、結局は昨日の自分より幸せなのかが大事なんだろうと感じます。そもそも幸せの尺度が人によって違うのだから、人と比べても仕方ないですよね。 ご近所付き合いのあるある!という要素が沢山あってリアルでした。
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4つの家族の物語。氷見家。母はわがままで何を考えているのかわからない。麻衣花は母の機嫌を取りながら過ごす。ツリーの電飾が眩しい。仁木家。多佳美は夫に恋をしている。覆面作家を匂わせる小説を書かない小説家志望の夫。高井戸家。想子は料理が得意。目立たずご近所付き合いもそこそこがいい。能...
4つの家族の物語。氷見家。母はわがままで何を考えているのかわからない。麻衣花は母の機嫌を取りながら過ごす。ツリーの電飾が眩しい。仁木家。多佳美は夫に恋をしている。覆面作家を匂わせる小説を書かない小説家志望の夫。高井戸家。想子は料理が得意。目立たずご近所付き合いもそこそこがいい。能生家。美和は多佳美の友だちだがどこか歪んでいる。再び氷見家。朝子のピンチを家族が助ける。能生家は引越。最後は仁木家。4家族でのクリスマスパーティー。陽平も戦いを決意する。みんな幸せを勝ち取るために戦っている。
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中庭が共通という特殊な4軒。 元地主だったり、その地主夫婦と同級生という主婦がいたり。 出て行った後の家に入った一家・・・ 誰もがご近所付き合いということに敏感である。 誰にでも思い当たる節があるような、そんな日常。 人間関係って難しい・・・ 2020.11.1
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『これは経費で落ちません』とは雰囲気がまったく違う。こちらはとてもリアルで、少しドロッとしたエピソードが印象的。 表面上では和やかに付き合っているように見えて、心の中ではどのように思われているのか… 最後のそれぞれの鬱憤をぶちまけてる中で起きた事件と、その後の展開がジェットコース...
『これは経費で落ちません』とは雰囲気がまったく違う。こちらはとてもリアルで、少しドロッとしたエピソードが印象的。 表面上では和やかに付き合っているように見えて、心の中ではどのように思われているのか… 最後のそれぞれの鬱憤をぶちまけてる中で起きた事件と、その後の展開がジェットコースターのようなスピード展開で、一気読みした。 みんな、幸せになれたらいいなぁ。
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「これは経費で~」が面白かったので同じ作者の作品も、と思い読んでみましたが、「これは~」とはまた違った面白さがありました。特に最初の章に登場する朝子の内面、なにかと人と比べなければ気が済まない、そして自分より劣っているとの比較により安心する、娘の友達に関しても同様で、とにかく何か...
「これは経費で~」が面白かったので同じ作者の作品も、と思い読んでみましたが、「これは~」とはまた違った面白さがありました。特に最初の章に登場する朝子の内面、なにかと人と比べなければ気が済まない、そして自分より劣っているとの比較により安心する、娘の友達に関しても同様で、とにかく何かと比べ自分が上位であることを実感しないとどうにもならない”儚さ”がうまく表現されていたと思います。 つづく各章にも本作の主題となる4軒の住人が登場しますが、誰もかれもがひとくせふたくせある人物ばかりです。 本作の面白さについては「あとがき」で解説されている通りでして、ここで素人がレビューするまでもないほど的確な解説がなされていますので、ご興味のあるかたはそちらをご覧ください(いや、本当にそう言いたくなるくらいズバリな解説だったんです…)。 それにしてもこの登場人物たちは本当の意味での”幸せ”にはなかなかたどり着かないのでは、と思ってしまいますが、一方では読者である我々も似たような部分は多かれ少なかれ持っているものでしょう。そう思うと人の振り見て我が振り直せ、ではありませんが、自らを省みるきっかけになる一冊とも言えるのではないかと思います。 「これは~」に登場する主人公の森若さんもそうでしたが、著者は登場人物の内面、それもちょっとダークな部分にスポットライトを当てるのがとてもお上手ですね。しかも読み手としてもちょっぴり自分にも当てはまる内容でもあるので、読み手が”怖いもの見たさ”、あるいは”いけないことをやっている”感を味わうような錯覚もあり、どんどん読み進めてしまうのですよ…。
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