1,800円以上の注文で送料無料

竜宮ホテル 水仙の夢 の商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2023/11/29

「水仙の夢」 節分後に出会ったのは。 タイミングが悪く訪れてしまったとしか言いようがないが、生きるために必死だったからこそ告げられた通りにするしかなかったのだろう。 「椿一輪」 この世には何もなくて。 伝えなければならない情報を忘れてしまっていただけでなく、皆が口を閉ざしていた...

「水仙の夢」 節分後に出会ったのは。 タイミングが悪く訪れてしまったとしか言いようがないが、生きるために必死だったからこそ告げられた通りにするしかなかったのだろう。 「椿一輪」 この世には何もなくて。 伝えなければならない情報を忘れてしまっていただけでなく、皆が口を閉ざしていたからこそ勘違いしたまま出会えたのかもしれないな。 「見えない魔法」 連れて帰ったはずだが。 どれだけ止めても悪天候の中どうしても家を出ようとしている時点で、縛り付けてでも外に出ないよう留めてから対応すべきだったのでは。 「雪の精が踊る夜」 嫌われているけれども。 過去の出来事を思い出し同じ気持ちを抱いていれば良かったが、子ながらの素朴な願いがあったからこそ付き纏われ続けてしまったのだろ。

Posted byブクログ

2022/06/25

まあ、優しいお話しです。 サンタクロースは、一貫してしてるんだな、この話の主軸がサンタクロースかもしれない。 あとがきを読むとシリーズは続いけるようだけれど、でてる?この本最後だったら結構時間経ってるけど。

Posted byブクログ

2019/06/13

初読みの作家さんでした。噂に違わず、なんという優しい物語!という本でした。 悲しくて優しくて…続きが気になります。 なにより表紙が可愛らしい☆

Posted byブクログ

2018/10/09

節分にひなぎくが鬼を呼ぶ表題作、作家の響呼が書店でサインを書く「椿一輪」、元携帯電話の開発部の青年の「見えない魔法」、母親に愛されない愛理とクリスマスの「雪の精が踊る夜」の四編。三話の携帯電話という小道具や、四話の親がどんな育ちをしていても子供の側は親を助けようとしなくて良いと言...

節分にひなぎくが鬼を呼ぶ表題作、作家の響呼が書店でサインを書く「椿一輪」、元携帯電話の開発部の青年の「見えない魔法」、母親に愛されない愛理とクリスマスの「雪の精が踊る夜」の四編。三話の携帯電話という小道具や、四話の親がどんな育ちをしていても子供の側は親を助けようとしなくて良いと言い切る美鈴が印象的。

Posted byブクログ

2018/02/08

村山早紀さんの「竜宮ホテル 水仙の夢」読了。シリーズ3作目。今回は節分の季節に起こった青鬼さんとひなぎくの水仙にまつわる物語「水仙の夢」。海辺の街にある小さな本屋への訪問「椿一輪」。携帯会社からおもちゃ屋に戻ってきた内気な少年の「見えない魔法」。歌が歌えなくなった愛理と母親の物語...

村山早紀さんの「竜宮ホテル 水仙の夢」読了。シリーズ3作目。今回は節分の季節に起こった青鬼さんとひなぎくの水仙にまつわる物語「水仙の夢」。海辺の街にある小さな本屋への訪問「椿一輪」。携帯会社からおもちゃ屋に戻ってきた内気な少年の「見えない魔法」。歌が歌えなくなった愛理と母親の物語「雪の精が踊る夜」の4話です。個人的には淡い星空の鬼とひなぎくの交流を描いた「水仙の夢」と地元の方々に愛された小さな温かい本屋の物語「椿一輪」が良かった。巻を重ねる度に竜宮ホテルに愛着がわく感じ。続編が楽しみ♪

Posted byブクログ

2017/05/24

短編4輪を収録した竜宮ホテル第3巻。 どれもとても素敵な話でとっても良かった。 椿、ケータイの話が特に好き。 響子さんがホテルという居場所を得られてホッとする。 愛梨も前に進んで、今後は幸せになってほしい。 酷い母親でよ愛を求めてしまう、分かってるのに…という想いが辛い。 ズ...

短編4輪を収録した竜宮ホテル第3巻。 どれもとても素敵な話でとっても良かった。 椿、ケータイの話が特に好き。 響子さんがホテルという居場所を得られてホッとする。 愛梨も前に進んで、今後は幸せになってほしい。 酷い母親でよ愛を求めてしまう、分かってるのに…という想いが辛い。 ズバズバ言うみちる先生は、助かる面もあるだりうけと、人の気持ちを考えないところはやっぱり苦手。

Posted byブクログ

2017/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 鬼は外、福は内。外へ外へと追われた鬼はいったいどこへ行けばいいの?ひなぎくは心を痛め、心で呼ぶのです。鬼さんこちらへいらっしゃい。「ここ」なら誰もあなたを嫌わない。魔法の力に祝福され、不思議を招く竜宮ホテル。今回のお話はひなぎくと節分の夜の物語、「水仙の夢」。小さな書店を響呼が訪う、「椿一輪」。玩具の白猫の魂と懐かしい奇跡の物語、「見えない魔法」など四編。 【感想】 美しくも悲しい物語だった。母子の関係についての人それぞれのあり方を知ることができた。優しくあたたかい関係もあれば、厳しく冷えきった関係もある。親は子どもを愛したくても愛し方がわからなかったり、子どもは親に愛されたかったけど甘え方がわからなかったり…。家族の中にも遠慮や我慢があって、でも家族だからこそ伝い合えることもあるんだなって思った。一番は笑いが絶えないあたたかい家庭がいいのかもしれない。でも、そうじゃなくても幸せな関係もあるのかなって、この物語を読んでて思った。切なくなったけど、大切なことを学ばせてくれた1冊だった。

Posted byブクログ

2016/08/31

今回も優しい優しい世界観のお話。 優しくてあったかくて、でもとっても切ない。 竜宮ホテルシリーズで一番切なかったかもしれない。 胸がきゅうっと収縮するような苦しさがあった。 でも暖かさが包んでくれてるから、風早の街のお話は大好き。 鬼のお話。好きだな〜 みんなが幸せにな...

今回も優しい優しい世界観のお話。 優しくてあったかくて、でもとっても切ない。 竜宮ホテルシリーズで一番切なかったかもしれない。 胸がきゅうっと収縮するような苦しさがあった。 でも暖かさが包んでくれてるから、風早の街のお話は大好き。 鬼のお話。好きだな〜 みんなが幸せになったらいいのにな!って願っちゃう優しい気持ちになれる。 寅彦くん&安斎先生の全然出番なかったので、次回活躍してくれることを望む!

Posted byブクログ

2016/06/28

【収録作品】第一話 水仙の夢/第二話 椿一輪/第三話 見えない魔法/第四話 雪の精が踊る夜  *涙腺を刺激する話が多い。こんな話を愛する人が多いなら、人間も捨てたものではないかも、と思いそうになる。

Posted byブクログ

2016/06/12

なんとなく今回は切ない話が 多かったそんな感じがしたね。 世界には 思い、願いが込められたものが 多くある。 それを魔法というのであれば 魔法が身近に感じるね

Posted byブクログ