ブームをつくる の商品レビュー

殿村美樹(著者)

2016/04/02

この手の「ヒット仕掛人」の本というのは概ね「後付け論理」と「自慢話」だとは思っているが、予想以上に鼻につく本だった。中には、子どもの頃に世話になった近所のおばさんの話とか、なかなか会えなかった大物プロデューサーにいかにして会ったかとか、著者はそれがPR的発想だと言うが、こじつけが過ぎるのではないか。あげくは、自分の事務所でいかにスタッフを動かしているかという秘訣まで披露。過去に社員に一斉に辞められた経験があるというが、気持ちがよく分かる（辞めた社員の）。

2016/02/04

何ひとつ自分で生み出していないのに、自分が全てを作り上げたような文章にいらいらさせられる。
PRの極意は個人を対象にすることと書かれているが、やっていることは層をターゲットとした取り組みだし、しかも大したことやってないという…
うどん県を生み出した人はすごいが、うどん県をブロガーに引き合わせた人はすごくない。という価値観なので、どうにも納得いかない。