男はなぜこんなに苦しいのか の商品レビュー
第4章が最も心に響いた。 捨てた人生を拾ってみる。まさにそこだ、と思った。今の仕事は本当にやりたいことなのか分からないし、それだけをやり続けても自分の人生になんの意味も見いだせないと思う。 でも今の仕事はこれまでやってきて、自分としても捨てられるものではないし、生活を維持し...
第4章が最も心に響いた。 捨てた人生を拾ってみる。まさにそこだ、と思った。今の仕事は本当にやりたいことなのか分からないし、それだけをやり続けても自分の人生になんの意味も見いだせないと思う。 でも今の仕事はこれまでやってきて、自分としても捨てられるものではないし、生活を維持していくためにも重要なピースであることは間違いない。 では、どうやったら満足いく人生が送れるのか。 生活を安定させることは必要であり、仕事を切り捨てることはできないから、それを続けながらも、自己実現、さらにはその先の自己超越願望を満たしていくために、自分がやりたいもの、あきらめていたものに挑戦してみること。それで収入を得るのではなく、プロセスを楽しむこと。 あぁ、まさにそれ。 前回休職したときに、ギターは練習して楽しく歌えるようになりたいと思って練習を始めた。 今回、またうつ病で休職して、そうやって始めたことが無意味に思えてしまっていたけど、そうじゃなかったということに気づいた。 今はまだまだ下手だけど、下手なりに弾いて歌っている間は楽しいし、元気になれる。たまに下手すぎてへこむこともあるけど、それでもやっぱり忘れられなくて、またギターを手にして練習しちゃう。これだな。 将来への不安から、何かもっと違う収入を得られるスキルを身につけなければと焦り、ギターを弾いてる時間を無駄なものと思うときもあった。 でもそれは無駄じゃないんだ、自分の人生を有意義なものにするために大事なことだったんだと気づいた。 まだまだ病気とは付き合っていくと思うし、ギターはほんと上手くならないけど、のんびり音を奏でることを楽しんで生きていければいいのかな、と思った。
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所要時間:3.5 印象的な文章:人生の目標を「高い収入を得てみんなから称賛されたい」という承認レベルを求めると、次に進めずいつまでも地位を追い求めたり、地位と収入のために心をいつわることになりかねない。 オススメ度: 身内 4 身内以外 3 過去の自分(20歳) 4 未来の自分(...
所要時間:3.5 印象的な文章:人生の目標を「高い収入を得てみんなから称賛されたい」という承認レベルを求めると、次に進めずいつまでも地位を追い求めたり、地位と収入のために心をいつわることになりかねない。 オススメ度: 身内 4 身内以外 3 過去の自分(20歳) 4 未来の自分(60歳) 2 子供が【25】歳のときに読んで欲しい
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男らしさで苦労している人は多いと思われる。著者の女性目線で垣間見えてくる男性に対する苦労話の事例がかなりあるあるなので怖い
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可もなく不可もなく…といったところでしょうかね。メンズはやはり社会的な動物ということでしょうか…僕はあんまりその、会社内での評価とか気にしないからその感覚がよく分かりませんでしたなぁ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者のストレス軽減策みたいのがつらつらと述べてあるとこ...
可もなく不可もなく…といったところでしょうかね。メンズはやはり社会的な動物ということでしょうか…僕はあんまりその、会社内での評価とか気にしないからその感覚がよく分かりませんでしたなぁ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 著者のストレス軽減策みたいのがつらつらと述べてあるところは読むのしんどかったですねぇ…そこまでつらつら述べなくていいよ、という…。 まあ、男女ともフルタイムで働く人が増えて、正規雇用が減って…社会構造が目まぐるしく変わる中で人々がそれにまだ対応できてない! って類の本でしたねぇ…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー
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制度が変わり人員削減の嵐が吹きまくり社会の仕組みが様変わり、存在価値やアイデンティティーを見失った男性たちの「限界感」をひしひしと感じる。気晴らしでは乗り切れない、より根本的な対策の必要がある。 現役第一線で働く男性の事例多数。何も考えずに働いていれば幸せだった時代は終わっちゃ...
制度が変わり人員削減の嵐が吹きまくり社会の仕組みが様変わり、存在価値やアイデンティティーを見失った男性たちの「限界感」をひしひしと感じる。気晴らしでは乗り切れない、より根本的な対策の必要がある。 現役第一線で働く男性の事例多数。何も考えずに働いていれば幸せだった時代は終わっちゃったんですね。
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仕事に家庭に苦しむ「男」のため、心療内科医である筆者がこれまでに出会った、いろいろな「男」の実例を紹介しており、共感する部分も多く参考になる。 メンタルヘルスを維持するのに不可欠なのは、深呼吸、適度に体を動かすこと、睡眠、気持ちを話せる仲間や家族、自然とのふれあい。との基本的な...
仕事に家庭に苦しむ「男」のため、心療内科医である筆者がこれまでに出会った、いろいろな「男」の実例を紹介しており、共感する部分も多く参考になる。 メンタルヘルスを維持するのに不可欠なのは、深呼吸、適度に体を動かすこと、睡眠、気持ちを話せる仲間や家族、自然とのふれあい。との基本的な考え方。 また紹介されている「首尾一貫感覚」は参考になる。①把握可能感(将来や先行きの見通しがつくという感覚)②処理可能感(何があってもなんとかなるという思い)③有意味感(出合うことや起こることには何か意味があると思えること)の3つの感覚である。
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社会的地位や責任、職の不安定、人間関係などからくるプレッシャーで心の病を持つ男性の実際を紹介。 このようになる男性はいつの世も居ただろうが、最近はとくに「限界感」を感じるそうだ。 対処方法は割と一般論。 深呼吸をする、適度な運動を心がける、睡眠を十分に取る、気持ちを話せる家族...
社会的地位や責任、職の不安定、人間関係などからくるプレッシャーで心の病を持つ男性の実際を紹介。 このようになる男性はいつの世も居ただろうが、最近はとくに「限界感」を感じるそうだ。 対処方法は割と一般論。 深呼吸をする、適度な運動を心がける、睡眠を十分に取る、気持ちを話せる家族や仲間をたいせつにする、積極的に自然とのふれあう。 視点は面白かったが、得るものは少なかった。
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タイトルから男性学の視点で書かれた本かと思いきや違った。 精神科・心療内科医である著者がエリート男性、正規社員の男性を診察したことから導かれたメンタルヘルスに関しての現在地のレポートといった感じ。 なので男性学寄りの本が読みたかったわたしのような方は「まぁ参考になるかな」といった...
タイトルから男性学の視点で書かれた本かと思いきや違った。 精神科・心療内科医である著者がエリート男性、正規社員の男性を診察したことから導かれたメンタルヘルスに関しての現在地のレポートといった感じ。 なので男性学寄りの本が読みたかったわたしのような方は「まぁ参考になるかな」といった程度で読んだ方がよい。
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自分が壊れていたと思う時期がある。リストラ扱いの自分を受け入れることができず仕事は無味乾燥なものになり、家庭に居場所はなかった。友達とアルコールのおかげで気を紛らせて何とか自分を取り戻したというか、別の自分になってみることで霧が晴れた。 だから「嫌な中で自分の居場所を見つけていく...
自分が壊れていたと思う時期がある。リストラ扱いの自分を受け入れることができず仕事は無味乾燥なものになり、家庭に居場所はなかった。友達とアルコールのおかげで気を紛らせて何とか自分を取り戻したというか、別の自分になってみることで霧が晴れた。 だから「嫌な中で自分の居場所を見つけていく。自分の居心地をよくする」って言葉はスゴく賛成だ。環境のせいにするのではなくて、オイラが変わることの方が近道だった。しかも自分が憧れてきた人に変わろうとしたことで今まで見えなかったものが見えてきた。実は体を大切にしてちょっとだけ鍛え直しただだけだ。気持ちを鍛えるのは難しいけど、体力が付いてくるとしぜんに自信がついてきたから不思議だ。苦しいかどうかは自分が決めていたんだと思う。外で負け込んだ既婚男性が家庭に安心感を求めているっていうのは耳が痛かったな、オイラもそうだった。家庭を大事にしてこなかったオイラにはそんな甘えは許されなかったけど(笑)「男はなぜこんなに弱いのか」っていうタイトルでもいいかも‥
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海原純子さんの講演会にも言ったことがあるが、事例とその分析はやや簡単すぎるきらいはあるが、非常にわかりやすい。 今回の本は、男性という悩みを言わない方がよいという男性らしさに縛られた男性が現代において苦しんでいるということに焦点を当ててまとめられた本である。 男らしさに縛られ...
海原純子さんの講演会にも言ったことがあるが、事例とその分析はやや簡単すぎるきらいはあるが、非常にわかりやすい。 今回の本は、男性という悩みを言わない方がよいという男性らしさに縛られた男性が現代において苦しんでいるということに焦点を当ててまとめられた本である。 男らしさに縛られて、隠れアル中になっている男性、評価が厳しい時代にあやふやな人事評価の中で苦しんでいる男性、上司や部下の関係の中で苦しんでいる男性、自分の未来に対して絶望して苦しんでいる男性、結婚する/しない選択の中で苦しんでいる男性、突然訪れた悲劇に対して、周りのサポートの中で復活してきた男性。 支援というのは4つあり、直接支援、情報支援、共感支援、援助への期待への支援があるそうだ。直接支援のみを支援と考えがちな男性は、他の支援も考えられるような柔軟な考えをしたいと思う。
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