心配学 「本当の確率」となぜずれる? の商品レビュー
冗長
無駄に事例が長いです。同じ内容の文が続いて飛ばし読み。五分の一ぐらいに圧縮できる内容。 著者の変わった経歴自慢も鼻につく
たっくす
職場の同僚がコロナのことでプチパニック状態になっているのを見て、今が読みどきかと開いたUnlimited積読本。5年前の本だが、予防接種の話は今のコロナワクチンにも置き換えて考えられるし、心配性の人にはぜひ読んでいただきたい。 本書に書いてあるように、データの出典と身分を明か...
職場の同僚がコロナのことでプチパニック状態になっているのを見て、今が読みどきかと開いたUnlimited積読本。5年前の本だが、予防接種の話は今のコロナワクチンにも置き換えて考えられるし、心配性の人にはぜひ読んでいただきたい。 本書に書いてあるように、データの出典と身分を明かして訂正を受け入れる準備があるか、中立的で客観的な立場を取ろうとしているかは非常に大事。データも切り取り方によっては、自分の導きたい方向になんとでも印象操作できるので、自分の力で正しい情報を取りに行く力を身につけたい。
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データに基づき客観的に判断することで、余計な心配をしないですむようにと、いろんな例を交えて説明した本。 わかりやすく説得力もあるので良書だと思うけど、残念ながら知りたい内容ではなかった。 私の知りたかったのは、どんなに確率が低かろうが必要以上に怖がってしまう人間の性というか、ネガ...
データに基づき客観的に判断することで、余計な心配をしないですむようにと、いろんな例を交えて説明した本。 わかりやすく説得力もあるので良書だと思うけど、残念ながら知りたい内容ではなかった。 私の知りたかったのは、どんなに確率が低かろうが必要以上に怖がってしまう人間の性というか、ネガティブな思考に支配されてしまう傾向というか、そういう無駄な心配をどうやって克服すればよいのかな、というけっこうメンタルよりのことだったので、その部分では解決に近づけなかったかな。
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わけも分からずただ「不安」になるのではなく、科学的アプローチで不安を定量化しましょうという筆者の主張が展開されています。とかく世の中情緒的な面で受けがいいまさに「不安をあおる」言説が飛び交うようになっていますが、その正体がどんなものか、実際の発生確率を計算して、本当に心配しなけれ...
わけも分からずただ「不安」になるのではなく、科学的アプローチで不安を定量化しましょうという筆者の主張が展開されています。とかく世の中情緒的な面で受けがいいまさに「不安をあおる」言説が飛び交うようになっていますが、その正体がどんなものか、実際の発生確率を計算して、本当に心配しなければいけないものと実はそこまでの心配するほどのものではないことにわけようとする姿勢が貫かれています。単なる数字の計算だけにとどまらずときに人間心理にも迫り、心配とどう向き合い、リスクにどう備えるかといった点にも言及されておりバランスよくまとまった一冊に仕上がっているように思います。
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心配学という聞いたことのない単語のタイトル。私たちは直感的、感覚的にリスクをとらえていると改めて認識させられる。 統計学等を使って客観的なデータで比較することの重要性を語る。身近な話題をちりばめており、読みやすい一冊。
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パイロットと研究者の説明の仕方の違い、センセーションシーキングなどが面白いアイデア。ゴキブリで死んだ人はいない
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普段自分が考えていることや、一度はじっくり考えておきたいな、と思うことを、わかりやすい言葉でまとめてくれた本、という印象を受けました。 個人的には、人間は「感情型」と「勘定型」に分かれると思っているのですが、この本は、「世の中には感情型の人間が多いけど、もう少し勘定できるよう...
普段自分が考えていることや、一度はじっくり考えておきたいな、と思うことを、わかりやすい言葉でまとめてくれた本、という印象を受けました。 個人的には、人間は「感情型」と「勘定型」に分かれると思っているのですが、この本は、「世の中には感情型の人間が多いけど、もう少し勘定できるようになると、無駄な心配を減らすことができますよ」ということを、いろいろな例を挙げながら説明してくれています。 改めて感じましたが、フェルミ推定って、大切ですね。 自分は、何となく身に付けた考え方ですが、いろんなところで使えますし、強力な武器だと思います。
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日本脳炎のリスクについては一読すべき。◆カブトムシが張り子のカブトムシと戦って強くなる話は初めて知った。
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人が心配になるのは、不幸なできごとが起こるのか起こらないのかわからない状態だから。分からないから心配になるという。「本当の確率」を認識することで、心配の源になる「リスク」とうまく付き合うべきというのが本書の主眼。 第5章で紹介されている個々の確率の実例が参考になる。確率を算出する...
人が心配になるのは、不幸なできごとが起こるのか起こらないのかわからない状態だから。分からないから心配になるという。「本当の確率」を認識することで、心配の源になる「リスク」とうまく付き合うべきというのが本書の主眼。 第5章で紹介されている個々の確率の実例が参考になる。確率を算出すると、BSE騒動でアメリカ牛の全数検査することはリスクを過大評価して余計なコストを負担することを示している。
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160402 中央図書館 著者は、心理学の専門家。いろいろなバイアス的な効果や、集団によって「感情や意見」が強化されていくことに詳しい。余計な心配でストレスを感じないようにするには、大雑把にでも客観的に見積もってみよ、という、至極まっとうな方法を述べている。
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