百貨店ワルツ の商品レビュー
どこを見ても可愛いしキラキラしてる! マツオヒロミさんの作品に、初めて出会った1冊。 元々、洋装と和装の間ぐらいの時代が好きなこともあるし、イラストが素敵なのはもちろんなのだけど、色使いや細かい所まで描かれているのがすごく好きです!
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まさに空想百貨店!素敵な絵とストーリーと世界観に、惹き込まれてしまう。百貨店とかあまり好きではないけど、この方の描く百貨店はとても好き!もし、続巻が出るなら買わせていただきます!
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6年前の高校生の頃、とあるビレバンで一目惚れした本。何度も見返して幸せになる。万華鏡の庭も買いました。2階の美粧部が大好きです。
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ようやく紙の本を手に入れました まさに、自分の心の中の理想の大正ロマンの世界観でとても素敵 一枚一枚絵にして頂いたマツオヒロミ先生に感無量
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虚構の20世紀初頭。日本のとある地方都市が舞台。 東洋と西洋の混じりあう不思議な近代浪漫にうっとりと見入ってしまう。 オールカラーで見応えあり。 本をめくった途端に紙質がまるで包装紙そのままなのが、う〜ん粋な計らいだと感じる。 エントランスも素敵…もしかしてちょっと見えてるのは...
虚構の20世紀初頭。日本のとある地方都市が舞台。 東洋と西洋の混じりあう不思議な近代浪漫にうっとりと見入ってしまう。 オールカラーで見応えあり。 本をめくった途端に紙質がまるで包装紙そのままなのが、う〜ん粋な計らいだと感じる。 エントランスも素敵…もしかしてちょっと見えてるのは、グランドピアノかしらん。 数段ある階段はレッドカーペット⁇など最初から惹かれる箇所がたくさんある。 1階の服飾雑貨・宝飾品からのスタート、よくある百貨店共通のようで裏切らないのがいい。 お客様は、お着物が多いかなと感じるのも昭和初めの頃だからかも。 2階の美粧部で足を止めてる女学生も可愛らしい。 美しい容器にロマンチックな香りに背伸びしてみたけどまだまだ先かなぁ〜。 3階は呉服。百貨店の全身は呉服商だったというのもどこかと一緒だなぁ…と。 半襟を変えるだけでも一気にモダンに。 4階の婦人服にはごく限られた富裕層か、流行の先端にいるモダンガール達がほとんどだったけれど…。 5階の文具では、万年筆を持った着物姿の女性の舶来品大売り出し案内絵葉書が目を惹く。 6階の大食堂は英国風の内装より来店するお客様の動向の方が気になったり…コミックマンガに騙される。 たまに活字から離れて見るだけで満足したいときがある。
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第100回アワヒニビブリオバトル第2部タイマンビブリオバトル 第8戦「100」で紹介された本です。ハイブリッド開催。チャンプ本。 2023.6.10
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書店で見かけて気になっていたので購入しました。 20世紀初頭、デパート「三紅百貨店」を舞台にした空想のコミック&イラスト集。 マツオヒロミさんの艶やかに描かれたレトロでモダンなイラストに魅了されました。 「三紅百貨店」は空想だけど、こういうレトロでモダンな百貨店があったら...
書店で見かけて気になっていたので購入しました。 20世紀初頭、デパート「三紅百貨店」を舞台にした空想のコミック&イラスト集。 マツオヒロミさんの艶やかに描かれたレトロでモダンなイラストに魅了されました。 「三紅百貨店」は空想だけど、こういうレトロでモダンな百貨店があったら私も行ってみたい!!
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去年の春に目黒雅叙園の百段階段でこの百貨店ワルツの百貨店を再現した展示をやってましたが、実際に大正時代ごろに作られたもので世界観を再現できてしまうほどに、きちんと世界観を作りこんでいる作品です。 などと固めの感想を書きましたが、そんなことは横において、大正時代の女の子さんが可愛く...
去年の春に目黒雅叙園の百段階段でこの百貨店ワルツの百貨店を再現した展示をやってましたが、実際に大正時代ごろに作られたもので世界観を再現できてしまうほどに、きちんと世界観を作りこんでいる作品です。 などと固めの感想を書きましたが、そんなことは横において、大正時代の女の子さんが可愛くて素敵でねぇ。それだけでも見ていて飽きない本です
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大正モダニズムデザインの雅やかさに惹かれてしまう 精緻なイラストとマンガは、同人誌から出版社の目に留まり出版されたそうだ 大丸心斎橋店の改築がきっかけになり、改築前の商業空間の夢のような美しさを再現してみたくなったようだ それが大正時代にまで遡る時の移ろいも含まれていた 婦人服売...
大正モダニズムデザインの雅やかさに惹かれてしまう 精緻なイラストとマンガは、同人誌から出版社の目に留まり出版されたそうだ 大丸心斎橋店の改築がきっかけになり、改築前の商業空間の夢のような美しさを再現してみたくなったようだ それが大正時代にまで遡る時の移ろいも含まれていた 婦人服売り場も洋服はまだ一般的ではない時代だ 時代が変わる輝きがそこにはある アール・ヌーヴォー、アール・デコの意匠が看板からポスターから商品の陳列棚、壁紙に至るまでイラストとマンガに描き起こしている とてもおしゃれで、女性は皆、老いも若きも憧れてしまう夢の売り場だったことが伝わってくる 東京でも日本橋高島屋や日本橋三越など、そんな面影を感じさせてくれる部分も感じる 著者の住む岡山には天満屋がある そして岡山後楽園の近くには竹久夢二記念美術館があるようで、最近の著者の作品展示の機会があるようだ 和服が普段着であるから、売り場で季節を感じさせるのは呉服の展示会だ その紋様も伝統的な意匠に、舶来のデザインをアレンジした柄が混ざってくる モダンだとか、ハイカラだとかの言葉の感覚がイラストやマンガで表現されていることに不思議な魅力が醸し出されている 女子も学校には着物で通学しながら、百貨店の化粧品売り場で舶来の香水や化粧品を眼にする それを洋装で買いに来る富裕層の女性を見かける 洋服をあつらえれば、下着や靴、鞄、帽子とかなりな費用のかかる贅沢なファッションだ そんな時代の文具売り場、喫茶室、食堂、屋上庭園と観覧車 催事のポスターやアドバルーンも含めて憧れのシンボルになっていたことだろう イ・ミイェの著作 夢を売る百貨店 と併せて読むと夢の売り場にトリップできそうだ ショッピングゾーンとしてのデパートが、憧れの百貨店であったことをこだわりのイラストで様々描いてくれていて、同人誌ならではの楽しみに期待と可能性を持たせてもくれた
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