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レプリカたちの夜 の商品レビュー

2.6

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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2024/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間なんてただの物質で、溶けて無くなろうが固くなって燃やされようが同じ。 …と思えば大抵の悩みなんてちっぽけに思える。…かもしれない。 カオスでキモいな、と思いながら読んでたけど、徐々に慣れてきて、後半はクセになってた。この人の他の作品も見てみよう。 めちゃくちゃB 級になりそうだけど、誰か映画化してほしい。 私もカッパの口からモノラルのレコード聴いてみたいな。

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2022/11/13

セリフ回しは面白かったのですが、ミステリーとはまた違うように思いました。 最後まで読んでスッキリはしない感じでした。

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2022/01/20

全くわからなかった…。 徹底的に突き放され、わけが分からないまま読み終える。そういうのも嫌いじゃないとは思うけれど、読みづらかったので苦しい読書体験になってしまった。 ナンセンスというか不条理というか、形容するのは憚られる。だから、「これはミステリ」と言われたら「なるほど」と頷く...

全くわからなかった…。 徹底的に突き放され、わけが分からないまま読み終える。そういうのも嫌いじゃないとは思うけれど、読みづらかったので苦しい読書体験になってしまった。 ナンセンスというか不条理というか、形容するのは憚られる。だから、「これはミステリ」と言われたら「なるほど」と頷くしかないのかな。 とにかく強烈だった。

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2021/10/12

新潮ミステリー大賞受賞、伊坂氏絶賛という帯につられて読んでみましたが…うーん、これは好き嫌いがキッパリ分かれそうな作品ですね(^_^;) 動物レプリカ製造工場で残業中にシロクマを目撃して…辺りはまだ普通にミステリーだったのに、どんどんオカシくなって…あまりにも意味不明過ぎて逆に最...

新潮ミステリー大賞受賞、伊坂氏絶賛という帯につられて読んでみましたが…うーん、これは好き嫌いがキッパリ分かれそうな作品ですね(^_^;) 動物レプリカ製造工場で残業中にシロクマを目撃して…辺りはまだ普通にミステリーだったのに、どんどんオカシくなって…あまりにも意味不明過ぎて逆に最後まで見届けなくてはという気になりました(作者の思う壺か) ミステリーというよりはファンタジー?…いやむしろ哲学かも知れないなと思いました。

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2019/09/24

「レプリカたちの夜」(一條次郎)を読んだ。 うわぁい!なんじゃこりゃあ! 第2回新潮ミステリー大賞受賞? 誰もが意表を突かれる展開だと思うのだが、 そのカオスの海の中からまったく新しい'' いのちの物語''を引っ張り出してみせた。 これはも...

「レプリカたちの夜」(一條次郎)を読んだ。 うわぁい!なんじゃこりゃあ! 第2回新潮ミステリー大賞受賞? 誰もが意表を突かれる展開だと思うのだが、 そのカオスの海の中からまったく新しい'' いのちの物語''を引っ張り出してみせた。 これはもう事件でしょ! と、私は言いたい。

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2019/08/14

名だたる作家陣の激賞作品ということで期待して読んだけど、正直意味不明でした。ブロ向き作品ということかしらん。

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2019/02/24

なんとか読み終わったけど意味がわかんない(︶^︶)なんか薬でラリった奴の言ってること聞いてるような(´-﹏-`;)書評だと面白そうだったのになあ。

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2018/12/23

ミステリーということだけど,哲学的なSFのようだった.自我の在り方を問い続けて,何が現実で何が妄想かその境が溶け合って,自我が毎回生まれ変わるあるいは記憶が新しく作り直される近未来の閉ざされた空間の物語.とても面白かった

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2018/09/06

+++ 「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました」伊坂幸太郎激賞、圧倒的デビュー作。動物のレプリカをつくる工場に勤める往本は、残業中の深夜、動くシロクマを目撃する。だが野生のシロクマは、とうに絶滅したはずだった――。不条理とペーソスの息づく小説世界、卓越したユーモアと圧倒的...

+++ 「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました」伊坂幸太郎激賞、圧倒的デビュー作。動物のレプリカをつくる工場に勤める往本は、残業中の深夜、動くシロクマを目撃する。だが野生のシロクマは、とうに絶滅したはずだった――。不条理とペーソスの息づく小説世界、卓越したユーモアと圧倒的筆力。選考委員の伊坂幸太郎、貴志祐介、道尾秀介から絶賛を浴びた、第二回新潮ミステリー大賞受賞作にして超問題作。 +++ 伊坂さん絶賛、に惹かれて読んだのだが、わたしにはいささか哲学的というか、不条理が過ぎて、馴染めなかったというのが正直なところである。浅く読めば、おかしなことばかり起こるようであり、深く読めば、含んでいるものが深すぎて、表層に現れるものとのバランスが保たれなくなってくる印象で、頭の奥の方が疲労してくる。わたしにとっては愉しいとは言えない一冊である。

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2018/05/28

『往本』は動物のレプリカ工場に努めているが、残業中の深夜、動くシロクマと遭遇する。野生のシロクマはとうに絶滅したはず・・・。その後、工場長に呼び出された彼は、シロクマの正体を探るように命じられる。 第二回、新潮ミステリー大賞、受賞作。 これはミステリーなのか?謎という点で言えば...

『往本』は動物のレプリカ工場に努めているが、残業中の深夜、動くシロクマと遭遇する。野生のシロクマはとうに絶滅したはず・・・。その後、工場長に呼び出された彼は、シロクマの正体を探るように命じられる。 第二回、新潮ミステリー大賞、受賞作。 これはミステリーなのか?謎という点で言えば謎だらけであるが、最後まで解明されない。 奇妙に歪んだ世界、結局シロクマは何だったのか?何一つ分からぬまま、ただ足が地につかないような不安感だけを残す。

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