貸し物屋お庸 娘店主、捕物に出張る の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
貸し物屋お庸シリーズ(出版で)3冊目。 「亡魂の家」で、謎だった守り袋の話が出て来た。 調伏の名人、瑞雲がくれたお守りで、 亡くなった姉のおりょうとつながるようにしてくれたもので、 おりょうが手伝うことによって家神になるための修行になるというもの。 その前の話「貸し猫探し」で出て来た幽霊猫が、 恩返しのためにおりょうの遊び相手になっていたのが かわいかった。 が、他の人のには猫に見えていて、 お庸には大店の元大番頭に見える幽霊と街中を猫探しをするのは、 ちょっと無理があるのでは。 「拐かし」で出てきた拐かしの本当の標的だった方の吉太郎が、 大人びた口をきくのが面白かった。 嫌われ者の同心が、手伝いもせずお庸の手柄をかっさらっていった時にも、 かっとなるお庸に対して、同心をやりこめていた。 吉太郎の親の大店の主人も、お庸にもののどおりを諭してくれていい人だったし。
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行李、誘拐金、猫、亡くなった母親。 4品の貸し出し短編。 どれもこれも、よかったね、で終わっていますが うっかり泣いてしまいそうなのは猫。 そこまでして頑張って…というのもありますが これが犬なら、生来のものがあるので ここまでではなかったかと。 母親、もそうですけど。 誘拐...
行李、誘拐金、猫、亡くなった母親。 4品の貸し出し短編。 どれもこれも、よかったね、で終わっていますが うっかり泣いてしまいそうなのは猫。 そこまでして頑張って…というのもありますが これが犬なら、生来のものがあるので ここまでではなかったかと。 母親、もそうですけど。 誘拐された子供に至っては、十手持ちの旦那は 漁夫の利を得てほっくほく? どこかでしっぺ返しがきそうですが。 そもそも誰にも相談されてなかった時点で しっぺ返しと言えば、そうも言える?
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「貸し猫探し」は、このシリーズの白眉かも。本業のレンタル業の話で、ちょっと推理ありオカルトあり、〆は人情もの。猫がかわいいし、一番のお気に入り。
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相変わらず口が悪くても気っぷのいいお庸の貸し物屋だが、評判を聞いてだんだん客が増えているようです。 今回は、お庸をつけ回すものたちが見え隠れして、それを知った清五郎もお庸を守るために警護をつけています。これが次回どう展開するのか。 「貸し猫探し」は、短編集「てのひら猫語り」にあっ...
相変わらず口が悪くても気っぷのいいお庸の貸し物屋だが、評判を聞いてだんだん客が増えているようです。 今回は、お庸をつけ回すものたちが見え隠れして、それを知った清五郎もお庸を守るために警護をつけています。これが次回どう展開するのか。 「貸し猫探し」は、短編集「てのひら猫語り」にあったものに加筆したもの。 2巻を飛ばしてしまったので、あとから読もう。
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第三弾 これまでと似たような話だが、この世とそうでないものが見える話、勿論そうでない話もあるが 今回で更にお庸の何か出生に係わる話が 湊屋の主の秘密も何も変わってないが
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