ちはやふる(三十) の商品レビュー
もう一度出逢う運命を願った歌を味方に、千早(ちはや)たち瑞沢高校かるた部は三度目の全国大会出場を掴み取る。常勝・富士崎、新(あらた)率いる藤岡東、そして共に歩んだ北央。彼らを前に挑む、前年度覇者・瑞沢の戦いの行方は!? 一方、太一(たいち)はテレビ番組の収録で、科学的に分析された...
もう一度出逢う運命を願った歌を味方に、千早(ちはや)たち瑞沢高校かるた部は三度目の全国大会出場を掴み取る。常勝・富士崎、新(あらた)率いる藤岡東、そして共に歩んだ北央。彼らを前に挑む、前年度覇者・瑞沢の戦いの行方は!? 一方、太一(たいち)はテレビ番組の収録で、科学的に分析された名人・周防(すおう)の常人離れした能力を目の当たりにする。自らが目指すかるたの道を模索する中、意外な人物が姿を現し……?(Amazon紹介より)
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今春に「上の句」「下の句」の二本立てで映画化される本作も、いよいよ30の大台に到達した。真冬であるにもかかわらず、真夏に開催されるイベントのことについて書かれた作品を読むことに違和感を覚えるというヤボはいいっこなし。高3になる千早たちにとって、今度の大会が仲間たちと迎える最後の大...
今春に「上の句」「下の句」の二本立てで映画化される本作も、いよいよ30の大台に到達した。真冬であるにもかかわらず、真夏に開催されるイベントのことについて書かれた作品を読むことに違和感を覚えるというヤボはいいっこなし。高3になる千早たちにとって、今度の大会が仲間たちと迎える最後の大会。千早の顔には、自分たちが後輩たちのために道を切り開くんだという意気込みや、本来ならいるべき人間がそばにいない寂しげな表情が垣間見える。そして本巻は「かるた=文化系」であるというイメージを見事にぶち壊してくれる場。「競技」という二文字がつくだけあり、そのトレーニング内容は運動部顔負けのメニューがてんこ盛り。そして迎えた準決勝。その結末やいかに?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公千早率いる瑞沢高校かるた部が三度目の全国大会に臨む。常連、強豪校それぞれの戦いぶりに心躍る。一方、太一は周防名人、若宮クイーンそれぞれの強さを実感する。 映画化されたから・・でもないが、カミさんが読んでいるので、つまみぐい的にご相伴させていただく。感想戦や1.5音への反応など、全く知らない競技かるたの世界の深さを感じさせられた。 16-84
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高校最後の夏の大会。 少し前に入部したばかりの1年生もいまや頼もしい存在に思える。 それぞれがなりたい「本物」になってほしい。
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一人ひとりが一生懸命自分の試合をとること。5人プラス、応援、全てまとめて瑞沢の力。映画を見たタイミングなので、なおさら、1年生からのことを思い出して、最後の大会が終わろうとしてるんだって、切なくなる。ここに太一がいたらって思うよね。このまま終わっちゃうの? 新は新のチームで、コツ...
一人ひとりが一生懸命自分の試合をとること。5人プラス、応援、全てまとめて瑞沢の力。映画を見たタイミングなので、なおさら、1年生からのことを思い出して、最後の大会が終わろうとしてるんだって、切なくなる。ここに太一がいたらって思うよね。このまま終わっちゃうの? 新は新のチームで、コツコツ勝ち進んでる。決勝で当たるのかな。
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紆余曲折を経ての、いよいよ全国大会(高校最後の)本番。主力を一人欠いての戦いだったり、新人教育の側面もあったりで、飽きさせないための状況設定も、相変わらず秀逸。かたや、名人の技をマスコミの力で解明するという、一風変わった展開も出てきたりで、ここからの流れにも期待が高まる。面白い漫...
紆余曲折を経ての、いよいよ全国大会(高校最後の)本番。主力を一人欠いての戦いだったり、新人教育の側面もあったりで、飽きさせないための状況設定も、相変わらず秀逸。かたや、名人の技をマスコミの力で解明するという、一風変わった展開も出てきたりで、ここからの流れにも期待が高まる。面白い漫画ですね~。
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周防名人のTV番組の企画もしのぶちゃんが出るからだなんて、 映画ちはやふるの情報を見ても周防名人の名前が見つからない事も合わせて悲しくなってきます。 映画では松岡茉優さんがしのぶちゃん演じるようですが、下の句(映画二カ月連続公開なんですよね?)にしか出ないとか噂聞きましたしね。 ...
周防名人のTV番組の企画もしのぶちゃんが出るからだなんて、 映画ちはやふるの情報を見ても周防名人の名前が見つからない事も合わせて悲しくなってきます。 映画では松岡茉優さんがしのぶちゃん演じるようですが、下の句(映画二カ月連続公開なんですよね?)にしか出ないとか噂聞きましたしね。 しのぶちゃんのおばあちゃんが凄い。 しのぶちゃんの好きなものである ・かるた ・スノー丸 ・鳥人間 (しかも筆文字) と書いた紙を見ながら 「こういうのはみんなあなたの特徴 武器になります」 って言ってくれるわけです。 いいなあ、こういう人が身近に居て。 後半は桜沢先生。 もはや学生よりも先生とか猪熊さんの方が近い私としては 「桜沢さんみたいな 強くてきれいな子になるわ」 からの田丸さんに涙。 これは泣ける。 そこにブッコむちはやがちはやだし、それに対する返答が。 先生良かったよ相手いて結婚決まってて・・・泣 そこかよっていう話。 桜沢先生見て思いだすのが、青空エールの顧問陣で、あの二人は別マのふろくマンガで君に届けのピン(先生)にナンパみたいなのがあって恋人がいない記憶なので、青空エールの方蔭ながら心配しています。苦笑 参ったもう31巻出てるっ!買わないと―。
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「いい試合」じゃなくて「勝ちたい」。 ただ、ただ、己が強くありたいと札際正しい千早がまぶしい。なんだこの迫力は。 ヒョロ得な29巻から続き、新が対戦できてうれしそうなのが癒やし。ヒロインは新なんじゃ……。
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がんばれ、がんばれ。 がんばれ、がんばれ。 ずーっと応援が背景で流れているような、そんな巻で、涙が出ました。 私も、私を信じたい。声に出して、応援したい。
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全国大会の準決勝まで。 太一は大阪なう。 太一には周防さんがいて良かったなと本当に思う。 自分と似ている人や、同じ目的がなければ、 やっぱり好きじゃないことを続けるのは難しいもの。 周防さんが太一の実力をちゃんと分かってくれているのも なんだか嬉しかった。 さて、全国大会。 ...
全国大会の準決勝まで。 太一は大阪なう。 太一には周防さんがいて良かったなと本当に思う。 自分と似ている人や、同じ目的がなければ、 やっぱり好きじゃないことを続けるのは難しいもの。 周防さんが太一の実力をちゃんと分かってくれているのも なんだか嬉しかった。 さて、全国大会。 安定とは言えないものの、それぞれが結果を求めて前進して行くところが熱い。 太一はいないけど、でも、新がいて、 お互いに気にかけているところがいいな。 自分を信じたかったり、成長したかったり、 それぞれが羽化する手前の1冊でした。
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