さよならは小さい声で の商品レビュー
2017.9.25 電車のなかで 時々、ページをめくっては大切なものを思い出させてくれる一冊だと思った。
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こんな人っていいな、こんな大人っていいな。 ステキな人たちとのエピソードが詰まってます。 人生ドラマというよりも、ささやかな日常の中でキラキラ光る人との対話がたっぷり。 筆者の若かりし日の女性のエピソードなんかは、覗き見している気分でちょっぴりドキドキしたり。 エッセイをあま...
こんな人っていいな、こんな大人っていいな。 ステキな人たちとのエピソードが詰まってます。 人生ドラマというよりも、ささやかな日常の中でキラキラ光る人との対話がたっぷり。 筆者の若かりし日の女性のエピソードなんかは、覗き見している気分でちょっぴりドキドキしたり。 エッセイをあまり読まないひとも、楽しめる内容だと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイトルが苦手で、避けてきた。 どんなものでも、お別れが人一倍ニガテ。 でもたまに読みたくなる松浦エッセイ。 なんでたまにかと言うと、正論すぎて、 できてない自分がイヤになるから。 今回は、けっこう生々しい内面が感じられて 前より弥太郎さんが好きになった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・「まあ、ともかく仕事とは実験の毎日よね。心もちも技術も、実験と言う名のチャレンジの連続よ。人と衝突しようと、失敗をしようと、批判されようと、毎日の実験を止めた途端に、自分の成長は止まってしまうと思う。仕事をしていて、成長が止まるくらい不幸なことはないわ。だから、今日の実験が思いつくかどうかが仕事の本質だとわたしは思う。」P55 ・何事もそうだろうけれども、喜んでもらえれば、必ず感謝をされる。悲しませれば、その悲しみは必ず自分に返ってくるだろう。P93 ・どこに行っても年少ない者だった自分が、いつしか年長者になっていることに気がついた。P107 ・「それと、仕事をしていると必ず近しい人の裏切りがあるけれど、それも注意。裏切られても大丈夫なようにいつも先手を打っておくこと。で、裏切りは決して責めないこと。裏切られたくらいでじたばたしてはだめ。わかった?」P126 ・ここニューヨークでは、小さい親切や、他愛ないコミュニケーションが、人々の生きるエネルギーになっている。P154
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日々の生活のこと。 家族のこと。 挨拶のこと。 お金のこと。 丁寧に生きるということ。 そんな中でも心に残ったのは、 旅先で決まったカフェで朝食をとること。 戴いたものの感想を伝えるということ。 人のいいところを伝えるということ。 大切だな。
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なんとなくしみじみとする本。 松浦さんがアメリカに住まれていたせいか、読み終わって旅をしたような気持ちになった。 遠くあてのないのびのびとした旅をして、満足して帰ってきたような読後感。
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なんとなく本屋にあって手に取った本。 エッセイ集。心が温まる。素敵な話ばかりだった。この方の人間性が伝わってきた 。世の中は冷たくて温かい。人生経験を積んだ人でなければ、かけない文章。私は好きです。他の作品も読んでみたい。
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腹が立っている時や心がモヤモヤしている時に、松浦さんの文章を読むと少し落ち着くよね。2章が良かった。
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