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今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変える本 の商品レビュー

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14件のお客様レビュー

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2020/12/20
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※このレビューにはネタバレを含みます

中国嫁日記 を読み、作者に興味が湧き購入。 日本と中国の文化や慣習の違いを学び、考え方の幅を広げるには読みやすい一冊でした。 概要としては、中国人の嫁と日本人の作者が中国に在住し、そこで感じ、学んだ慣習、文化について書かれた一冊。 特に面白かったのは、日本と中国の土地や環境の違いについての考察。 日本の場合隣人との物理的な距離が近い上にそれなりに土地が豊かなので、生きていくのにそこまで困りません。だから軽い繋がりで得られる助力でも多少の苦境は乗り越えて来られてきたんですよ。でも、中国、とくに昔の中国の場合はひとりではどうやっても生きていけない。力を合わせようにもすぐそ側に人がたくさんいなかったりするし、食べ物も豊富でないことが多かったから。(中略)こういった理由から、信頼できて大きく力を出し合える"身内"という関係が重要になっていったんだと思います。 p42 どちらが良いではなく、それぞれの事情による結果が現在に至っただけだと思った。 中国人だから…日本人なら…というのは、勿体無いと。そういう考えを自分の中でどう捉え、どう活かすかが大切ではないかと。 例えば、 日本の場合禅宗の思想的影響か、整理整頓をしっかりしよう、とか自分のやったことは自分でなんとかしようって考えが結構根付いているところがある。だからこそ、「自分の尻も拭けないやつ」っていうのが貶し言葉になりうるわけですが。ところが中国ではお金のある人間は、自分の身の回りのことや後始末は雇った人間にやらせることになるわけで、それこそ「自分の尻も他人に吹かせられないような貧乏人」のほうが悪いとなるわけです。 p52 上記の本文から思ったのは、 日本人は、自分のことは「すべて」自分でやる精神。 中国人は、他人に任せられることは任せて、自分が「やるべきこと」に集中する精神。 自分も他人に任せることが苦手なので、仕事がアップアップしている。任せられる仕事とやるべき仕事に分けて考える必要があるなと感じた。 また、こういう考え方の幅を広げるには、異文化と触れ合うのが一番勉強になるなと感じた。 最後に「経験」について印象に残った言葉を転載する。 実際に住んでみるからこそ、過剰思い入れの部分が取れて、ナチュラルにいいところがわかってくると思うのです。そしてその経験は、静かに確実に あなたの人生を大きく変えていく と思うのです。 p169

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2019/10/13

 中国嫁日記の著者による実用書。  中国の人の付き合い方の基本というか、常識がはっきりして面白い。  よく世の中でいう「ここが変だよ中国人」の謎が解けたというか。  もちろん、この本に書かれていることがすべてではないだろうし、異なることや思い込みもあるのだろうが、そういう考え方が...

 中国嫁日記の著者による実用書。  中国の人の付き合い方の基本というか、常識がはっきりして面白い。  よく世の中でいう「ここが変だよ中国人」の謎が解けたというか。  もちろん、この本に書かれていることがすべてではないだろうし、異なることや思い込みもあるのだろうが、そういう考え方があるのかーと楽しく読めた。  けど、中国の人と友達になるきっかけ、むつかしい! 大学にいくしか!?

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2019/07/01

本としては面白い。しかし、中国の方々は、難しいと思います。最近、ウチのマンションに中国の方が入って来ましたヨ。46世帯の中に1世帯。中古ですが、未だ未だ金額は6千万弱。今後が一悶着ありそうです。

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2019/05/21

デザイナー・漫画家の井上純一が中国に住んでみた実感を語った本 かなり面白いし、中身が結構深い。 もちろん、この人の個人的体験に基づく語りなので、一般化できるわけじゃないけど。

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2018/11/23

中国人との付き合い方の一般論 幇という身内の概念、貸し借りの作り方、人間関係の維持、タブーとなる行動など 具体的に著者がどのように中国人コミュニティで人脈を築いたかが実例で示されている

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2017/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「中国嫁日記」の作者としてのジンサンが好きで、読んでみた本。 読みにくかったり分かりにくかったりはしないけど、やはり、中国に移住を考えている人でないと、あまり需要がない本かなぁ… 周りに中国人もいないしなぁ。 いたらまた違うのだろうか。

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2017/01/10

嫁さんに惚れてるからでしょうが決断の思い切りの良さが爽やかに感じます。国がどうだとか変なフィルターを通さないところに好感もてます。

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2016/04/11

体験に裏打ちされた「中国人とつきあうための本」、説得力があります。 中国・東アジアから日本を訪れる観光客は増え続けているが、日本では嫌中・嫌韓をあおる言説が大はやり。なんとも困ったものです。 そうした風潮に一石を投じる役割りを果たしているのが『中国嫁日記』シリーズです。 『中国嫁...

体験に裏打ちされた「中国人とつきあうための本」、説得力があります。 中国・東アジアから日本を訪れる観光客は増え続けているが、日本では嫌中・嫌韓をあおる言説が大はやり。なんとも困ったものです。 そうした風潮に一石を投じる役割りを果たしているのが『中国嫁日記』シリーズです。 『中国嫁日記』の著者井上純一が、編集者のすすめで書いた本書は、タイトルからして「これはお気楽な冗談ですからね。あまり本気にしないでね」というスタンスの本です。 中国を意識の外に押し出すのではなく、いますぐ友人としての対話を始めようという井上のよびかけ、いいですね。

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2016/03/13

中国人の社会というか習性というかはよく分かりましたが、まあタイトルに偽り有りますね(笑)。之読んでも、今すぐ恋人にはなれません(笑)。嫁日記読んでいると、中国人と結婚は明るい感じですが、現実はそれほど甘くないってことですね-。

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2016/02/11

大変勉強になる一冊、そして、会話調でありさくさく読めます。中国人と仕事をしていますが、この本で書かれた仲間意識などは、思い当たる節があります。

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