ニッチを探して の商品レビュー
とても具体的で、体験記のごとく読んだ。場所といい、状況といい、小説というよりノンフィクション。その点で面白い小説。前半から唐突に逃走の道へと入るのだが、その経緯と、ラストでの展開が少々寸詰まりに思えたのがちょっと残念。
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映画でも逃亡ものが好きなので読んでみたけど、想像していたものとは違っていた。 主人公にとっては逃亡よりも離脱だったんだな、だから逃亡ものに期待していた切迫感とか緊迫感がなかった。 そして、何故か食べ物の描写が多かった。 ニッチを探していようと、生きることに食べることは必要不可欠だ...
映画でも逃亡ものが好きなので読んでみたけど、想像していたものとは違っていた。 主人公にとっては逃亡よりも離脱だったんだな、だから逃亡ものに期待していた切迫感とか緊迫感がなかった。 そして、何故か食べ物の描写が多かった。 ニッチを探していようと、生きることに食べることは必要不可欠だからですかね? 下町グルメ情報が面白かった。ホワイト餃子は知っていたけどファイト餃子なんて知らなかったよ。
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これを物語と言って良いのだろうか。 あらすじ(背表紙より) 背任の疑いをかけられた大手銀行員・藤原道長は、妻と娘を置いて失踪した。人目を避けた所持金ゼロの逃亡は、ネットカフェから段ボールハウス、路上を巡り、道長は空腹と孤独を抱え、格差の底へと堕ちてゆく。一方、横領の真の首謀者たる...
これを物語と言って良いのだろうか。 あらすじ(背表紙より) 背任の疑いをかけられた大手銀行員・藤原道長は、妻と娘を置いて失踪した。人目を避けた所持金ゼロの逃亡は、ネットカフェから段ボールハウス、路上を巡り、道長は空腹と孤独を抱え、格差の底へと堕ちてゆく。一方、横領の真の首謀者たる銀行幹部たちは、事件の露見を怖れ、冷酷な刺客を放つ―。逆転の時は訪れるのか。東京の裏地図を舞台に巨額資金を巡る攻防戦の幕が開く!
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今年最初の本。ひさしぶりに充実した読後感がありました。 現代の裏社会をを渡っていく事を通して、自分の居場所探しをしているようにも読めました。生きる希望がわいてくる物語でした。
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終わり方が中途半端。 いまひとつ話に入り込めませんでした。 リズムが悪いのか、展開が遅いのか。。 ずっーと一定のペースのまま大して盛り上がりませずに、そのまま終わった感じがしました。 うーん。 どーなんだろうこの小説。
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