終の日までの の商品レビュー
人生の終焉…というと「死」を意識した辛くて重苦しい感じなのか、と思ったけれど。 そんな不幸な終わり方ではなかったように思う。 人生の閉じ方というのか、それぞれの生きてきた道のりの良きところを思い出として残す。 短編8話だからかサクッと読めて、どれも温かさを感じた。
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人生の終焉をテーマにした短編集。短編ゆえに重くなりすぎず、ちょうどいい感じで進んでいく。らしい家族小説であった。
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一番読んじゃいけない本だったけど一番考えさせられ、一番感動して泣いていた。 親がガンとわかってから、何をしてあげたら、何をしたら、何を聞いたら、何から整理して、何を…と遠くにいるから気を揉んで。でも実際は近くにいる弟に任せるしかなくて、子どもを、旦那を置いて連れて親の面倒みたい...
一番読んじゃいけない本だったけど一番考えさせられ、一番感動して泣いていた。 親がガンとわかってから、何をしてあげたら、何をしたら、何を聞いたら、何から整理して、何を…と遠くにいるから気を揉んで。でも実際は近くにいる弟に任せるしかなくて、子どもを、旦那を置いて連れて親の面倒みたいと思う決意もなくて。何も出来ない、しない自分に情けなくなりつつ、その道を選んだのは自分で。こんなに悩むなら地元離れなければとか今更考えても、きっと地元にいたら反発しかなかった若い自分
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家族シリーズ ずっと読み続けているけど、 そのお話1つ1つに家族の形、重みに、 頷いたり涙したり。 いろいろ考えなくてはならない歳になっちゃったんだな~としみじみ。
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本の帯には、「人生の閉じ方」を描く短編集とある。8編の短編が収められている。頭がしっかりしているうちに、自分の人生の幕引きの仕方を、そろそろ考えておかねばならない歳になってきたと実感する。
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家族というのも成長するものなのだということを最近良く感じる。 結婚した直後の家族創成期(トラブルも多し) 子どもが生まれ育つ賑やかな時代(一番アルバムも増える) 子どもが成長し、また夫婦二人に戻る(衰退期) そして夫婦は老齢期に入り家族も終焉の時が近づく。。。 この物語はそろそろ...
家族というのも成長するものなのだということを最近良く感じる。 結婚した直後の家族創成期(トラブルも多し) 子どもが生まれ育つ賑やかな時代(一番アルバムも増える) 子どもが成長し、また夫婦二人に戻る(衰退期) そして夫婦は老齢期に入り家族も終焉の時が近づく。。。 この物語はそろそろ役目を終える(終えた)家族の姿を描く 短編集です。 家族に迷惑をかけず、 一生を穏やかに終わりたいと願うのは皆同じ。 だけど思い通りに事が運ぶなんてことはめったに起きた試しがないから、皆人生最後の時まできっと右往左往して生きるんだ。 役目を終えつつある家族の終着点、 その様々な形が8つの温かいお話になっています。 読んで良かった♪
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しあわせの青い鳥はすぐ近くにいる 森浩美さんの小説を味わうとき いつも 思ってしまうことです 今回の主人公たちは いずれも人生の折り返し地点を すっかり過ぎた人たち これまでを たっぷり生きてきた人たちの言葉は さすがに なかなか含蓄にあふれている 静かな話の中に 確かな...
しあわせの青い鳥はすぐ近くにいる 森浩美さんの小説を味わうとき いつも 思ってしまうことです 今回の主人公たちは いずれも人生の折り返し地点を すっかり過ぎた人たち これまでを たっぷり生きてきた人たちの言葉は さすがに なかなか含蓄にあふれている 静かな話の中に 確かなうなづきが拡がる
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