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ビジネス思考実験 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2018/12/20

Vol.343 何が起きるか?を見通すための経営学100命題とは。http://www.shirayu.com/letter/2016/000694.html

Posted byブクログ

2018/11/04

・ドメイン(事業活動領域、事業活動の範囲)設定が必要な理由?領域を明確にすることによって、資源分散を防ぐ?領域を明確にすることによって、探索の分散を防ぐ?領域に潜在領域を含めることで、機会損失を防ぐ ・一般に企業の経営資源とは、すべての資産、ケイパビリティ(能力)、コンピタンス、...

・ドメイン(事業活動領域、事業活動の範囲)設定が必要な理由?領域を明確にすることによって、資源分散を防ぐ?領域を明確にすることによって、探索の分散を防ぐ?領域に潜在領域を含めることで、機会損失を防ぐ ・一般に企業の経営資源とは、すべての資産、ケイパビリティ(能力)、コンピタンス、組織のプロセス、企業の特性、情報、ナレッジなど、企業のコントロール下にあって、企業の効率と効果を改善するような戦略を構想したり実行したりすることを可能にするものである ・経営資源は一般に4つのカテゴリーに分類される?財務資本?物的資本?人的資本?組織資本 ・ある企業が優れた業績を上げるのは、他社よりも優れた経営資源や能力を持っているからだ ・他者に真似されにくい自社独自の能力(コンピタンス)や資源の蓄積が競争優位の源泉となる ・資源があると、それを使わなければいけない、あるいは、それを捨てられないという発想が出てくる。故に資源は競争力の源になるだけでなく制約にもなる ・企業改革というのは、部分を改善していくことによってしか実現できない。会社全体を一度に変えることはできない。部分変革を積み上げていく、あるいは部分の変革を全体に波及させていくことで全体の変革が可能になる ・差別化と模倣困難性は違う。望ましいのは、差別化の面でインパクトあることが、模倣困難性の高い仕組み(例えば、バックヤードの品質管理の仕方が優れているというような、お客さんから見えないところに他社に真似されにくいことがある)によって支えられていること

Posted byブクログ

2018/02/12

早稲田大学のビジネススクールの教授である著者が経営学の理論を実践することにおいてどのようなことが起きるかを仮説を様々な観点から思考実験しながら、解説した一冊。 経営学において提唱されている理論において、実例などをもとにわかりやすく解説されており勉強になりました。 読んでいて非常...

早稲田大学のビジネススクールの教授である著者が経営学の理論を実践することにおいてどのようなことが起きるかを仮説を様々な観点から思考実験しながら、解説した一冊。 経営学において提唱されている理論において、実例などをもとにわかりやすく解説されており勉強になりました。 読んでいて非常に抽象的なものが多い理論やフレームワークも図解が多く本書による解説でコンテキストや目的を明確にして、的確なポジショニングで戦略を立てることが大事であることが理解できました。 講義スタイルような内容で一つの項目もそれほど容量もなくサクサク読めて理解が深まりました。 特にその中でもブルーオーシャン開拓を解説した箇所の顧客の満足原理については大変勉強になりました。 ビジネスにおいて経営学の理論や成功体験などをインプットして戦略としてアウトプットする際にワンクッション置くことのできる知識を得ることができ、一歩先を進んだ戦略を立てることのできる一冊だと読んで感じました。

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2016/05/06

WBS根来先生の本。ベースは前半が「経営学研究法」で後半が「ビジネスモデル研究」。ポイントは「ビジネスモデルは価値と隔離の二元論」であるという考え方。ビジネスモデルを学びたい人にはお勧め。

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2016/04/07

フレームワークを覚えることより、理論を組み立てている概念や原理を知ることが本当の意味で役立つ。この本で書かれてある例を覚えるのではなく、考え方を修得していきたい。 ただ司法試験制度における予備試験についての記述は、ロー制度が正しいという前提には疑問が残った。

Posted byブクログ

2016/11/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

理論と実践、理論と現実、いつも乖離している感覚を持ちながらも、分かったフリをして議論をしていたり、思索していた。その不透明感が明るく開けた感覚を持てた。 所謂、経営学の世界に留まらず「命題」を掲げて様々な視点を提示してくれる。1つ1つの「命題」に引き込まれ、また、別な学問領域の用語は概念に触れる度に、ネットで周辺情報を検索し、理解を深めた。

Posted byブクログ

2016/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

経営学の戦略論、マーケティング理論は使えないのか?成功している会社は使っているのか?―これらの疑問に一定の答えを出しているのが本書。 社会科学としての経営論がどういう前提、思想に基づいているのか、本書を読むとよく分かります。 1周読んだ上で、経営学・マーケティングの専門書を読んだ後にもう一回読みたいなぁ

Posted byブクログ

2016/01/24

早稲田ビジネススクールの根来さんの最新の著作。後半より前半がこの本の肝だと思う。経営学という学問とビジネススクールの学生の興味の乖離は、ビジネススクールで教える「理論」とは何かを学生にしっかり教えていないから。理論とは何か、どう推論するか、どうモデル化するか、この技法をMBAの学...

早稲田ビジネススクールの根来さんの最新の著作。後半より前半がこの本の肝だと思う。経営学という学問とビジネススクールの学生の興味の乖離は、ビジネススクールで教える「理論」とは何かを学生にしっかり教えていないから。理論とは何か、どう推論するか、どうモデル化するか、この技法をMBAの学生に身につけてもらうことができたら、ビジネススクールが大学にある意味がより深まるし、学生が学ぶことも深みが出る。という訳で、MBAの皆さん、もしくはビジネスの理論を学びたい皆さんにお勧めの一冊。

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2015/12/28

経営学的なテーマが大半を占めているし、 それはそれで興味深かったが、 個人的にはその前提となるpart1までの部分が非常に参考になった。 帯に書いてある「仮説の精度を高めるポイントを集大成」とかいてあるが、 このpart1だけでも価値があると感じた。 ※part2以降も実例含め...

経営学的なテーマが大半を占めているし、 それはそれで興味深かったが、 個人的にはその前提となるpart1までの部分が非常に参考になった。 帯に書いてある「仮説の精度を高めるポイントを集大成」とかいてあるが、 このpart1だけでも価値があると感じた。 ※part2以降も実例含めて面白いが、個人的にはこの前提となるpart1に関わるパートがあるからこそ納得感が増した 経営というところに関わらなくても、ビジネスとして「分析」に関わる人は一度読んで確認しておいてもよいと思う。

Posted byブクログ